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知らないとやばい!?内定受諾をする前に整理しておきたい!たった3つのポイント

うそじゃ~という前に振り返ってみると…

最近のモヤキャリ相談室に増えている相談の1つとしてあるのが、「会社はリモートと出社のハイブリッド型を推奨しているのに、うちのチームはチームメンバー全員フル出社。」

「リモートワーク可能ということだったのに実はフル出社など…」というようにいろいろな採用時に関するトラブルについての相談が増えています。

リモートワーク可能という時に、「フルリモートが可能なのか?」「出社とリモートの比率」などを面接、内定受諾前に確認できなかったのかという仮説が生まれてくる。

わからないことを聞くということは当たり前のことですが、失礼にあたるとか、気を使ってしまうと、間違った解釈をすることになってしまう。
思い込みと先入観でやっちまった場合は自己責任論になる。

最近多いのが「情報操作をしたかったの?」「入社を決断させるためにいいことをいっちゃったんだろう」ということが最近増えています。

いった、いわないという水掛け論になってしまいますが、この場合については採用がうまくいっていない会社の特徴。

売れない営業が必死になってゼロを抜け出すために、いろいろといいことだけをたくさんいってしまったことによって、期待値が上がり、実際に違うことがわかると、「うそじゃ~っ!なんでこうなるの!?」ということになる。

転職をするときには、文言通りに受け取ることはしないで、きちんとわかりやすく文章で伝えられるレベルまでかみ砕いて、質問をするようにしておく必要があるでしょう。

内定承諾をする前にしっかりとわからないことについて、あいまいなことについては、質問をしておくことをオススメします。

1:面接官

面接については、現場の上司とその上席が出てきて、役員が出てきて、人事が同席をしてというのがセオリーだと思います。

基本的にはネガティブな情報をいうことはありませんし、ポジティブな情報を伝える人が多いので、コミュニケーションの掛け違いが発生することがあります。

なぜポジティブなことを話すのかというと、ネガティブな発言をすることによって、SNSやネットへの情報漏洩のリスクがあります。

聞かれた質問に対しても真正面から返すのではなく、若干ずらして返すことによって、答えたように見せかけることがよくあります。

これは理不尽と不条理のルールで成り立っている組織論があり、昭和の時代からずっと続いている伝統芸でもある。

聞かれたことは答えるけど、基本的にネガティブなことについては、あまり触れないし、面接中にネットで噂になっていることを質問してしまうと、お祈りメールになることがあるので、気をつけたいところ。

内定承諾前に人事に質問をすることも1つの方法です。
もしくは、パワーランチなどが可能であれば、そこで聞いてみてもいいかもしれません。

会社内では話しにくいことであったとしても、違う場所で聞くことによって、答えづらい質問についても答えてもらえるチャンスはあります。

新卒、中途問わずに、窓口となり、決め手になる存在でもあるため、突っ込んでいかないと、聞いていたことと違うというケースがふえています。

2:求人票

転職サイトへ入稿した後に変更することができない場合が多くあるため、情報の更新ができないことがあるので、騙されたと感じる人もいます。

求人票の内容が変更になっていることについては、人事が事前にアナウンスをしておくことや、面接の段階で伝えておくことでリスク回避をすることができるのですが、それを忘れてしまうと大炎上になることもあるので、気をつけたいところです。

求人票の内容が変わる理由として、よくあるのが社内のコミュニケーションのミスで起こっていることが9割あります。

よくあるのが、「以前に出していた求人票の内容でいいから、出稿しておいて」という現場長から人事への依頼です。

求人票の内容を確認することなく、現場に細かくチェックをしてもらうことができないため、思い込みで採用をはじめてしまうことがよくあります。

人事もスピード重視、タイムパフォーマンス重視になると、広告会社に過去の求人広告の内容を引っ張ってきて、修正も加えずに入稿をしてしまう。

現場へのヒアリングだとか、スキル、経験などについては全く聞かずにやってしまうことが原因である。

これについては会社内のコミュニケーション不足、コストパフォーマンス重視の動きがそうさせてしまった結果であるということ。

3:転職エージェント

これは1980年代の転職エージェントができ始めた時代から続いている問題です。
売上のためなら、希望していない転職でも強引にさせる。
売上を上げればヒーローになるし、ゼロは給与泥棒といわれてしまうからである。

企業とのコミュニケーション不足もあり、社内のプレッシャーも抱えている状態なので、本人としては気が引ける状態であったとしても、ゼロよりましだということで、ハッタリの国のパスポートを持って、口八丁手八丁でいろいろと有利になることをいう。

騙しているのはわかっていても、売り上げの順位の問題であったり、目標数値のクリアなどのプレッシャーがあり、管理職からのプレッシャー、コーディネーターからのプレッシャーなどの掛け算によって、本人が思考停止になってしまった結果起こっている。

最近増えているのがリファラル採用でのトラブル

採用コストがかからないということで、社員がスカウトして友人、知人を紹介して採用に至るケースも増えてきています。

しかし、求人の内容がボヤっとしていたり、休日や残業時間についてもボヤっとしていることもあるので気をつけてほしい。

面接で細かくチェックするように質問をしておかないと、聞いていた内容と違う条件での採用になる可能性も高いので、リスクを回避するためにも面接の場で気になることや怪しいことはチェックしておきましょう。

内定承諾時にも細かく条件を確認しておくことが必要です。

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