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知らないとヤバい⁉働き方が多様化する時代におさえておきたい3つのポイント


スカウトメールが来たから…勘違いしないように!?

転職サイトに登録をすると、企業、人材紹介会社がスカウトメールをバンバン飛ばしてくる。

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更新日が新しい、登録日が新しい人から、レジュメを見ないで検索に引っかかった人に対して、右から左へとドンドンスカウトメールを送りまくる。

文面はほとんどがこんな会社で実績がありますとか、この案件について検討してくださいとか、会社のマウンティングか、転職ありきですぐに動くと感じているような無味乾燥のスカウトメールがメールボックスがいっぱいになってしまう。

転職をする気がない人からしてみたら、「なんで似たようなメールばっかり来るんだよ!」とか、「反応をしなければ何度もメールを送ってくる会社って、よっぽど面談数に困っているのかよ!」とか感じているわけです。

企業人事が送るメールと人材紹介会社が送るスカウトメールには、大きな違いがある。

それは検索軸で探していたとしても、心がこもったスカウトメールなのか、無味乾燥なスカウトメールなのか?

声をかけてホイホイ来た人を書類選考通過率0%と感じたとしても、社内の数字を計上するためには、面談をこなさ開ければならない。
自分の数字を計上して、自分の保身のためにやっていることも多い。

つまりは企業の目でもなく、他の案件に横移動させることもできずに、自分の数字のため、自分のためにやっているから、エージェントの質が下がったと感じてしまうのかも知れない。

企業人事の場合については、このスキルを是非当社でというイメージができるような内容になっていたり、その人なりが見えてきたりする。

エージェントは…営利団体だから!?

「親身な相談」、「親身な転職活動を応援します」という言葉は信用してはいけない。

なぜなら、一度もあったことがないにもかかわらず、相性が合うかどうかもわからないにもかかわらず、胡散臭い言葉を書いているのが特徴。

返信率が10%前後といわれる人材紹介会社のスカウトメールですが、これだと1〜5%という超低空飛行であり、その中からクライアント企業のストライクゾーンに入る人材を探すのは至難の業でしょう。

たいていの人材紹介会社の場合は、手持ちのカードがなくなってしまうと、それっきり連絡が来なくなり、数年後忘れた頃に転職活動を動向について聞いてきたり、おそらく新人らしき人がメールで連絡をしてくるというのが9割以上の会社でしょう。

人材紹介会社に登録をするたびに同じことを何度も聞かれて、同じように答えてを繰り返すこともストレスになるのは間違いありません。

自分と相性の合うエージェントを探すというのはすごく時間がかかり、何社、何十社も打ち合わせをすることになるので、それなりの時間が必要になるでしょう。

転職活動は1度きりではありませんし、これから長期にわたってお付き合いできる人を探すのがこれからの時代になるでしょう。

市場価値って…需給バランスによって変わる!?

転職する側からすると市場価値を高めたいと言うのが本心かも知れません。

その市場価値って一体何なんでしょう。

1つ目は職種を変更して、年収がアップしたこと。
2つ目は伸びている業界で、新しいことができること。
3つ目は管理職であったり、専門職であったりすること。
4つ目は超有名会社に入って、年収が大幅に上がったこと。

どれも正解でもあり、間違いでもあるといえるでしょう。

理由は、チームの戦力値があり、部内の戦力値があり、会社の給与水準があるからだ。

内定条件をつくる際によくあるのが、「○○さんと☓☓さんの給与水準を教えてくれないかな?この人はその中間ぐらいで考えたいから」というのがよくある。

人事は給与水準がわかるから聞かれることであり、面接では希望年収を聞いているけど、その通りにはいかないというのが実情である。

会社によっても給与水準が異なりますし、業界全体でも給与水準が違います。

極端な例になりますが、IT業界、金融業界、商社界隈については高水準であり、サービス産業については低水準であるケースがはっきりとしている。

職種によっても変わりますし、インセンティブや賞与、IPOなどによっても変わってくるので、転職をすることによってアップすることもありますし、ダウンすることもあります。

商品の価格のように乱高下するのが市場価値であり、株価のように刻々と変化をしているものです。

ずっと高い市場価値を保ち続けることは、よほどの技術があり、スキルがあり、誰もが認める実績が必要となるわけです。

人生100年時代…3つの神器とは!?

労働寿命が40年から50年に確実に伸びたけど、生涯現役という選択肢も出てきた。

定年制が廃止されたり、65歳、70歳までの再雇用問題など、人事制度の定年制、再雇用制度が時を経つにつれて変わってきている。

これからの人生100年時代に生き抜くためには、あなた以外に3人のチーム編成が必要となるでしょう。

1人目は健康寿命を伸ばす、健康で居続けることが目的になる、かかりつけ医を見つけておくこと。

コロナショックの影響でかかりつけ医制度について注目を集めることが多くなりましたが、リモートワークになり、心のバランスが取れない人も増えているのが事実です。

そうした時に相談できるかかりつけ医を見つけておくと、病気になったと感じた時にすごく便利です。

2人目は会社との交渉事ができるのは弁護士さんだけですから、知り合いの弁護士を見つけておくことをオススメします。

もし、退職交渉でトラブった時に力になってくれますし、独立した際にもいろいろとお世話になることが多いので、チーム編成の中に入れておくといいでしょう。

3人目は人材紹介会社の気の合う人を見つけておくと便利です。
いつリストラの名簿に名前が載ってしまうかも知れないという時代ですから、いつでもどこでも転職をすることができるように準備をしておくことが必要な時代です。

人材紹介会社に登録をした後で、自分と馬の合う担当者とは、弱いつながりを保ちながら関係を保つことをオススメします。

転職活動をする際に1つのステップがスキップできると2週間から4週間のアドバンテージがありますし、あなたのことをしっかりと理解してくれていると、推しポイントや実績についても理解をしてくれている。

決済者と話ができる人材紹介会社なら、「私の担当している人で推しがいるんですよ」ということで話をすることもできるようになる。

会ってから判断をしてみることも多いのですが、このポジションを新設してみたかったとか、構想の中にあるポジションを作りたいからということで話がトントン拍子で進むことがよくあります。

なぜかというと経営者は会社の成長を見越して、先読みをしているケースが多く、人事などには話をしていないケースも多くあります。

人生100年時代で労働寿命が伸びていることもあり、正解のない時代へ突入をしてしまっているため、過去の成功体験が全く通用しない。

正しい方向で正しい努力をしていかないと勝ち残れない時代になっている。

市場価値、感情価値、商品価値で転職を考えてみよう

市場価値については、あなたの実績、経験を評価してくれる会社のことであり、年収をアップさせるには大手企業に入ったり、経験を評価して期待していることもある。

大体の場合ですが、〇〇さんと〇〇さんと同じぐらいか、前職年収近辺で決まるケースが多くなっている。

年収が上がるときは若手、希少な職種、企業規模などによって、変わってくることになるのは間違いありません。

ボーナスが無くなることも考えると、実質年収はマイナスになりやすいというのが特徴である。

年功序列の時代であれば、定期昇給、ボーナスがあったため、右肩上がりの年収が描けていたが、昨今では昇格、降格があるため、ずっと右肩上がりにはならず、ギザギザした賃金曲線になることもある。

課長職につけるのは全体の10%といわれており、課長職以上になれば決裁権者として自分がやりたい仕事ができるチャンスが生まれてくる。

残りの90%については平社員で終わってしまう可能性もあるということである。

途中で転職をしてしまう人もいれば、独自にビジネスを始める人もいる。
一概には絶対数ということではないが目安として、入社と同時に競争が始まり、決着がつくの45歳前後といわれている。

その後の転職市場については、年齢の壁、年収の壁、実績の壁を超えることができればいいが、まだまだ35歳で一度死ぬというのは変わっていない。

年収が安く、ハードワークができ、会社の方針に歯向かわない人となると、若手の方が使いやすいというのが今も先入観として持たれているからである。

グループの中に放り込まれて、負けず嫌いでてっぺんを目指す人もいれば、単騎で自由自在に動いた方が才能が開花する人もいる。

ライバルがいて、常に追いかけていたら、一つの大きな山をつくってしまった人など、おかれたところで花を咲かせようとしているとそこでしっかり結果を残すことができる人が多くいる。

管理職は才能の開花をさせるためには、どういうタイプであるかどうかをしっかりと見極めなければならない。

理不尽と不条理のルールで管理をすることによって、才能をつぶすことになり、モチベーションを低下させるだけでなく、この人の下で仕事をするのがしんどいと思われてしまってはマイナスになってしまう。

管理職もどんどん失敗をさせて、小さな成功体験を積ませるのがいいのか、規定演技をさせるのがいいのか、自由演技をさせるのがいいのか、適性検査の結果やストレングスファインダーなどの結果と、行動を踏まえて育成方法を見つけていく時代である。

過去の成功体験を捨てることはもちろんですが、ずるずるちっちゃいプライドにぶら下がってしまったら老害といわれてしまうので注意が必要です。

正社員が最高の働き方!?

人はやはりどこかに所属していないと不安になるものである。
やりたいことをやるためにフリーランスになる、独立をするといっても、仕事をしていく上ではどこかに所属することになる。

フリーランスや独立をしてしまうと、いろいろな部分で細々と自分を売り込む必要があり、何度も同じ説明をしたりすることが必要になりますが、会社員であることで説明をすることがなくて済むことも多い。

どんな会社かというのは知られていることが多く、会社名が看板として活躍してくれるため、説明は不要である。

また、給与保証をされている分、安心、安定をしているところも魅力的である。

フリーランス、独立をすると売上から経費、人件費、保険料などを差し引くと手元に残る金額がわかるのですが、その後、税金も計算をしておかないとキャッシュが足りないという事態に陥ってしまいます。

会社員の場合についてはその毎月の変動はありませんし、夏と冬の賞与があったり、なかったり、決算賞与があったり、なかったりする。

最近では定期昇給ということもなくなっているとはいえ、フリーランスや独立をするよりもメリットが多いというのが特徴です。

フリーランスのうまみがなくなる!?

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また、2023年10月からはインボイス制度が施行されることになり、フリーランスの魅力がなくなってくるというのが実情でしょう。

副業、複業をやりたいと考えている人も多いのですが、実際は何からスタートしたらいいのか、どんなことができるのか迷っている人も多くいます。

投資する人もいれば、ココナラ、ストアカ、ランサーズなどで個人のスキルで稼ぐ人も増えてきています。

ココナラ、ストアカ、ランサーズでも副業、複業としているため、相場より安くなっていることが多く、稼ぐというよりかは実績づくりという点が多くなり、そこからさらにステップアップを目指して継続していくのがいい方法かもしれません。

実績がないとただのわがまま

やりたいことを仕事にしたいというのであれば、実績を残していれば、社内でも新規事業として認めてもらうことができる。

しかし実績もないのにやりたいことをやるんだといい続けることはただのわがままである。

自分にしかできない仕事があると居場所になり、必要性も高くなっていく。努力と成果をつなげるのは感謝であり、そのあとに信用と信頼が爆誕する。成長している人は素直で謙虚である人が多いのはそこからきているのかもしれない。

新卒ガチャの問題もそうですが、自分の上司がちょっと合わないなぁ~と思ったら、社外、社内問わずにいろいろな先輩に教えを乞えばいい。
いろいろな人に相談にのってもらったり、やり方を聞いていくうちに、共通点が見つけられる。

共通点が見つかったらその通りにやってみて、自分なりに少し変化をさせることができれば、新卒ガチャが外れたと思っても成長する余地がある。

自分の教科書が出来上がったらそれを実践していくことで、実績を残すことができれば、自分が上司を超えるチャンスがある。
自己評価と他者評価では乖離することが当たり前だからこそ、他者評価をうまく活用することで、最短のキャリアを進むこともできる。

キャリアは川下り?山登り?

20代のうちはバラエティーにとんだ経験を積むことを勧めている。
仕事の面白さが何かわかりだすと、好転していくことになるからだ。

どうなるんだろうという不安を抱えて前に進んでいくうちに、誰もが目を離せなくなっていくことになる。
そして流れができると人は眺めてしまうものである。

キャリアを川の流れに例えると、川の流れに合わせて上流から下流へラフティングするようなものである。
途中には大きな岩があったり、流れ込む場所があったり、流木が行く手を遮っていたりするのが自然であり、流れも激流のところあり、緩い流れのところがあったりするのが自然である。

この先どうなるかわからない不安から、どうなるの?という期待感が入り交ざることによって自然とのめりこんで見入ってしまうものである。

誰かに追いつこうと追いかけているうちに、気づくと山だったというケースもよくある。

がむしゃらにやってきたから、点が線になり、線が面になる。
そうすると社内でも社外でも信用と信頼を得るチャンスがあるので、そこからやりたいことをやり始めてもおかしくない。

点が線になり、線が面になるまで時間がかかり、その期間に思い通りにならないから辞めてしまう人も多くいる。

タイムパフォーマンスという言葉があるように、最近では最短距離で結果を出すことが求められるケースも多いけど、一発屋で終わってしまうケースも増えている。

ある程度までは流行ることができるけど、そこでマイナーチェンジができなかったらそのまま消えていくことになる。

持続性がある人は素直さと謙虚さを持ち合わせており、変化をすることを恐れず、いろんなことにチャレンジをしていく。

いったん手に入れた栄光を手放して新しいことにチャレンジをしていかないと生き残ることはできず、ただただ消費されてしまうことになるので注意が必要な時代。

規定演技と自由演技

ここでいう規定演技とは、会社が求めている役割をきっちりとできる人のことであり、役割を与えることでのびのびとする人のことを示します。

自由演技とは、会社からの役割をはみだしていく力を持っている人のことを示します。

役割を与えることも必要なのですが、個性を生かしてはみ出す力を持っている人がイノベーションを起こしやすくなっているのは事実です。

どんなボールでも返せる人もいれば、これしか返せない人もいるので、管理職は特にその人の長所短所をしっかりと見極めてほしい。

長所を最大限に伸ばして、才能を開花させることはもちろんですが、どういう役割を与えでどうしてほしいのかをしっかりと伝えることが必要です。

伝え方については対面で伝えるのか、誰かを使って伝えるのか、文章で伝えるのか、電話で伝えるのかなどいろいろの手段と方法があり、丁寧に腹おちをするように伝える必要があります。

特徴をしっかりとつかんで、伝え方を間違えないようにしないと、ハレーションが起きやすくなりますし、退職の連鎖が生まれてしまうので、注意が必要になるでしょう。

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