見出し画像

本日の読書

ダーク・ヴァネッサ(上下巻)ケイト・エリザベス・ラッセル (著)

15歳、寄宿学校に通うヴァネッサは42歳の教師・ストレインの“恋人”
だった。
しかしその17年後、思い出を胸に秘めた彼女の前に、彼を未成年者への
性的虐待で告発するというひとりの女性が現れる。
「私は彼女とは違う」と自分に言い聞かせるヴァネッサだったが、
混乱する記憶の底からはやがておぞましい過去が浮き上がり……。
「少女との禁断の愛」、その欺瞞を粉々に打ち砕く衝撃作。

先週、紀伊国屋書店へ行き、お目当ての本がなく、
何かないかと探していて見つけた本。
帯のスティーブンキング推奨の惹句に惹かれて購入。
で、170頁くらいで断念(笑)
出版社の紹介文から、大凡の内容は分かるし、覚悟を
持って読み始めた。
「現代のロリータ」(ウラジーミル・ナボコフ)と評する
書評もあり、僕はナブコフの作品については、評価してるので、
そのつもりだったのだが......

とにかく気持ち悪い!!
15歳の女生徒と42歳に教師の物語なのだが、
教師の狡さ、計算高さに怖気がさす。
自分から仕掛けておいて、いざという場面になると、
いかにも生徒から「求めて」きたようにもってゆく。
最初に脚に触れるか何かするのだが、後になって、
「あんなことをするつもりはなかった」とか言い
女子生徒の方は、すっかり「その気」になって、教師の家を
訪ねているのだが、「君を傷つけるつもりはない」とかいって、
「僕は向こうの部屋に居てもいいだよ」(女生徒はベッドにいる)

わーーー!
書いてても気色悪い(笑)
多分、そんなに単純な物語ではなく、後の方で思いがけない展開に
なるのだとは思うが、この先を読むのが自分には無理だった。

ちなみに、同系統のものには以下のものもある。

すっきりとは晴れないが、ウォーキングをしてきた。
汗をたっぷりかいて気持ちがいい。

画像1

午後は、もう何度読んだか分からないが、「アルプスの少女ハイジ」を
読みたいと思う。

画像2

安心して読める本。
何度読んでも、心が洗われる本。
僕らの時代には、「カルピスまんが劇場」等のアニメで
こういった作品に触れることが多かったが、今の子が
「ハイジ」や「母を訪ねて三千里」や「フランダースの犬」に
触れることはあるのかな( ・∇・)

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?