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「スパーっと!煙の中の経済劇場!たばこ税と日本の未来」

みなさん、おはようございます!CFP.はやぶさです!
今日は煙草についてのお話です。

僕は喫煙者ではないですが、
【たばこ税】の始まりや歴史を知ることで
あなたのタバコがいかに「高級品」になっているか、
その背景について解説していこうと思います。

【たばこ税の歴史を紐解こう!】

1. たばこ税の創設と変遷

昭和60年(1985年)日本では専売制度が廃止され、
新たにたばこ消費税が創設されました。
この変化は、日本のたばこ市場が
自由競争の時代に突入したことを意味していました。

そして昭和63年(1988年)には消費税法の施行に伴い、
税の名称が「たばこ消費税」から「たばこ税」に変更。
この名前の変更は単なる表面的なものではなく、
たばこに対する国の姿勢の変化を象徴していたのです。

2. たばこ特別税の創設

平成の時代に入ると、平成10年(1998年)には
たばこ特別税が創設されました。
これは国鉄清算事業団の債務返済のための措置でした。
たばこ税が単なる消費課税を超え、
国家財政の重要な柱となっていく様子が見て取れます。

3. 税率の変遷

たばこ税の税率は時代と共に変動してきました。
特に注目すべきは、平成30年度(2018年)の税制改正です。
ここで消費税の軽減税率制度の導入に伴い、
たばこ税の税率が引き上げられました。

税収の安定化を目的としたこの措置は、
政府のたばこに対する戦略的なアプローチを示しています。

4. たばこ税収の安定性

近年、紙巻たばこの販売数量は減少傾向にありますが
税率の引き上げにより、たばこ税収は比較的安定しています。
これは消費者の喫煙習慣の変化にも関わらず、
税収が維持されていることを示しており、
税政策の効果を反映しています。

5. 防衛力強化のための税制措置

現代に目を向けると、岸田内閣は防衛力を強化する方針を固めており、
その財源の一部として、所得税、法人税、
そしてたばこ税の増税を計画しています。

この動きは、たばこ税が国の重要な財源としての役割を
更に強化することを意味しており、これからの日本の税制において、
たばこ税が担う役割はより一層重要になることが予想されます。

たばこ税は単に嗜好品に課される税金以上の意味を持っています。
それは日本の政治、経済、さらには社会文化にまで
影響を与えてきた歴史があるのです。

【現代のたばこ税と煙草の豆知識】

さて2022年10月の税率引き上げで、
タバコの販売価格の約6割が税金だという事実には、
多くの人が驚いたでしょう。
でも、種類によって税率が異なるのも面白いポイントです。

例えば、
紙巻きタバコは、細かく刻まれた葉を紙で巻いたもの。
電子タバコはリキッドを電気で加熱して蒸気を吸うスタイル。
加熱式タバコは専用の道具で葉を加熱して煙を楽しむわけです。

ここで豆知識!

葉巻タバコは3つの部分(フィラー、バインダー、ラッパー)で
味が異なり、水パイプタバコは水を使って喫煙する大がかりなもの。
さらに自分で巻く手巻きタバコはコストが安く、
無煙タバコは直接味や香りを楽しむタイプ。
加熱式や電子タバコは、最近の注目されている喫煙方法です。


まとめ

非喫煙者としてはあまり馴染みのない話題でしたが
実はたばこの税金が国の借金を返済していたりと、
自分たちに全く関係のない話ではないみたいです!

皆さんどう思いますか?

税金が高いことで、
喫煙者はどんどん減っているという話もありますが、
一方で税収は国の財政に不可欠。

複雑な問題ですよね。
私たちは「煙りの中のお金」について、
もっと考えてみる必要があるのかもしれませんね。

では!また次回の話題でお会いしましょう!

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引き続き皆さんに少しづつ、お金についての知識を
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