知っている人がコッソリ実践している⁉ブレない自分を見つける3つのポイント

酒場放浪記…

とある週末、久々に友人と会うために、下町のせんべろエリアの立石で、
となりにいた女子会チームから、聞こえてきた雑談が的確で面白すぎました。

「転職とマッチングアプリは欲がないといけない」という話。

アラサー女子の3人組らしき人たちが、楽しいお酒を飲んでいるんだなぁ～と思っていたら、何やら恋バナに発展。

1人は転職をするかどうかで迷っていて、もう1人は気になる年下の男性にアプローチするかどうか、迷っている状況。

1人の3人のお子様がいる女性が、「あんたたちね～欲がないから見つからないのよ！」って一喝しだしたところから、となりの雑談が気になり始めた。

本質をズバッとついているから、相談していた2人が鳩が豆鉄砲を食ったような表情をしていたのが、すごく印象的。

一瞬、わいわいがやがやしていた雰囲気が、ピリッと緊張感が張り詰めたのはいうまでもない。

『転職をするなら、譲れない部分と譲れる部分を書き出して、給与なのか、条件なのか、経験やスキルなのか、会社の魅力なのか、仕事の魅力なのかがわかれば、それに従って動けば、欲がぶつかったときにいい会社に出会えるから』というと、グラスに残っていたお酒を一気に飲み干した。

転職するかどうか迷っていた人が、『孤独に転職活動をしていたけど、
誰かに相談をしてよかった』とものすごく不安な表情から、ほっと安堵の表情に切り替わった。

もう1人の年下の男性にアプローチしようと、迷っている人がくだまき気味に間髪入れずに、話を続けていた。

そこで友人がお酒を注文しようと、店員さんを呼ぶと、となりのテーブルの女子会のお姉さんから、「ねぇ～お兄さんたち、この人が年下の男性にアプローチしようとしているんだけど、男性から見てどう思う⁉」と無茶ぶりをしてきた。

友人が「ルッキングリズムとかあるからなぁ～」というと、「そういうことはほっといていいのよ～っ！」と切り返されて、「お姉さんなら、大丈夫！グイグイいって逃げたら男じゃない！」と返した。

そうするとさっきまで転職で悩んでいた女性が、「ねっ！私たちと一緒！グイグイ行ってみて、ダメなら縁がなかったと切り替えればいいのよ」と
ゲラゲラ笑い気味にグラスを空にした。

そういわれると、優しい圧力というか、同調圧力に押されたように、「わかった！みんなが言うなら、あたってくだけろ～だなぁ～」と言い放つと、表情のモヤモヤが晴れて、スッキリした表情に変わっていった。

その後は、おいしいお酒を飲みながら、「あっ！さっきはありがとう！」といいながら、2軒目を探していたのはいうまでもない。

町中華で飲もうぜ…

町中華は渋い名店から昭和レトロな感じの名店も多く、地元の皆さんに愛されているお店が多くある。

店先にある食品サンプルが長年の月日で色あせていたり、２KGと書かれた段ボールの破片が吊り下げられていたり、お店の独特な感じがある。

ラーメン店が出てきて町中華の存在が薄くなってきたけど、フラッと立ち寄るとおいしいお店が多い。

そこのお店の店主は聞き上手で、いろいろな人が相談をして帰っていくことで有名な人だった。

鍋を振りながらでも、ラーメンをつくりながらでも、お客さんの会話を聞きながら、間合いを合わせて突っ込んでいく。

店主の経歴を聞いて驚いた。
中学を卒業して金の卵といわれて上京してきて、名門のホテルや有名中華料理店で経験をして、独立をされてから数十年。

昔は町工場だったエリアなので、いまだにカブにマルシン出前機1号を乗せて、おかもちをもって出前にもいっている。

理不尽と不条理のビジネスパーソンゲームについても理解していて、今の時代はいろいろな情報をアップデートをしていくことが求められることもわかっていらっしゃった。

『年を重ねると頑固になるといわれるでしょ。俺の年齢なら子供や孫が言うことを聞かなくなっちゃうのよ。そうするとさぁ、家庭でも仕事場でも居場所がなくなるわけじゃん。そうすると孤立しちゃうから、死神様が枕元に出てくるのを待つだけじゃん。そういうのは嫌だからさぁ、興味のあることはドンドンチャレンジするのよ』と豪快に笑いながら話をしてくれた。

その人から教えてもらったのは、「やって後悔するのと、やらずに後悔をするなら、やって後悔をした方がいいじゃん。やらずに後悔して、後からこの時やっておきゃよかったって言ってもさぁ～、できなくなるんだよ。」

「脳は現状維持を好むから、言い訳を作り出す天才なんだよ。脳が言い訳を探している間に動いちゃえばいい。死ぬこと以外はかすり傷だし、成功へ近づいたと変換することができたら、やりきれるからさぁ」ということだった。

noattack　nochanceということに気づいたのも、その店主との出会いだった。
やってみないと分からないし、やってみて、正解を探すというのがあっているのかもしれない。

知識があっても経験がないから言葉に重みがないし、経験がある分、正しい方向で正しい努力ができるものである。

思考停止にならないように…

否定をしてから、あ～しなさい！こ～しなさい！というのはいわないようにしている。

理由はたった1つなんだけど、思考停止になってしまうと考える力が無くなってしまうからだ。

考える力はすごく重要で、自分がどうしたいのか、どうなりたいのかなどを言語化することで、人に伝えることができるようになるし、どうやったら人を動かすことができるのかがわかるようになる。

否定されてしまって、あ～しなさい！こ～しなさい！というのは、考える力が無くなってしまうことになり、それが正解であると思い込んでしまうから、才能がつぶされるリスクが高くなる。

答えは複数あるにもかかわらず、1つしか正解がないと思い込んでしまうのはもちろんですが、視野が狭くなっていくことになってしまう。

NO梗塞といっているが、違う！違う！そーじゃない！こうーやるんだよ！というパターンが1つしかないから、予定調和を壊す行為があったり、想定外のことが起きると動きがとれなくなってしまう。

一度思考が固まってしまうと、可動域を広げるためには、すごく時間がかかるから大変になる。