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盛りだくさん✴︎遊学日記week18@Chiapas / Mérida, México

爪の甘さにひやりとし、悩まされながらも、楽しむ日々!

8/12 荷物総量20kgでも3kmは歩ける

朝5:30にチアパス州、州都 Tuxtla Gutiérrez のバスターミナルにに到着。外は明るくなりかけていたけど、一旦バスターミナルで荷物を抱えて1時間ほど就寝。
ホテルまでタクシーで行くか(高い)、combi(ミニバンローカルバス)で行くか(安い、ルートがわからない、荷物多いから迷惑)、徒歩で行くか(無料、自分の体力次第)、迷った末に選ばれたのは徒歩でした!ホステルまで3km、40分弱。3km歩けるのか一度確かめてみたかったし、朝で気温もそこまで高くないのでいざ出発。結構余裕でたどり着いた。

途中で安くていい宿に出会うかもしれないと思って、有力候補も事前予約はしてなかった。結局うろうろして安宿を探すのも面倒になって、目をつけていた宿へ。受付で支払うよりも、Booking.com経由で予約して支払った方が安かったので予約。600円お得になった。1泊1350円。タオル無料貸し出し、綺麗、お湯が適度な水圧で出る、ミネラルウォーター常備、Wi-Fiさくさく。たまたま4人部屋のドミトリーを一人占めできたので、なおさらよかった。

🔗泊まったホステル

ここに滞在するのは3日間。つきっきりで案内してくれるのが、Oaxaca でオンライン通信でお話しさせていただいたコミュニティのメンバーの Charly 。会ったこともないし、2日前くらいに「明後日から3日間行きます!」と連絡したのに、仕事をストップして丸々3日間わたしに費やしてくれた。専属警備員/ガイドと冗談半分で言っていたけど、本当にメキシコについて詳しくて Chiapas にもっと長く滞在したくなった。

10時にホステルに迎えに来てくれると言っていて、きっかり10時にやってきた。メキシコ人の感覚に慣れすぎて、その時点では出発準備を終えてなく5分くらい待たせてしまった。わたし、メキシコに適応している。
とりあえず市場!チアパス名物 pozol をいただく。市場で飲むのは味が断然違うんだよ、と彼はいう。そこまで格段な違いを感じることはなかったけど、市場ではpozol とセットのおつまみが出てきた。

生地も売ってる
マンゴーとチリソース/ピーナッツとチリパウダー/サトウキビ砂糖
カカオのドリンク、pozol

さて、本来はバスターミナルで寝ている場合でも、ホステルの綺麗さにうっとりしている場合でもなく、プレゼンの準備をしなきゃいけなかった。

Charly の母校のUniversidad de Ciencias y Artes de Chiapas/UNICACH でミニお話し会をさせていただけることになっていたのだ。2日前に言われて、やります!とは言ったけど、この前話したトウモロコシの話をメキシコ人相手にしても面白くないかなと思い、新しく資料を作り直していた。プレゼン資料は8割のまま大学に着き、1時間ほどでどうにか仕上げた。
メキシコに来て3ヶ月半、異なる地域でメキシコ人のお宅に滞在させていただいた。「日本人のわたしから見たメキシコ人の食卓」を伝えたく、それぞれの場所でのわたしの気づきを淡々と話した。たどたどしいスペイン語だったのと、彼らにとって当たり前すぎたのか、そこまで大きな反応はなく少し落ち込む。
義務だったのかわからないが対面で30人強の人に話を聞いてもらえたのと、UNICACHで働く日本人の先生とお話しかつ相談ができたのがいい時間だった。

もっと写真や記録の質と量をあげたい。資料をつくってていろいろ不足してるなと感じた。

校内掲示板にわたし

夜に行った教会が今までのとは文脈が違ってとてもおもしろかった。

一般的な教会だと、真ん中に大きな廊下(身廊)が通り、その奥には十字にかけられたキリストがいる。人々が祈りを捧げる椅子は身廊の両脇に整然と並んでいる。教会にもよるが、ステンドグラスや彫刻などで華やかに彩られているものが多い。

この教会で奥に飾られているのはグアダルーペ/Guadalupe。
そして椅子は中心に向かって同心円上に並んでいる。そして内装はピンクと黄色を基調としたまっさらな壁。非常にモダンというか、今まで訪れた教会とは建築様式が異なりびっくりした。メキシコにはメキシコシティ、グアダラハラ、チアパスの3つの地域にしか存在しない。メキシコシティの教会(Basílica de Santa María de Guadalupe)が一番大きく、グアダルーペ出現の日12月12日には多くの人が訪れる。2023年には13,700,000人もの人が一日に訪れたらしい。

・メキシコで生まれ、ラテンアメリカ全土に広まったカトリック教会公式の聖母
・黒髪で、肌の色は褐色
・メキシコの原住民インディヘナの聖母として現れたとされている

Guadalupeについて

🔗Parroquia de Nuestra Señora de Guadalupe/教会

8/13 バックパッカー沈没のまち

バックパッカーが沈没しがちなまちとして有名な、サンクリストバルデラスカサス/San Cristobal de Las Casas。

630円のミニバンに乗って出発。道中の景色が綺麗だから、と言われ乗り物ですぐ寝てしまうわたしは外の景色を見ていた。たしかにチアパス州の自然の豊かさを感じる景色だった。山に少し雲が被る景色が、自然の変化を感じられて好きだ。

着いた。外は天気が良く暑いのかと思ったら、開いたバスの扉から入り込んでくる風がひんやりしている。高地にあるため日中は22度までしか上がらず、朝晩は13度まで冷え込む。

市場巡り!!

🔗Mercado de dulces y artesanías/お菓子と民芸品の市場、こじんまり

🔗Mercado de artesanías de Santo Domingo/民芸品の市場、大きい

🔗Mercado Viejo/食料品や日用品の市場、ものすごく大きい

Mercado Viejo の地元のお母さんが営むようなカウンターの食堂でお昼のスープをいただく。優しい味で美味しい。そして550円とメキシコにしては安い!!

クーラーボックスの中はあったかいトルティーヤ
優しい味!

Mercado Viejo でさんざん歩き回ったあと、街ぶらをした。とくに観光名所の教会に足を運ぶわけでもなくひたすら行きたい方向に向かって歩く。帰りは確実に帰れるようにADOのバスを予約して、カフェに入って少し休憩してまた街ぶらをしてバスに乗って帰宅。

🔗夜の民芸品のマーケットをやっている広場

流石に歩きすぎて足が痛くてバスで寝れない。筋肉痛が当日に来るなんて若い。そしてなんと、Tuxtla Gutiérrez のバスターミナルに22:30についてそこから30分弱歩くという。早く帰りたい一心で早歩きで乗り切った。夜にこうやって歩けるのも現地人かつ男である Charly がいるから。ありがとう。そしてきっと彼もめっちゃ疲れただろう。わたしをホステルまで送ってからまた歩いて自分のお家まで帰るんだもの。ありがとう。

8/14 学費回収

朝一番の予定はMérida行きのバスチケットを買うこと。
Charly と出会ってトップ3に入る、知れてよかったことはADOのバスがメキシコの学生証があると半額になること。今まで知らずに楽だからオンラインで予約していた。語学学校学費回収チャンス!!メリダまでは13時間のバス移動。半日のバス移動は初めてなので、半額になるならADO gl というちょっと高級車に乗ろうと思ったらそれは学割が効かないらしい。大人しく普通のバスを予約した。
12000円くらいするバス代が6000円になるのだ。激アツ。予約する時は基本的に通路側を選ぶ。トイレに行きたくなるし、2連で空いている時は隣座るなっていう圧になると勝手に信じている。そして通路側の方が窓側の人が体格のでかい人でも通路にはみ出せるから。

さて12時に1食目の巨大ケサディーヤ/quesadillaを食べる。キャベツの酢漬け、玉ねぎの酢漬け、ライム、トマトベースであまり辛くないサルサ、唐辛子(よくハバネロ)ベースで辛いサルサをお好みでトッピングして齧り付く。メキシコの市場でよく目にするのは自分の店にないメニューを頼まれても客を追い出すことなく、他の露店からもらうこと。よく隣同士の店主がやりとりしているのを見かける。当たり前だから対してこそこそすることもなく。

続いての予定。月曜日に行った大学の日本語専攻クラスへ潜入。日本人の先生にわたしを紹介してくれるだけかと思ったら20分くらい自己紹介と質問タイムをいただいた。びっくり。UNICACHで日本語専攻ができたのは1年前。生徒らが懇願して開講されたらしい。なんだか嬉しい。日本語で一番難しいのは「漢字」らしい。「わたしも漢字は苦手〜」という本音を漏らしてお別れした。

Tuxtla Gutiérrez の日本人のコミュニティはかなり強い。人数が少ないことも理由かもしれないが、お互いが助け合って暮らしている。日本語専攻クラスの先生に夕飯をご馳走になり、メリダに行くがローカルの人のお家に出会えず困っているという話をしたら、翌日、知り合いに聞いてくださったという。結局バケーション中で受け入れは難しいとのことだったのだが、まさかそこまでしてくださるとは思わず頭が上がらない。この旅でいただいたあらゆる優しさは、こつこつと返していく。

お米が上下左右どこに盛られても気にならなくなってきた

13時間バスの旅!Charly はりんごと洋梨しか持たず何もいらないというわたしに、チョコチップクッキーを買ってくれた。わたしひもじすぎる。着圧ソックスを仕込み、羽織るシャツとウルトラライトダウンとウィンドブレーカーを持つ。準備万端。宿探しはバスでする、と思ったら Hostel World と Booking.com の値段を比較しているうちに眠くなって寝てしまった。

チアパスは田舎にもっとおもろいことが転がっているので、また絶対に戻ってくる!!

夜のマリンバ公園で生演奏に合わせて自然に人々が踊りだすのがメキシコ!

8/15 にらめっこ

9時くらいになってようやくしっかり目を覚まし朝ごはんを食べ、宿探しを始める。Booking.com.,  Google Map, Hostel World の値段とレビューとにらめっこしているうちにバスターミナルに着いた。

①安い、エアコンがない、女性専用ドミ(1750円くらい)
②安い、朝ごはんが質素、混合ドミ(1750円くらい)
③若干高いけど綺麗そうだし、アクティビティがあるキラキラ系、女性専用ドミ(2500円くらい)

ホステル候補

・評価は8/10以上のから見始める
・安い順に並べる
・女性ドミがあって値段がそこまで変わらないなら女性ドミを選ぶ
・Booking.com., Google Map, Hostel Worldの3つを比較する

ホステル探しの基本

暑いと噂のメリダでエアコンなしは考えられないなと思ったので、②を選んだ。嫌だったら1日で出ていくつもりで。宿の最終決定をしている間に豪雨が降り出した。1時間バスターミナルでぼーっとして小雨になって外に出る。

海??(メキシコは排水機能が弱いので大雨の後は基本これ)

宿に着いた。結構綺麗だし、プールが大きい。そして日本人に出会う。ザ・旅人感のない日本人の方だったので大丈夫そうだと思う(旅慣れしてるとありえないところにも泊まりそうだから)。

🔗Casona la Garra Charrua(1泊1750円)

世界の国々で自分でアタックしてクラブチームに入ってサッカーをしている日本人。今までアジア、ヨーロッパでサッカーをしていたが、中南米でサッカーをしてみたいと思ったらしい。倹約家かつ観光に一切興味がない彼は、日中はホステルで家業の手伝い、サッカーチームのリサーチ/連絡、ぼーっとする、トレーニング。夜にランニング兼決まったスーパーへ買い出しに出かけ、鶏肉を焼いて食べるという。
コーヒーを入れてくださり、彼のサッカーの話やわたしの海外旅の話をした。そしたらいろいろ聞かせてくれたお礼に夜ご飯奢るよ、と夜ご飯に連れて行ってくれるという。彼の珍しい外食なので、ホステルの方におすすめのローカルなお店を教わり向かう。ユカタン定番メニューをいただいた。トルティーヤもサルサも全部初めてだったらしい。帰りにさらに北の方へお散歩をして帰宅。

ごちそうさまでした!

メリダは治安がいいと言われているけど、広場や大きな公園がある栄えたエリア以外の道は人通りも少なくて、一人ではあまり歩きたくないなと思った。

8/16 雨から逃げて

前日メリダの新たな滞在先リサーチができなかったため、朝ごはんを食べて、滞在先探し、今後の予定を考える。

朝ごはんはセルフサービス、質素じゃないやないかい!
パン/シリアル/フルーツ/コーヒー/紅茶/牛乳

・地域を入力
・女性
・Verified/認証されて緑のバッジがついている
・レビューが10件以上ある
・数日以内にアプリにログインしている
↓(見つからなかったら)
・女性の指定は外して、夫婦もしくはカップルで暮らしているお家を探す

慣れないCouchSurfingの使い方

危ないことがあっても自己責任なので、男性一人がホストのところには連絡しなかった。危ないと言われているのは男性一人がホストで女性からのレビューしかない人。出会い系アプリのように使っている人がよくいる。
とりあえず見つけた旅好き女性のホスト、パナマ人カップルのホストに連絡のメッセージをいれた。連絡が帰ってこないことが多いので、CouchSurfingで滞在先を探す時はもっとたくさんメッセージを送るらしいが、出会えなかったので、どちらかにかける。

30分くらいして、カップルのホストから返信が来た。「日曜日に家に帰るから、日曜日の夕方からならどうぞ」とのこと。運がいい。
メリダの滞在先を失ってから必死にいろんなところを当たっていたが、その間にここまでそこで暮らす人と共に過ごすことにこだわるのかわからなくなってきて、もやもやしていた。もっと強い思いがあるならもう少し計画的に動け自分と思ったり、海外で自炊をする自分、というのもなんだかおもしろい対象だなと思ったり、他にもいろいろ。

もう12:30。とりあえずバケツを借りて手洗いで洗濯物をしてお日様の下に干す。

どこにも行かないのももったいないし、日曜日までの食糧調達をかねて市場に出かける。
メリダは早くて15:00遅くて17:00ごろに豪雨が降る。13:00ごろに洗濯物を終え、雨が降りそうな時間までのタイムリミットが2時間。歩いて5分の食堂が多そうな市場と、歩いて15分の中心地にあるまちで一番大きい市場に行くことにする。
歩いて5分の市場は完全閉店。聞くと7:00-13:00までらしい。暑いから早々に閉まるのか。
歩いて15分の市場はメインの建物内は完全閉店。スーパーで買うしかないかなと思っていたら、奥の方に進むとおばあちゃんが出店形式で野菜を売り出し、さらに奥に進むとお店を構えた八百屋さんがでてきた。

🔗メリダの市場

・明日早朝出発でホステルで朝ごはんたべらないから/非常食バナナ:5個
・大きいフルーツというより野菜の立ち位置のバナナ(plátano macho/プラ他のマッチョ):1本
・ライム:大きいの1個
:合わせて220円
・カブっぽい野菜(chayote/ハヤトウリ):2個で175円
・アボカド:巨大1個85円
・マンゴー:1個で130円
・トマト:小さめ1個で45円

買ったもの

大体価格帯がどこも一緒なので、新鮮そう、今日食べれそうという基準で買った。
ぐるぐる歩いていたら、ホステルに着いたのは16:00だった。幸い雨は降らず。ただ日差しの強いタイミングを逃し、洗濯物はまだ乾いていない。

なんとホステルは油は自分で買って使うスタイルだった。そして少し残っていそうな塩も固まっていそう。油、塩なし、素材を切って焼くだけシンプルご飯。

彩カンペキ

8/17 特大観光day

今日はユカタン半島名物 Chichen Itza へ。朝イチで行かないと混むかつ暑いらしいので、7:00発のバスを狙う。

🔗宿から歩いて15分のADOのバスターミナル

6:30にバスターミナルに到着。カウンターは朝だから2つしか空いていないが列は結構長い。とりあえず並ぶ。最悪の場合オンラインで定価でチケットを取ろうと思い調べるも、7:00発のバスが見当たらない。そして翌日日曜日の便を見ると一番早い便が6:30とかそのくらいだった。そしてターミナルの電光掲示板にも Chichen Itza 7:00 発の文字がない。次の便は9時。絶望しながら自分の番が回ってきた。
「あと5分で発車するよ!急いで!」
やっぱりあったー!5分前にカウンターの番が巡ってきたのついてる!と思い急いで支払いを完了させバスへ。寝て、バナナを食べ、到着。

語学学校の学生証に感謝をしながら無料で入場し、設営準備中の簡易お土産屋さんを横目に歩いているとピラミッドが現れた。
ChatGPTにガイドを任せ、各名所を訪れる。日向はかなり暑く、出来る限り日陰を歩く。歩いていた方が風を感じて涼しいという限界モード。一人行動なので、好きなところに好きなだけ時間をかけられて楽しい。

この崩れ具合がたまらん

3時間くらいぐるーっと回って、出口を出て、持っていた洋梨と買った水でエナジーチャージ。お店のおじさんに次目指す土地 バヤドリド/Valladolid までのバスはいつ来るか聞いたら、30分に1本くらいくるから来たら呼んであげると言われた。
無事バスに乗れて、1時間くらい景色を見たり寝たりして到着。心配性なわたしは帰宅のバスを予約した。「予約しないバス乗れそうですかね?」に対する「このシーズンは混んでるからね」にやられた。多分普通に乗れたし途中停車駅は多いけど30分ごとに発車してるから全然乗れた。しかも夜遅くにメリダに戻るのが嫌で、15:00の便を取った、わたしが使える時間は2時間。
とりあえず セノーテ/cenote デビューを果たしに、まちなかにある500円ちょっとで入れるセノーテへ。

・ユカタン半島はサンゴ礁から形成された石灰岩の地層で出来ている
・雨水により石灰岩が少しづつ浸食され、小さな空洞が出来る。
・侵食が進むと小さな空洞は互いに繋がり、やがて巨大な地下空洞となっていく
・その後氷河期の終わりと共に海水面が上昇し、更に浸透した雨水が溜まり、地下空洞が水没する
・天井の陥没により地表に現れたのがセノーテ
・この過程には何千万年以上の年月がかかっている
・セノーテに沈んでいるものは水が溜まっていなかった大昔の時代のものから、水が溜まった少し後ではあるが昔の時代のものまで様々
・古代マヤの時代よりこの生活用水となる川の存在しないメキシコのユカタン地域に生活する人々の貴重な水源として利用されてきた

cenote とは
https://www.watersportscancun4.com/contact-1

ものすごく気持ちよかった!荷物置く場所をしくじって、飛び込み台から入水した。思ったより高くて、一人でぎゃぁと叫びながら着水。そのあとは無料で借りれる救命胴衣を着てぷかぷか。
外から入り込む光、上から落ちてくる滝のような水、みんなの幸せそうな顔。虹まで見れて大満足。だいぶのんびりして、まちぶらやごはんを食べる時間もなくバス停へ。

ハッピー!

帰宅後、昨日とは少しメニューが変わるも、「素材の味」は変わらない。塩が実は固まっていなかったことが大発見で、chayoteを茹でてライムを絞って塩をかけて食べたのが格別に美味しかった。
メキシコに来てからわたしが作るごはんは、和食風ななにかか、野菜を生/焼く/茹でるかして醤油/ライムと塩と一緒に食べるもの。十分な調味料や材料がないこと、ロスは出来る限りだしたくない、野菜の味が濃くておいしい、というのが理由。3つ目は言い訳がましいがかなり本当で、ニンジンのフレッシュジュースなんかは砂糖を入れなくてもニンジンの甘味が感じられてとてもおいしい。他にもあまり手を加えない方がおいしくて、いつのまにか「素朴ごはん」が誕生している。たまに少し時間をかけて作る時間ももちろん好き。

8/18 新たなお家との出会い

朝日の力を信じて前日宿についてから洗濯物をした。11時のチェックアウトまでに乾いてパッキングが終わることを信じて。無事ミッションクリア。荷物を置いてまちなかへ。今日は博物館を巡る。

残りのアボカドとバナナで華やかに

まず中心部から少し外れた韓国系移民についての博物館へ。日差しが強い中できるかぎり日陰を30分ほど歩いてたどり着いたら閉館していた。Google Mapだと営業中なのに。あとから確認したら facebook で改装工事中でいつ再開するかわからないとのことだった。

🔗MUSEO CONMEMORATIVO DE LA INMIGRACIÓN COREANA

悲しみながら15分ほど歩いて中心部へ。とりあえず涼みに無料の博物館へ。
常設展示の Montejo の家の内装ももちろんおもしろかったのだが、写真家 Graciela Iturbide の企画展示に引き込まれた。少し不気味で変わった作風の彼女だが、彼女が撮る目の合わない、顔をはっきりと見せない人々になんだか力をもらった。

🔗Museo Casa Montejo

北の方にあるマヤ文明に関する博物館へ。さすがに歩いてはいけないので、Va y Ven というバスを使う。ありがたいことにホステルの日本人がもう使わないからと一回も使っていないカードをくださった。スーパーとかで買って、チャージできるカードらしい。一回乗ると$12(100円ちょっと)。運転手入れ替わりのタイミングだったのかなかなか発車せず、疲れて少し寝てしまった。バスが動き始める。北へ進むにつれて道が平坦になり、背の高い建物が増えていく。商業施設の大きさがみるみる大きくなっていく。メリダは南が昔からの地区で、北がモダンな地区なのだ。博物館に着くタイミングで豪雨が降り出し、バス停で少しおさまるまで雨宿り。それでもズボンの裾は濡れる。
博物館はボリューミー、楽しい仕掛けもたくさんあった。

美しい
わたしの生年月日をマヤ暦で書くと

🔗Gran Museo del Mundo Maya

本当はこの博物館の近くのコストコの裏に小さなセノーテがあるのだけれど、あまりに疲れていて忘れてそのままバスに乗って南へ帰宅。なんかがんばったなと思って、お昼ご飯を外で食べた。早い、美味しい、安くはなく普通の値段。こうやっていつも値段を気にしてどぎまぎしてしまうので、お金を稼ぐって大切だなと思った。そして家族旅行で思う存分贅沢なごはんを食べていたことをありがたく思う。

ホステルに戻り、重たいバックパックを背負い、CouchSurfing受け入れ先へ。
どきどきしていたのだが、彼ら自身が昔から海外に行くときにCouchSurfingを使っていて、今もいろんな形で人々を受け入れているので、他人と生活することに慣れていそうだった。エアコン付きの個室。調味料や冷蔵庫のものも使っていいとのこと。
21:00ごろにこれから友人宅のパーティー行くけど来る?とお誘いを受けたが暑さでちょっと参っていたのでお家でゆっくりしますと言って早めに就寝。彼らが帰宅したのは4:30ごろ。もし行ってたら途中で寝てたな。


盛りだくさんな1週間だった。
それぞれの場所でやり残したことがたくさんある。また戻ってくる理由になるからと思いつつ、寂しさと悔しさは残る。

@Centro de Textiles del Mundo Maya, San Cristobal de Las Casas

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