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*DAY1 始まりは長い1日 / 1月14日(Tue) ---2

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航空会社はスイスエアインターナショナル。機内は新しく、綺麗で清潔感がある。荷物を入れる棚のアクセントカラーがシャンパンゴールドで、上品で素敵なデザインだった。
私たちの座席は中央の4人席の2つ。横の2人分は空席だったので、お互いに席を立ちやすく、圧迫感もなく、過ごしやすい席でラッキーだった。ちなみに後ろの席も空いていたのでリクライニングもできた。とっても快適!

機内では最初にスナック菓子が配られた。軽いパンのような、サクッとした食感のクラッカーのようなもの。オリーブオイルと塩だけのような、とてもシンプルな味付け。そのシンプルさが飽きなくて、私はすごく好きだった。

さぁ、機内でのお楽しみ、映画タイム!私はまず宇宙映画の「アド・アストラ」を選んだ。前に宇宙映画「オデッセイ」を機内で見て、それがすごく良かったからか、機内で宇宙映画を見つけるとその感動を思い出して、つい見たくなってしまう。オデッセイ、宇宙映画にしては珍しくポジティブで笑える素敵な映画なんだよね。

スナックのあとには機内食が出て、私は和食をチョイス。メインは牛肉を卵でとじたもので、すき焼きのような感じだった。お蕎麦もついていて、更にはパンも配られたので、「炭水化物三昧!」と心の中で思っていた。
するとmamiさんが、「すごく炭水化物」と言った。
「うん、今私も思ってた。すごい炭水化物」

しっかりと炭水化物だな、と認識した上で、食べずに残す選択肢もあったはずだが、私はしっかり平らげた。パンはシンプルな味でおいしかったし、お蕎麦も久しぶりに食べたらおいしい。目の前に自分の量として出されると、口に運んでしまうのはもはや宿命かと思う。

「アド・アストラ」は淡々としていたので、食事を食べてから見たのもタイミングが悪く、ところどころ眠くなってしまいよく分からなかった。
よく分からないまま、全編終わった。
一回ちゃんと寝ることにしよう。機内もおやすみモードになっていて、照明が暗くなっていた。お手洗いが空いたタイミングで歯磨きをして、一旦寝ることにする。

しかしそうは言っても機内で熟睡するタイプではなく、1時間ほどで目が覚めた。短い睡眠でも頭はスッキリしたので、「マレフィセント2」「ダンスウィズミー」「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」 を続けて観賞した。「マレフィセント2」は、劇場公開が始まる前から見たいと思っていた作品。エル・ファニングの声が好きなので字幕で見たかったものの日本語は吹き替えしか選択がなく、仕方なく吹き替えで見ることに。ああ、エルファニングの声が聞きたかった……。エルファニング、衣装やヘアメイクで更に魅力が溢れ出ていて、本当に美しかった。

機内食のあと何時間かして、まだ機内が暗いおやすみモードのときにアイスが配られた。そのときはお腹がいっぱいでもらわなかったのだけど、そのあと何時間かしてお腹が空いて、あぁ食べとけばよかったかなと思った。大して動いてもいないのにお腹が空くのは何でだろうなぁ。

そして私は人よりのどが乾きやすく、意識していなくても1日2リットル以上は必ず飲む。なので機内で水分が足りなくなるんじゃないかと不安だったけど、客室乗務員の方がちょくちょくお水を持って回ってきてくれたので、本当に助かった。あんまり寝なかったので、おそらく座席を回ってくれたときの水サービスチャンスは逃していないはず。供給される分の水分はすべていただいた。本当にありがとうございます。


1時間ほど経っただろうか。軽食におにぎりとサンドイッチが配られて、私はサンドイッチを選んで食べた。お腹が空いていたので、特に具は覚えていないがとてもおいしく感じた。
そういえば食事の際お茶をもらいたいときに「tea」と言うと、「green tea or black tea?」と客室乗務員の方が聞いてくれるのだが、いつも後者の「black tea」を聞き取れずにいて、今まで本当は紅茶が欲しくてもgreen teaをもらっていた。だけど今回、「black」と言っていることが聞き取れて、(!)「black tea! 」と言えた。blackか、紅茶のことをそうやって言うんだなぁ。調べれば分かることだったが今まで調べたことがなく、現場で学んだ。これからはしっかり欲しい方を言うことができる。嬉しい!

最後にまた軽いご飯を食べた。(フライトの合計時間は13時間ちょっとだったが、本当によく食べる)結構ごはん出るな〜。食いしん坊精神と共に生きているので、お腹の空き具合は関係なく、基本的に目の前に出たものは口に入れてしまう。最後のメニューはりんごの入ったマカロニグラタン、根菜のサラダ、フルーツ。グラタンはりんごとホワイトソースがよく合っておいしかった。
過剰な食べ過ぎは注意したいけど、お腹がいっぱいでも「おいしい」を感じられることはいいことなのかもしれないな。


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