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個人的にここが好き!曲紹介

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私が演奏する曲の中で、個人的な見どころを皆さんに紹介したい!と思い、書いています。コントラバス要素強めです。
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#解説

個人的にここが好き!ドヴォルザーク♪交響曲第7番

個人的にここが好き!ドヴォルザーク♪交響曲第7番

昨年演奏した曲でドヴォルザークの6、8、9番に比べると個性的な曲に最初は戸惑いながらも弾けば弾くほど好きになる!そんな名曲を紹介します。

交響曲第8番の解説

交響曲第9番の解説

○ドヴォルザークとは
今までも解説は入れてきたので軽めにしますが、
旅館の息子、肉屋で修行、鉄オタ、ブラームス好き、国民学派
こんなところでしょうか。(ほかにもいろいろあると思う)

○交響曲第7番
この曲は1884

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個人的にここが好き!ムソルグスキー♪展覧会の絵

個人的にここが好き!ムソルグスキー♪展覧会の絵

今回は冒頭のプロムナード でとても有名、そしてテレビ『ナニコレ珍百景』でおなじみのあの曲です。

今回の参考図書は音楽之友社出版 ミニチュア・スコア OGT-0221 ●ムソルグスキー(ラヴェル編曲) 展覧会の絵です。

○ムソルグスキーとは
モデスト・ペトロヴィッチ・ムソルグスキーは1839年から1831年に生きた作曲家で、ロマン派の中でも後期・国民楽派に属する作曲家です。
ロシア五人組(民族派

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個人的にここが好き!ラヴェル♪管弦楽のための舞踏詩《ラ・ヴァルス》

今回は吹奏楽・天野正道編曲版で初演奏するラ・ヴァルスについてみていきたいと思います。
この曲は非常に難しく苦戦しているのですが、この曲の生い立ちだけでも見て少しでも好きになれればと思います。

今回参考にしたのは全音楽譜出版社出版の『ゼンオンスコア ラヴェル:ラ・ヴァルス』です。

○モーリス・ラヴェル
1875-1937年までフランスで生きた作曲家で、20世紀音楽・近現代音楽に分類される作曲家で

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個人的にここが好き!チャイコフスキー♪交響曲第5番

個人的にここが好き!チャイコフスキー♪交響曲第5番

今回は音楽之友社出版ミニチュアスコアを参考しました。

交響曲第6番《悲愴》はこちらから

○ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
1840年5月7日生まれのロシアの作曲家です。ロマン派の区分では後期の国民学派に属します。

○なぜチャイコフスキーは惹き込まれる魅力があるのか
チャイコフスキーが世界中で絶大な人気がある理由として「心理的な音楽」という点があります。

モーツァルトなどそれまでの作

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個人的にここが好き!ベートーヴェン♪交響曲第6番《田園》

個人的にここが好き!ベートーヴェン♪交響曲第6番《田園》

今回はベートーヴェン作曲の交響曲第6番《田園》を紹介します。
コントラバス的には指がヤケドする曲ですね。(雷のシーン)
○ベートーヴェン
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンは1770年12月16日ごろ生まれです。

偉大なドイツの作曲家であり指揮者、ピアニストです。
分類上は、ウィーンで活躍したため「ウィーン古典派」になります。

彼の作品は古典派音楽の集大成かつロマン派音楽の先駆けとされ、後世

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個人的にここが好き!シューマン♪交響曲第3番

個人的にここが好き!シューマン♪交響曲第3番

今回は交響曲第3番です。シューマンの曲は初めて弾きました。クラリネットの方が言ってましたが、めちゃくちゃ忙しい(休みがほとんどない)曲だそうです。
弦も交響曲は第3番に限らずよく刻ませられるとのことで大変な曲の作曲家という印象です。
(今回この曲に対してアゲアゲ記事を書けないのがもどかしいですと先に言っておきます。まあまあ好きな曲なんですけどね。(笑))

○ロベルト・アレクサンダー・シューマン

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個人的にここが好き!ブラームス♪交響曲第2番

個人的にここが好き!ブラームス♪交響曲第2番

今回は「ブラ2」の愛称で親しまれている交響曲第2番を取り上げたいと思います。

ブラームスの中で全4曲ある中の2番目の交響曲は1877年に作曲されました。交響曲第1番は壮大でやや暗めな感じ(c-moll)ですが、それとは対照的に明るく重厚な感じ(D-dur)が出ています。

○ヨハネス・ブラームス
1833年ドイツ生まれ。
後期ロマン派に属します。
シューマン一家と仲がよく、一回り年上のブルックナ

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個人的にここが好き♪ベートーヴェン♪交響曲第5番

個人的にここが好き♪ベートーヴェン♪交響曲第5番

ベートーヴェン作曲の交響曲第5番は1808年に初演された曲です。
絶対音楽とも言われますが、厳密には理念を表現する交響曲「性格的交響曲」(表題音楽ではない)の分類になります。
作曲に際し、様々な特徴を取り入れた画期的な曲です。
世界中で人気の曲でオマージュがたくさんあります。
日本では『運命』と愛称がつけられています。

○ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンとは              ウィー

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