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化粧品を買っただけで怒られた話(男性美容部員のつぶやき#2)


まさかの展開で言葉を失うの図

4コマからスタートしてみました。
美容部員時代に起きた少しショッキングなお話です。

今と昔では男性美容の認識が全然違う


今は男性美容の関心や認知度も高く、男性が「自分用」に化粧品を買うのは以前と比べると自然になってきました。(都内に限った話かもしれませんが…)大手化粧品会社が、女性顧客の多いブランドのアンバサダーを男性にしたことも最近話題になりましたね。

でもそれは本当に最近の話に感じます。
少なくとも5年くらい前は男性客が化粧品売り場に足を運ぶと少なからず「警戒」されていたように感じます。ブランドによっては男性客はメイクアップサービスを受けられませんでした。(断っても問題なかった)

男性客の勇気は相当なもの

4コマの方は明らかにメイクをされていたので、
メイクアップサービスを受けて頂きたいと思いお誘いしましたが、まさかの阻止にあってしまい売り場が凍りついたことを今でも思い出します。

恐らく10代後半〜20代前半のお客様だったと思いますが
「自分の好き」に正直な姿と、そんな状況下(恐らく理解されていない)に負けない強い意志に応えたく、意地でもサービスを受けてもらいました。
お連れ様には申し訳ないですが、クレームでもなんでもどうぞ!という気持ちでした。(結果何事もなく終えることができましたが…)

百貨店の化粧品売り場に行くことは女性でも緊張するものです。
知識もなく、周りの目も気になる中、足を運んでくださったその勇気に応えることが出来てよかったなと思います。あのまま商品だけ売っていたら今も後悔していたのかな。

まとめ

男性美容の情報って今でもそんなに多くないですよね。
ほとんどが「身だしなみ」としての手法にとどまっていますが、ゴールは人それぞれです。相談できる場所がないと、自分がどうなりたいのか具体的なイメージが出来ないままにメイクをしてしまいます。

また、「目的」を明らかにするにも実は知識が必要です。
どうなりたいか、それはつまりメイクアップにどれだけの可能性があるのかを知っていないと選択することもできません。

皆さんは自分が何が好きなのか堂々と周りに言えますか?

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