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大人へ絵本memo ~環境問題は大人が考えてよ・・・~

雷がなっている放課後に、歩道橋の階段の下に身を隠して怯えたことがある。ちょっとした台風が来た日でも電線が揺れるのを見ながら自然の怖さを感じた。けれどその時に、大変な環境の変化が身近に迫っているなんて

感じなかった。


教わらなかったし。


小・中学生の頃に環境の勉強をしたことがなかった。(記憶には)

だから高校生になって先生に

「世界はこれからやばいからなんとかしてよ。」

と言われ

え?そうなの?と思った。

そして


「大人がやることだろう。」

と思った。


なんで子どもに言うの?

意味わかんない

って。


大人が作ってきたんでしょ、この世界・・・


大人が子どもに言うってことが嫌だった。

大人は何していたのよって思ったから。


でもわたし・・・・


それ以上に


大人になると思っていなかったんだ。



年齢とかではなくて

意識が変わって

あっ、私大人なんだ

って想うときがくるとは思わなかった。

だから


「環境問題は大人が考えてよっ」て言っているうちに

大人になってしまった。



幼稚だったな自分。



今は身近に環境問題がある。

幼い頃からそれを知るって

大切だと実感している。


私は知っていたら何をしていただろう。

小さな命も大切にして

海に行ったら誰かの分もゴミを拾って

ハードスプレーで前髪を立ち上げるのをやめて

公園の木を切らないで下さいってお願いしていただろうか。


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『プラスチックのうみ 』
2020年 小学館
ミシェル・ロード (著) ジュリア・ブラットマン (イラスト)
川上 拓土 (訳)

日本語に翻訳したのは五年生の男の子だそうです。
彼のまっすぐな文章が事実を伝えて
イラストに衝撃を受ける。


これが絵本だからって

子どもに渡すんじゃなくて

大人が見なくてはいけない。

或いは一緒に。


私はもうとっくに大人。

けれど

あの時の先生のようには言わない。



「ごめんね。

大人が出来なかったんだ。

だから

これからの未来を一緒に作って欲しい。」


物語はいつの時代に良い物語が隠れているかわからない。
だから昔のものもたくさん読みたい。

だけれど科学や宇宙や生物や、こういった海洋汚染問題は、新しい刊行物から読んでいきたい。日々更新される情報があるし、現代の人を引きつけるようにアレンジされているから。

もしも幼い頃に読んだ図鑑や地理や歴史マンがなどがあったら引っ張り出してみよう。時代によって変化する人物像や環境への意識が読み取れる。物語や生命にはいつも環境が関わっているから。


ご覧いただきありがとうございます。


後日・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・
ねこさんが記事で紹介して下さいました💕⤵

研究肌のねこさんは、本や教育や暮らし方についてたくさん記事を書いていらっしゃいます。きいすさんが運営する本のまちでブックガイドもされています😍幼児から知育絵本や学習本まで幅広い街です。ぜひご覧下さい😌⤵


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