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個人的にここが好き♪ベートーヴェン♪交響曲第5番

ベートーヴェン作曲の交響曲第5番は1808年に初演された曲です。
絶対音楽とも言われますが、厳密には理念を表現する交響曲「性格的交響曲」(表題音楽ではない)の分類になります。
作曲に際し、様々な特徴を取り入れた画期的な曲です。
世界中で人気の曲でオマージュがたくさんあります。
日本では『運命』と愛称がつけられています。

○ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンとは              ウィーン古典派の代表的作曲家3人のうちの一人です。他は、ハイドン、W.A.モーツァルトです。

時代区分

○ベートーヴェンの有名な曲
第九や 《田園》、のだめでおなじみのベト7を始めとした交響曲や《皇帝》で有名なピアノ協奏曲のほかに、《月光》などのピアノソナタ、《春》などのヴァイオリンソナタ、3大コンチェルトのひとつであるヴァイオリン協奏曲、合唱幻想曲・サ・ソレムニスなど、さまざまなところで有名な曲があります。
合奏幻想曲はオーケストラ+ピアノ+合唱が一緒の舞台で演奏される大きい作品です!
とっても楽しい曲でまたやりたいですね

○交響曲第5番
この曲は年にウィーンで作曲されました。
この曲の特徴として
1.冒頭の動機が最初から最後まであること。
2.3楽章から4楽章の間がattacaであること。
3.ピッコロ、コントラファゴット、トロンボーンを採用したこと。
4.「暗から明へ」のイメージに基づいていること(フィナーレへの志向性)

初演では失敗に終わったが、その後から評価が高まり、当時から「傑作」と呼ばれていて先述の「暗から明へ」のドラマティックな楽曲構成は後世の作曲家の模範とされていました。
傑作すぎて1977年にNASAが打ち上げたボイジャー1号とボイジャー2号には、宇宙人へのプレゼントとして銅製のレコード(ボイジャーのゴールデンレコード)が積み込まれていて、その中にも1楽章が収録されています。


○『運命』の愛称はどこからきている?
ベートーヴェンの晩年の秘書であるアントン・フェリックス・シンドラーの『ベートーヴェン伝』に由来しています。
ただ、シンドラーは捏造で有名みたいです。こんな本まで。

あのテーマは結局なんなのか?
一つの説として「運命は戸をたたく」byシンドラー
もうひとつは「キアオジという鳥の鳴き声から着想を得た」by弟子のツェルニー
真偽はわかりませんが。

○個人的コントラバスが難しいところベスト3
この曲はプロオケのオーディションにも使われるくらいいろんな意味でメジャーな曲です。
コントラバス的にはおいしい?(難しい)曲です。

3位 2楽章
しんどいのはポジション移動ですね。実際は1拍ずつで返します。チェロとヴィオラがその前に似たことをやっていて、楽譜通りだったりでやっててすごいなフレンチ弓と思っています笑

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2位 2楽章
地味に難しいんです。とにかく弓節約しましょう。

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1位 3楽章全部
オーデション課題ですからそれはもう。

○個人的に好き
3楽章の終わりから4楽章冒頭
3楽章の終わりから4楽章へattaca(ふつうなら一度演奏をストップして新しい楽章を、仕切りなおして入るところを継ぎ目なく演奏すること)のあの部分が好きで、そこだけ聴き比べをしたことがあります。

4楽章全体
この曲、4楽章が全体的に好きです。
全体的にしっかり弾ける初心者でも弾きやすい曲なのですが、特に4楽章が大きな音で弾きやすいという意味で好きです。
確かにところどころ難しいところはありますが、そこはいかにポジション移動を少なくできるかがポイントですね。

○おすすめ音源
音楽の授業で必ず取り上げられ、クラシックといったらこの曲ではないでしょうか。
例にも漏れず私も好きな曲で、まずはこれという感じですね。
おすすめ動画はアーノンクール指揮・ヨーロッパ室内管弦楽団の演奏です。

また、中学の音楽の時間に聴いた運命が今でも記憶に残っています。(大学の図書館に行けばEPであったのですが、過去ツイート(2017年)までさかのぼれなかったので紹介できませんでした…)

拙い文章ですがお読み頂きありがとうございます! 私の詳しくは https://t.co/c3ikR7p8Ht インスタ: https://www.instagram.com/cbyoshida/