夏の終わりに寄せて
仕事は連休中。
季節は、夏の盛りの『はず』のお盆初日。
大きな悩みも、抱えている問題も、健康上の大きな問題もない。
がしかし、なんか気が重い。
扉の写真は現在の窓からの様子で、所々青空も見えるが
スッキリと晴れることは、終日なかった。
先日から蝉の大合唱にツクツクボーシの声が混じるようになり、
ここ数日は、ウォーキングや「日光浴」へのモチベーションも下がり、
なんとなく、夏が終わりに近づいていることを体感として感じている。
こんな夕暮れ時は特に寂しい。
東京のライブカメラを見ると、台風が接近中のため、雨のようだ。
新宿南口のこの辺りは、東京在住時から、特に土地勘のある場所だ。
この写真の後ろ側、つまりバスタ新宿がある辺りは、
以前は広大な空き地だった。
そこに劇団四季が大きなテントを張り、ミュージカルキャッツの公演を
行ったりしていた。
繰り返すが今日はお盆の初日。
田舎生まれの僕にとっては、意味もなく、お盆が「重要」なものに思え、
「何かしなければいけない」という焦燥感にかられる。
しかし、都会生まれ都会育ちで、おまけに宗教上の理由から
幼少期にお盆行事など一切してこなかった奥さんにとっては、
「お盆だから●●をする」という概念は薄いようだ。
以前は、強引にでも「○と○と○を作って、▲をお供えして」
みたいに、推し進めていたのだが、ADHD薬インチュニブで
気持ちが穏やかになったことと、僕もいい歳になって
「無理が通らない」ことも理解し、また、強引に何かをすすめることに
疑問を持ち始めたので、ここ数年は言わないようにしてる。
なので、今の我が家に「お盆らしさ」はない。
「特別な日」にどうしても思えてしまう僕だが、現実は「普通の日」と
何ら遜色はない。
娘たちが帰省することもない。
もう7時かぁ。
たぶん、今日も、いつもと変わらず10時前には寝てしまうだろう。
今、この瞬間、お盆、盆祭り、帰省、一家団欒、飲み会、同窓会などを
楽しんでる方は、思う存分楽しんでいただきたい。
「ハレとケ」という言葉があるが、どうしてもハレに目がいってしまうが
実際の生活は、ほとんどが「ケ」で占められているということを
年齢とともに実感していくだろうから。
という訳で、ちょっと感傷的な文章になってしまいましたが、
どうぞよい夜をお過ごしください!
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