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会社で欠員が出たら、成果を下げたらいい!

こんにちは!みかんです。

最近noteデトックスをしております(笑)

noteに割く時間が多すぎるなと反省し、アプリを開く頻度を落としておりました。

結果的に考える時間が増えてよかった!

これぐらいの距離感でこれからも続けていこうかなと思います。



会社の私のチーム、しばらく欠員が…。

今期に入ってから半年程度、事情があって私のチームは欠員が出ています。

このマガジンで紹介していることですね。

休職後、私のチームに異動になったAさんの体調が優れず再度休職中。

マガジンの記事でも書きましたが、休職するのなんて人生長いから問題なし。

休職する人は周りのメンバーに悪いと思う必要は無し!(難しいかもしれないけど)

休職した後は、人事権を持つ人間と中間管理職である私がどうするか、それが問題となります。

厳しいのかもしれないけれど、Aさんが考えたところでどうにかできる問題ではなく、仕事をしている私たちがどうするかの問題でしかないのです。


欠員状態で働いてみて

一人少ない中で仕事を回すということは、ある意味実験の要素も大きかったです。

その中で自分がどのように振舞うのかが知りたかった。

私が取れる選択肢は2つありました。

①私たちチームのパフォーマンスを上げまくって、欠員状態であるにもかかわらず仕事の成果を維持する。

②欠員が出たのであればそれを受け入れ、1人分の仕事の成果を下げる。






②一択ですよね(笑)


①の成果を維持することも考えたのですよ!

サラリーマンとしては当然です!

私のこれまでの上司たちも全員①を選んでいました。

でもね、


①を選んだ瞬間にチーム全員疲れるんですよ(笑)


何で私がそんなに頑張らないとだめなの!というのが正直なところです。


ちょっと状況を整理してみましょうか。

・Aさんは前の職場の人間関係が原因で休職

・私のチームに復職したものの、やはり体調が優れず再度休職

・Aさんと私はいい関係性を築けていて、Aさんの体調がいいときはランチに行ったり

・Aさんが休職したことに対し、会社からの人員の補填はなし

これ、私のチームは何も悪くないのです。

部下たちもAさんが復帰したとき丁寧にサポートしている姿を見ていたので問題なし。

そんな事実があったので、Aさんが休職した後、部下たちには

「いらん仕事そぎ落とすよー!」

と話していました。

部下からは「これやらなくて大丈夫ですか?」と何度も聞かれました。

そのたびに「それいらんよ!だってやる時間ないでしょ?」そんな話をしていました。

私の会社は利益確保のために、残業削減が重要視されています。

会社から求められている残業削減と仕事の成果。

私は残業しまくってまで仕事の成果をあげたくないので、成果を捨てて残業削減を優先しました。

そんな状態で数か月。

そろそろ上司たちに現状を話そうかと、先日上司と会議室で話しました。


上司との面談

私が上司に伝えたことはこんなところ。

・そもそも欠員の責任は私たちチームにはない

・会社が求める残業削減を優先して仕事の成果を意識的に下げた

・私たちは神ではないので時間は有限

・部下たちは欠員状態でも仕事を効率的に行い、成果は最低限確保している

・そして文句も言いたいだろうに、文句も言わず頑張ってくれている

・そこは私として最大限に評価をしている

・前年の人員がそろっているときに比べ、成果は下がっているが、これでチームの評価を下げられたら正直やってられない



完全なモンスター社員ですね(笑)


上司からは

「みかんのチームがよくやってくれているのは俺も、部門長も理解している。それで評価を下げることは絶対ないから安心してほしい。」



マジで!?



好き放題成果を下げた結果、評価も最低維持!


おー。


これはなかなかすごいではないか!


欠員について思うこと

私のこれまでの上司たちは、欠員が出たらチームのパフォーマンスを上げまくって、欠員状態であるにもかかわらず仕事の成果を維持する。

その選択を取ってきました。

今回私は実験の意味も兼ねて、成果を下げるという選択を取りました。

仕事に対するスタンスの問題なので、どちらが正しいとかはないと思います。

でも、正直に言わせてほしい。


欠員が出た人の給料をチームメンバーに分配してくれるなら、成果を維持してあげてもいいよ!(笑)


今のところそれほど給料もらってないので、やりません!(笑)


私が欠員が出ても頑張って成果を上げる!という選択をすると、部下全員に影響が出ます。

そんな理不尽な思いして頑張るぐらいなら彼氏とデート行くなり、推し活に精を出すなりしてくれ!(笑)


イギリスで360億円の宝石が盗まれた事件

記事を書きながら、ある事件を思い出しました。

イギリス史上最高額の盗難事件です。

2015年、イギリスロンドンで宝飾店街の金庫が破られました。

金庫を破る際に警報音が鳴り、警備が駆け付けたそうです。

警備は金庫が締まっているのを確認して、金庫の中までは確認しませんでした。

犯人は金庫の中にいたのです。

後日。

メディアがインタビューしたときの警備員の一言。










「それ以上詳しく調べるほどの給料はもらっていない」


さすがに私はここまでじゃないぞ!と思いながらも、記事の内容に戻ります(笑)



部下から褒められた!

今回の私の言動を部下に話していました。

珍しく部下からお褒めの言葉を!

部下「過去に欠員が出たチームで働いたことありましたが、成果を維持するタイプの上司だったので本当にしんどかったです。今回みかんさんのこと、初めて管理職なんだなーって思いました。」


貶されているのか褒められているのか、一応褒め言葉と捉え


私「すごいでしょ!」









部下「でも私、思ったんです。みかんさんの場合、自分がラクしたいだけだって(笑)」





私のことを完璧に理解しているこの部下はすごい!(笑)

仰る通り!

こんな拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございます!これからもサポートいただけるよう精進いたします!