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誰も教えてくれない⁉転職活動のセブンルールとは


タイパ、コスパというけれど…

下積み3年という言葉があり、1人前になるまで、仕事を覚えるまでの期間として昔から言われている。

大手企業のほとんどが1社3年以上の在籍期間で、転職1~2回というのが理想的な中途採用の目安といわれ続けている。

3年在籍をしていれば、1人前と認められるということは思い込みで危険であるということは誰も教えてくれない。

実力とスキルと実績は実力が5割、運が3割、調子が2割の掛け算で変わってくることに気づかなければならない。

運も実力のうちといわれるように、幸運をつかむことができた時、調子が上がってきたとき、実力を発揮した時に最高の結果が得られるからである。

点が線になり、線が面になるまでには時間がかかることが多く、バズっただけで一発屋になるか、細く長く続けられるかは大きく変わってくる。

一発屋になると消費されてしまって、商品価値、市場価値、感情価値がなくなった瞬間、ゲームオーバーになる。
再浮上するまで時間がかかるか、忘れ去られるかである。

細く長く続けられる人については、時代の流れに合わせながら、ちょこちょこ接点をつくることがうまい。
時代の流れについていくことができるようになるのと、常に商品価値、市場価値、感情価値が高いところで動くことになる。

キャリアには最短距離では進めない!?

最近、いろいろな業界の方からの話を聞いていると、世代間ギャップが広がっているというイメージが多かった。

20代については最短距離で何事も知りたいということが中心になって、体験する、作り上げるということについてはなかなか参加できない。

30代については過去の成功体験にぶら下がってしまった上司に対して嫌気がさしはじめ、イノベーションが起きない、やりがいがないと感じると転職市場に出てくるケースが増えている。

40代以降については、いつリストラされるかわからない状況で、会社に対して忠誠を誓うのか、新しい食い扶持として副業・複業をしようとしている人が増えている。

「自分のキャリアをどう構築していけばいいのか?」という悩みに正解があると期待するのはやめたほうがいい。

あなたはなぜキャリアの構築で悩み始めたのか?その原因は何なのか?ということをしっかり解明していかないと、思考停止のまま転職市場に出てくることになってしまう。

悩みの奥底にある真の課題は何なのか?まずは悩みの正体を特定すること。

自分が機嫌よく生きていくために、絶対に欠かせない最低限の要素を洗い出してみると、一気に発見しやすくなります。

社内、社外の人と弱いつながりを増やしていこう

これから転職市場に出ていく人、ヘッドハンティングされる人、弱いつながりから転職をする人という3つのカテゴリーに分けられる時代ではないでしょうか。

転職市場に出てくる人は転職サイトに登録をして、広告から応募をしたり、人材紹介会社を通じて転職先を見つける人が8割。

実力、実績を認めてもらい、他社でも通用するフレームワークを持っている人がヘッドハンティングされる人は1割。

SNSを使いこなして、弱いつながりから転職をする人が1割。
Twitterは拡散力が魅力、Facebookは身内や友達に対してアピールすることが多い、Instagramはセンスを光らせる。

ユートラスト、ウォンテッドリー、リンクトインがビジネス系SNSということで発展をしている。

ウォンテッドリーについては、エンジニアや若手のビジネス系SNSになりつつあり、ユートラストは新しい食い扶持としての副業・複業としてスキルを発揮して実績ができたら転職をしようというスタイル。

リンクトインについては成熟期を迎えている部分もあるけれど、知の集合体でもあり、世界中のいろいろな人が登録をしている。

日本にも上陸をした当初は英語ができなきゃなぁ~ということで嫌煙をされていましたが、現在では日本人が活発に使うことによって、ガラッと様相が変わってきました。

点が線になり、線が面になるまで

SNSを使って発信してみることからはじめてみませんか!?

ただ「登録はしたけど発信しづらいんだよね」といった意見もチラホラあります。

理由を聞いてみると、
1位:昔の知り合いがいるからなんとなく発信しづらい
2位:変な絡み方をされるから発信しづらい
3位:毎日書くことがないから発信しづらい

など、いろいろな理由で発信したくないというネガティブなイメージが9割以上占めていました。

私自身も同じことを感じたことがあるのでよくわかります。
ただ発信してみればわかりますが、別に何か言われるわけでもありません。

しかも、タイムラインにどんどん流れてくるので人の記憶には鮮明には残っていません。
他人の目を気にしていては何もできません。

仮に何か思われていたとしても、最初だけです。
継続的に発信し続けていれば「また○○について発信してる」と認知に変わっていきます。
こうなればもう何も気にする必要はありません。

認知をされるまでには時間がかかりますが、スキマ時間にメモに書き留めたり、スマホのメモ機能を使ってもいいでしょう。

本業にかかわること、自分の趣味、自分の家族についてなど、思いつくままに発信をしてみて、そこから反応のいいものがわかりはじめたら、キャラクターをつくっていきましょう。

SNSを活用する目的はそれぞれでしょうが、いずれも共通していえるの「自分の思ったことを発信する場所」だということです。

節度をもって発信していても、まれに「それは違う」「自分はこう思う」「あーだこーだ」と反応をもらうケースもありますが、これも気にする必要はありません。

多様性を重視しようと言いつつも、どこかで意見の食い違いは認めない。相手の発信に対していわば「ツッコミ」を入れることで「嫌気、嫌味のリプ」と化す。残念ながらこういったケースは少なくないです。

コメントで嫌気がさしたと判断をしたら、ブロック機能を発動すればいいだけです。

これはSNSを活用する上であらかじめ認識しておくべき点とも言えますが、これをもって発信をやめる理由にはなりません。

発信し続けていれば、同じ想いを持った人に出会うこともあります。
自分を知るキッカケや世の中をより良くするヒントを見つけることもあります。

要はメリットの方がめちゃくちゃ大きいのです。
最初はためらったとしても勇気をもって最初の投稿に踏み出してみてください。

これからSNSを活用して発信していこうと思っている方の原動力に少しでもなればうれしいです

人が辞める会社には理由がある!?

転職をすることになると裏切り者とする会社。
成果を出したのに評価をされない会社。
鬼詰め、数字が出なきゃ自腹買いする会社
イメージとしてはブラックといわれる会社の特徴。

転職をすることになったら、応援をしてくれる会社
退職後もゆるいつながりを続けている会社
退職者同士がコミュニティーをつくっている会社
イメージとしてはポジティブに前向きな会社といわれる。

これからの時代は口コミの影響力が大きくなっていて、ネットの掲示板であったり、退職ブログなどからいろいろな情報を分析する時代。

退職者の評価が高い会社については人が集まりやすく、退職者の評価が低い会社については採用しにくくなっていく。

昔よくあったのが「企業名 ブラック」「社長名 ブラック」というキーワードが出てくると人が集まりにくいといわれた時代があった。

人事の仕事は入社から退社までといわれていますが、その後の弱いつながりも持っていないといけない時代。

転職理由を聞く3つの勘違いとは!?

転職をする理由を紐解いてみたいと思います。
転職を考えた時の理由は3つに分けられます。

1つは人間関係

とくに上司や同僚、チーム内の人間関係に疲れてしまう。
上司が評価をしてくれないなど。

2つ目は労働時間、労働環境

最近では残業について規制が多くなりましたが、
昔は深夜12時を回るのが当たり前。

下手をしたら、朝着替えるために帰るという業界や会社もあったくらいです。
今の流行語で言ったら、ブラック企業でしょうか。

最近ではメンタルヘルスの観点から、残業時間を月40時間程度に抑える企業が増えています。
そのため、長時間労働は悪であるという考え方もあります。

3つ目が賃金が低いということ

同じような規模の会社で同じような仕事をしているのに、
年収が50万円~100万円も違ったら、
こんな会社より違う会社に転職したほうがいいと思うでしょう。

ただし、面接官はこの3つの理由を聞きたいのではありません。

私もエージェントとして仕事をしていた時に、この法則に気づいてしまいました。

過去は消せないし、プライドとして残しておいても、あの頃は良かったと言って変化を恐れてしまう。
変化を恐れていては現在に太刀打ちできない。

転職の目的をしっかり持つことが大切!

転職の目的を明確に持ってもらいたいんです。

今までのスキル、経験を基にして、今後何をしたいのか、どうなりたいのかを考えてください。

また、どんな環境で働きたいのか、どんな仕事をしたいのかなど、思いっきり具体的に考え抜いてください。

例えば、社内の出世レースに参加をして管理職から役員を目指していくのか、コミットメントマスターを目指して、その道のプロを目指すのか、仕事と趣味を掛け合わせてコンテンツマスターを目指すのかを考えてください。

本業一本で頑張るという人もいますし、本業で得たスキルをうまく活用していくことができるようになって副業をしていくのか、趣味から仕事につなげていくなど、働き方もいろいろ、人生もいろいろ。

正解がないので無数の働き方が存在する

正解はありませんから、自分が信じる道で才能を開花させることができるのかどうか。

考え抜いたことが現職の職場では実現が難しいのかという判断をしてほしいのです。
会社の公募制での職種変更であったり、人事、上司へ掛け合うことによって人事異動をしてもらうことなども検討をしてください。

できないと判断をしたのであれば、その理由がそこにはあると思います。
それがあなたの転職理由なんです。

キャリアは色々な形があって、パラレル型、専門型、マネージメント型など
その人がやりたいこと、できることをベースに考えぬかないといけません。

会社が求めているものと自分がやりたいことを切り離して考えないと、意味がありません。

会社は給与の対価として労働をしてもらっており、それなりの結果を求めてきます。
結果が出せない人はリストラになったり、出世レースから脱落をしてくわけです。

会社が求めていることに合わせられないのであれば、転職を考える理由にも変わっていきます。
社内ノマドになることを私はオススメします。

フリーランスになると、規模が大きなプロジェクトは参加できない。
社内ノマドになると、規模が大きなプロジェクトへの参加ができる。
億単位の予算を組んで、色々な人との出会いがそこにはある。

もちろん、プレッシャーもあるが、成功したら、大きな名声を手に入れることができるし、新しいことへどんどんチャレンジするチャンスをもらえるからである。

会社の方向性に自分が合わせられなくなったというのも、転職理由としては立派なものである。

会社を利用してやるぐらいの勢いがないと転職をしても成功する確率は限りないく低くなるだろう。

45歳定年制やリストラに怯えて、会社にぶら下がるよりも、20代、30代でしっかりと実績を残しながらも、どのように働いていくのかをこれからは想像していく時代になっています。

会社にキャリア権を握られずに、実績を残して、他社に転職というストーリーもありますが、会社に頼らない働き方も考えておく時代になってきています。

ライフイベントでキャリアの中断も怖くない

結婚、妊娠、出産、育児、介護というように長い人生の中ではいろいろなライフイベントがありますし、自分自身が病気や事故により想定していない人生を送る可能性もあります。

疲れたときは立ち止まってもいい。
完璧な人はいないわけですから、少し立ち止まって疲れをとり、また走り出すこともできるようになってきている。

ブランクがあると気にする人もいますが、その期間に何をやってきたのかということをしっかり自信をもって言えるようにしていれば問題ありません。

今までは1つの事が正解とされて、それを子供のころから教え込まれてきたから、それが正解と思い込んでしまっていることも多くあります。

働き方もいろいろ、人生もいろいろ。
その人が後悔をしないのであれば、それがその人の正解である。
こうであるべきという価値観の押し付け、先入観の押し付けはこれからの時代には合わない。

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