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私書―終末戦争に巻き込まれる前に

新NISAより、資産形成より
食料備蓄より、家庭菜園より
都知事選より、解散総選挙より
こっちが大切

今回の内容は、小・中・高校生時代の
大切な友人に宛てて書いた
手紙の内容です
(語尾や細かいニュアンスは変えてます)


エゼキエル戦争とそれに続く7年間の大患難時代

 今、中東を中心に起きていることは、聖書に記された「エゼキエル戦争」に発展しそうだと言われています。これは旧約聖書のエゼキエル書38,39章に記された戦争を指す言葉で、ロシア・イラン・トルコほか、スーダン・リビアなど同盟国が、イスラエルに攻め込むというもの。実は、この戦争が日本に与える影響は、経済的な損失以外は限定的と考えられます。

 ところが、これに続く7年間(正確には2,520日)は、人類がかつて目にしたことのないほどの患難に見舞われる時代で、これは地球上、どこに隠れても逃れることのできないと記されています。7年の最後には、有名なハルマゲドンの戦いもあるし。新・旧約聖書でもかなりのページを割いて描かれています。(例えば「ヨハネによる黙示録」では全22章中、6~19章がこの描写に当てられている) この厄災は、資産を金や不動産に変換、疫病予防のためワクチン接種、食料備蓄や家庭菜園程度で乗り切れるものではなさそうです。

世界はこの先どうなるか?

厄災を逃れる方法

 この7年間は「大患難時代(俗称)」と呼ばれ、聖書にはこれを回避する方法が記されています。その方法とは「福音を信じること」。「関係ないやん」と思われるかもしれんけど、これが大ありなのです。

 エゼキエル戦争と大患難時代は、イスラエルとその民族の歴史に大いに関係があって、イスラエルと人間全般に対する「神の怒り(裁き)」と呼ばれ、これが原因で引き起こされるからです。

 神の怒りの源は、2000年前、イスラエルがイスラエルのために遣わされたメシア(イエス・キリスト)を拒絶したこと(マタイ12章に詳細)。メシアを殺したことが、怒りの原因ではありません。この時、イスラエルがメシアを受け入れていたとしても、イエスは十字架に架かる必要がありました(人類の罪の贖いとして)。

 回避する方法について端的にまとめます。先ず、I.福音について、II.福音の肝であるメシアの復活とその根拠、III.復活が事実だとすると、イエス(または聖書)が語っている内容は事実なのではないか?ということで話を進めます。

I. 福音

3 私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書に書いてあるとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、 4 また、葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおりに、三日目によみがえられたこと、 5 また、ケファに現れ、それから十二弟子に現れたことです。 6 その後、キリストは五百人以上の兄弟たちに同時に現れました。その中にはすでに眠った人も何人かいますが、大多数は今なお生き残っています。

Iコリ 15:3-6

 福音の内容は、新約聖書のIコリントの手紙15:3-6に記されています。要約すると①イエス・キリストはボク等の罪の身代わりとして十字架に架かって死に(メシアの死)、②墓に葬られ(埋葬)、③三日目に復活し、今も生きている(メシアの復活)というもの。以上を事実として認めれば「神の怒り(裁き)」から救われます。

 救いの条件は「福音の内容を信じること」。その他には何も必要ありません。一生、クリスチャンとして、酒やたばこを止め、敬虔な生活を送る必要があるか? 日曜日は教会に行かなければならない? 教会やチャリティ活動に寄付や献金しなければならない? これらの問いに対する答えはすべて「NO」です。さらに、信じた後、誰か(例えば、牧師や神父)に報告する必要もありません。ただ、神に対して、福音を信じたことを祈りで告白することくらいは、やってもよいと思うので、祈りの方法だけ伝えておきます(リンクから飛べます)。ただ、これさえも、救いの条件には当たりません。

II. 復活

 イエスの復活した証拠は、幾つか、存在するので、ここで紹介します。
(1) 空の墓:イエスが埋葬されたはずの墓がもぬけの殻でした。これは、イエスの弟子たちも、敵であったユダヤ教の指導者たち、ローマ兵も確認している「事実」です。
(2) 目撃証言(当時の使徒や信者たち):復活したイエスに会った人は500人以上にのぼった。ただし目撃したのはイエスの弟子のみ。"その後、キリストは五百人以上の兄弟たちに同時に現れました。(Iコリ 15:6)"
※「復活を科学的に証明しろ」と言う人たちもいますが、歴史的事象は科学的事象のように反復可能な実験を通じて実証できません。例えば「今朝、あなたは何を食べましたか?」という質問に対して、証明するには一緒に朝食を食べた人の証言以外に証明方法がないのと同じ。この場合、歴史的事象を証明する際と同様に「証人」の存在が重要になります。
(3) 復活の結果もたらされたもの:例えば、キリスト教会の存在、クリスマス、西暦、赤十字、さらには新約聖書自体、復活がなければ、今当たり前のように目にする、これらは存在しないはず。
(4) 弟子たちの変化:イエスが逮捕された時点ですべての弟子は怖れて逃走、身を潜め隠れていました。が、復活のイエスに出会ってからというもの、外に出て、宣教を始めました。一人を除き、他の弟子は皆、殉教の死を遂げています。嘘のために死ぬ人間はいません。

(5) キリストの復活を否定する説:こちらも複数存在します。①気絶説:十字架刑で死んでおらず、墓の中で息を吹き返したという仮説。ところが、イエスの遺体はガチガチに布にくるまれた状態にあったわけで、さらに死ぬ前のイエスは、むち打ちと十字架刑を経て体力を消耗した状態で、墓の内部から墓石を転がし、ローマ兵を倒すのは考えにくいところです。②幻覚説:幻覚は個人的なもので、500人以上が、同じ幻を見ることは不可能。さらに復活後イエスは、皆の前で魚を食しています。これは復活したイエスが、肉体を持っていたという意味に他なりません。③盗難説:弟子たちが盗んだという説。墓石はローマ皇帝の名で封印され、番兵が墓の番をしていました。番兵は命に代えても墓を守る義務を負います。失敗は死をもって償います。現代ユダヤ人はこの説を今も信じています。この他、弟子が身代わりになったとする説、遺体が野生動物に食べられた説、精神的に復活した説など、復活否定説は多く存在しますが、その仮説を信じる方が、信仰が必要と思えるほどです。

III. 復活が事実だとすると…


 必然的に、イエスが生前、語った内容は事実ではないだろうか?と考えるようになります。イエスが語った内容にはどのようなものが含まれるのでしょうか? これは2000年後に生きる私たちの生活に直接関係してきます。

 預言は、語られた時点から成就の時までの期間が、短いほど難度が上がります。例えば、弥勒は56億7千万年後に現れて人々を救うといいます。はたして、56億7千万年後に生きて、予言の正しさを確認する人とは誰を想定しているのでしょう? 預言者エレミヤは、ユダ王国の破滅を預言し40年後に成就しました。同時代、生きていた人は、預言の正しさをその目で確認できました。イエスは、死後3日目に復活すると預言し成就しています。3日は当時生きていた人のほとんどが、預言の正しさを確認できる長さです。

 ①罪の現実:人間は罪の性質を持って生まれた。罪に対して人間は無力。②魂の不滅:人は死ぬと、肉体と魂が分離。肉体は朽ち、魂はハデス(よみ)に送られる。③死への勝利:「救い」による永遠のいのちの保証、④イエスは神であること、救い主であることの証明(イエスはあからさまに「私は神」とは証言していないが「『わたしはある』です」と宣言したことはある。これは事実上の神性宣言。当時のユダヤ教では冒涜罪に当たる重罪でした。これを聞いたユダヤ人指導者たちは激怒しています(ヨハ8:57-59)。⑤罪の赦しと救いの実現:イエスの血による人間の罪の贖いが成し遂げられた証拠。⑥復活の保証:信じた者は皆、メシアの再臨の際、新しい不滅の身体を与えられ、罪を犯せない存在になる。⑦終末預言の信憑性の保証:預言されたエゼキエル戦争と7年間の大患難時代の到来など、その他、新旧聖書における預言の信憑性が保証されたことになります。

 長い手紙へのお付き合い、ありがとうございます。苦笑 もちろん「んなこと、あるかいな!」と一蹴されるかもしれんけど、伝えずにはおれんかったわけで、赦しておくれ。もしも…もしも福音、信じたなら、天で会いましょう!笑 どーせなら、冒頭図「世界はこの先どうなるか?」の「教会時代の信者たち」として①メシアの空中再臨(携挙)で一緒に挙げられたい。救いは、大患難時代に入っても遅くないけど、厳しい7年間をわざわざ経験せずともよいと思うんです。ちなみに「死んだら終わり」なので、生きてるうちに福音、信じてね。

2024年5月
横浜にて

引用:
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会


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