本当は教えたくない⁉年代別の転職活動の3つのポイント
転職は年代によって戦い方が変わります!
転職市場では35歳限界説がなくなり、ポータブルスキルを持っている人であれば年齢問わずに転職ができる時代へ突入することになりました。
人手不足から超売り手市場になっていますが、転職市場に流出してくる人材とそうでない人材では大きな格差があるといっても過言ではありません。
求人数が多くなっているから、すぐに転職ができるかどうかというのは市場をしっかりと熟知して、どう戦うかによって変わってきます。
インターネットでポチッと応募ができるようになり、ターゲットと違う人が応募をしてくるケースも増えてきています。
企業が探している人物について分析をして攻略をしていかないと、転職活動が長引くことになりますし、自分にとって幸せな転職になることはありません。
インターネットで応募する際に志望動機を書かせる企業もありますが、これは応募数を増やすことが目的ではなく、共感してくれる人を探しているケースが多くなっている証拠です。
企業理念に共感をする人よりも、何ができて、どういうキャリアを積みたいのかということを見たいという人事も増えています。
面接ではいいところばかりを見せようと必死になっていますが、その前にちゃんと転職をする覚悟があるのかどうかを確かめる方法でもあります。
コピペをして使い回すものよりも、ストーリーがあり、共感できるポイントと求めているスキルが一致する時に、面接への扉が開くわけです。
練習をする場としては、SNSを使って発信することで求められる要約力、ポイントを抑えたプレゼンテーション能力が身につくことになります。
大学卒業後3年未満(おおよそ25歳)の転職の場合
はっきり言ってしまうと、社会人としてのマナーができており、転職に対して真摯に向き合うことができているのかどうか。
成長性があるかどうかという2点を見据えて採用をしている企業がほとんどです。
なぜなら、新卒とは違いますから、企業文化になれてもらうための環境適用能力が高ければ高いほど、いろいろな企業で内定をもらうことができます。
その他には素直さと謙虚さを持ち合わせていれば問題ありません。
スポーツ界でいうと育成枠のようなもので、教育、研修をしながら育成していくため、賃金も高くないので、投資的な観点での採用がメインになってきます。
そのため、職歴や企業規模、職歴というよりかは、企業文化に適用能力があるかないかという点での採用がほとんどです。
社会人3〜7年目(おおよそ25〜30歳)の転職の場合
ここのレンジに入ってくると、業界経験がある、なしで年収が変わってくるレンジに入ります。
業界経験者のほうが色がついて、スタート時は高くなる傾向があります。
また、チャレンジ精神があると未経験でも業界チェンジが可能なレンジではあります。
英語を使いたい、プログラミングを覚えたいという人は30歳までが限界でしょう。
成長力と胆力を兼ね備えている人については内定をもらいやすい傾向があり、売り手市場だからといってどこでもいいというスタンスになると内定が出にくい傾向がある年代です。
マネージメントスキルを身に着けたい、上昇志向の意識が高い系についても採用の確率が高くなるレンジでもあります。
転職市場でも一番活気があり、採用枠が大きいので、転職をするのであれば、この年齢に入る層が一番多いかも知れません。
30歳〜35歳の転職の場合
このレンジに入ってくると、未経験の職種については厳しくなり、一歩間違えると転職活動の長期化が避けられない状況になります。
年収レンジも右肩上がりで結構な金額になるため、1人の採用で企業は社会保険料などを含めて1000万円以上の投資ということになることもあり得るレンジなんです。
そのため、英語を使える環境で仕事がしたいとか、やったことがないんですけどプログラミングをやりたいですという場合は、転職活動が長引くことになるのでやめておくことがベターです。
もし、やるのであれば独学でやることをオススメします。
また、マネージメントスキルが必要になるため、小さなチームリーダーの経験や部下を数人まとめられる能力と自らも結果にコミットをしていくプレイングマネージャーとしての手腕を問われる形になります。
35歳以上についても採用が活発化している!?
ここでは大きくわけて市場に出てくる人、市場に出てこない人で大きな差が発生していくことになります。
市場に出ている求人数は圧倒的に少なくなってきますが、欠員補充や新規募集の案件が増えているのがここ数年の流れです。
転職サイトに広告を掲載している企業やエージェントへ依頼をしている企業の案件については、いい人がいれば採用をしたいという感じであるケースがほとんどです。
いなければ社内で調整をして違うポジションで採用を考えるようにするからです。
これは社内調整がうまく行かなかったり、思考停止な人事がよくやっている手段であり、案件クローズになるリスクを含んできます。
逆に人脈やSNSから転職を決めている人も増えています。
非公開求人の場合、FacebookやLinkedInでつながっている弱いつながりの中から、発信内容を見て判断をして、メッセージを送って、面接をしているケースが増えています。
Twitterも捨てたものではありません。
弱いつながりから役員になっていたり、部長クラスに転職をしていたりすることが増えているのが現状です。
これからの転職活動は!?
広告媒体、エージェント、人脈、SNSなどをうまく駆使しながら転職活動をススメていくことがコレからの時代にマッチしていくのかも知れません。
完璧な条件が合致した会社というのは、天文学的な数字の確率ですから、80%合致で即決、60%で後日返答、50%以下は即答でNGという基準を持ち合わせると、転職活動が長引かず、いい会社を見つけることができるのではないでしょうか。
転職活動を長引かせない方法としては、ご自身の中でしっかりとした基準を持つことと、譲れない点がクリアできるならそこでもいいという判断をするといいでしょう。
エージェントもクロージング時に本性が見えてきますので、冷静な判断が必要になります。
ここを見極められるようになると、エージェントを利用する価値が大きく変わっていきます。
前者のエージェントについては、転職後も長続きする弱いつながりに変化をしていくことになりますが、後者についてはその場限りでおしまいです。
使える手段をフル活用して転職活動を成功させることと、期限を決めてやっていないと、長期化していくことになり、スキルも陳腐化していくことになります。
そうなる前に自分自身の職務経歴書を常に作ること、スキルを棚卸しすることを忘れずに。
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