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ねこの の あしあと

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自分に関する話だったり、好きなものの話だったり。
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#うちのこかわいい

一番上の猫の話

一番上の猫の話

ねこの家には4匹の猫が居る。全員血は繋がっておらず、種類も色も柄もバラバラ。

末猫はヤンキーならぬニャンキーだし、3番目の猫はわたしにデレデレ。そして2番目の猫は甘えん坊で、人は好きだが自分以外の猫は少し苦手。

我が家の猫ながら、とても個性的である。それぞれの詳細については過去の記事をお読みいただけるととても嬉しい。

ふと、今まで一番上の猫の話だけしたことがなかったことに気付いた。
今回はう

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ヤンキー (猫) が鎧を外す時

ヤンキー (猫) が鎧を外す時

うちの末猫はヤンキーならぬニャンキーだ。

近くを通りかかった先輩猫たちにも人間たちにも「シャーーーッ!」とか「キャァアァアア!」とか「キェエエエェエ!」とか言ったりする。
言うだけじゃなく手も出す。鋭い爪を出したままパンチを繰り出してくるので、気付けば足が傷だらけになっていることも数知れず。

因みに、手足ではなく頭を差し出すと「お疲れ様です」と言わんばかりに彼女も頭を差し出しすりすりしてくれる

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モテ期

モテ期

最近モテ期が到来した。
相手は人間ではない。うちの猫である。

以前書いた通り、最近2番目が夜中に来ることが増えた。
2番目は夜中にわたしの胸の上で眠り、気が済むと自分の寝床 (※占領したわたしのベッド) に帰って行く。尚、わたしは床に敷いた布団で眠る。(「一日の終わりを君と共に。」参照)

そんな2番目、とうとうわたしに抱っこされながら眠るのを日課にすることに決めたらしい。
最近ずっとイラストを

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ヤンキー (猫) は型に嵌まるのか。

ヤンキー (猫) は型に嵌まるのか。

うちの4匹の猫たちのうち、一番歳若い末猫。
彼女は所謂『ヤンキー』のような猫だ。

先輩猫と目が合えば、すかさず「シャー!」と威嚇する。
先輩猫が近くを通れば襲い掛かる。
人間と目が合えば、すかさず「キャー!!」と叫ぶ (ニャーではなく本当に「キャー」と言う) 。
偶然にも彼女と同じ方向に進めば、後ろを歩くこちらを振り返って「キャー! ンナァアー!! ウワァアァア!!!」と文句を言う。

怖がりと

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大親友 (猫) との出会い

大親友 (猫) との出会い

うちの猫たちの中でわたしが一番仲良しなのは上から3番目だ。
誰が何と言おうと、3番目には一番好かれている自信がある。
わたしも3番目が大好きだ。

3番目が家族に加わった当時、わたしは別の場所で暮らしていた。家族から写真は届いていたので、新しく猫が来たことは知っていた。

「懐いてくれない。」
「抱っこはまだ難しいと思う。」

という風に聞いていたので、初めて3番目に会うことになった日は「きっとす

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Hero or Green-eyed monster ?

Hero or Green-eyed monster ?

ある日の朝、寝返りが打てずに苦しくて目を開いたら、胸の上に2番目の猫が箱座りをしていた。

「おはよ。どうしたの、朝からなんて珍しいじゃない。」

2番目に声を掛け、「ちょっと苦しいから退いて…」と彼女を退かして寝返りを打つ。
2番目は

「んなおおおおぉん」

と不満気に声を上げ、『どう考えても退かされたことに納得が行かない』と言わんばかりに唸り始めた。どうしてもわたしの上に登りたいらしく、右を

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