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キャリアの棚卸しで気を付けたい7つのポイント

夏の長期休暇をうまく利用して、キャリアの棚卸しをして、ちくしょう~!転職だ!となる前に、準備をしませんか!?
お申込み締め切りは7月29日23時59分まで。先着順になります。
応募のタイミングでは締切になっていることがあるので、お早めにお問い合わせください。
各コース5名枠となっております。

モヤキャリ相談室って!?

「モヤキャリ相談室で3か月間、何をやるんだろう!?」と思われる人も実際にいらっしゃいます。

モヤキャリ相談室では、転職に関する悩みだけでなく、キャリアを人生そのものと考え、自分強みやの本当に夢中になれることを掘り下げ、キャリアの軸を明確にした上で、長期的なキャリアプランをつくります。

長期的なキャリアプランを考えるときに、副業、複業をして、コンテンツを作り上げていくコンテンツマスターを目指したり、成果にコミットメントをして、どんどん実績を上げていくコミットメントマスターを目指す。

独立への足掛かりにしたり、社内で昇進を目指したり、働き方の多様性が出てきている時代だからこそ、その人にあったキャリアプランを一緒に作り上げて、寄り添いながらも時には厳しく、時には優しく、目的地へ向かうための地図やコンパスを見つけることが目的になります。
その過程で色々な気づきがあったり、気持ちや行動の変化が現れます。

今回は実際に相談にいらっしゃった方のストーリーをお話します。

ご相談者さん:
37歳男性 転職歴1回(総合コンサルタント企業→ITコンサルタント企業)

モヤキャリ相談室へ来る前の状況
ライフワークバランスもとれており、充実したキャリアを歩みながらも、プライベートも充実して、何1つ不満がなかった状況でした。

結婚を機に転職をされてから、3年という月日が経った時に、「このままでいいのかな?」という漠然とした将来に対する不安が大きくなってきたそうです。

その漠然とした不安に襲われるようになってから、仕事に対するモチベーションも下がってきてしまった。

転職活動を進めてきたきたけど、自分が描いているキャリアに対して会社が支援をしてくれるのか、キャリアを手に入れることができるかどうか、未だ不透明なままでした。

現状の確認と長期的なキャリアプランを考える必要があると感じていました。

3カ月後には大きく変化をしていた

モヤキャリ相談室に相談をしてから、受けた企業から内定をもらうことができ、スムーズに転職をすることができました。

持ち前の責任感と達成感の強さから、自己理解や長期キャリアプランの作成には時間をかけ、苦労された面もありましたが、その分今後のキャリア指標を明確にして、非常に納得のいく決断をされたと思います。

モヤキャリ相談室の最初に自己評価によると、自己啓発、ライフワークバランス、人間関係、趣味は10点満点中10点だったのに対して、仕事は10点満点中3点という評価でした。

ITコンサルタント企業からIT企業へ転職をされてから、3カ月が経過をしておりますが、そこで再度自己評価をしてもらったところ、仕事については10点満点中7点まで上がっていました。

今回の相談では長期的なキャリアプランをつくったことで、主体的にキャリアを捉えて選択することができるようになったことが一番の収穫だったとのこと。

1:もつれた糸を解きほぐすように、問題点を整理

ご相談にいらっしゃった時には転職活動をはじめていらっしゃったので、現状の確認と問題点を探すことに時間をかけることにしました。

やり取りをしていくうちに下記のような問題点が浮かび上がってきました。
・仕事上の目標が明確になっていないので、モチベーションの低下につながっている
・いずれ管理職になるかもしれないけど、タイムリミットを決めていない
・今後の長期的なキャリアプランが不明確

今後のキャリアで大切にしたいことを聞いたところ、原体験として大学生時代にコミュニティーの主催者を務めていたこともあり、そこでの体験が今の仕事の原点となっていること。

大学を卒業してからもコミュニティーづくりに携わり、主催者ではなく関係者としてサポートをしているうちに、コミュニティーを広げていくこと、作り上げていくことに興味を持つようになりました。

この経験が仕事へつなげていくことで、モチベーションが上がっていくのではないかと考えるようになり、この点を中心にサポートをすることを考えました。

また同時に、管理職になるタイミングでもあったため、この点も深堀を進めることによって、現職に残って社内での昇進を目指すか、転職をしてチャレンジをしていくのかを決める必要がありました。

その点、ご本人にはとことん自分自身と向き合ってもらうことによって、納得のいくキャリアの選択肢を選んでもらいたい。

その点をクリアしながら、長期的なキャリアプランを作成していきましょう!といいながら、相談をすすめてきました。

2:自己評価で現状の見える化と目標設定

モヤキャリ相談室の最初に自己評価によると、自己啓発、ライフワークバランス、人間関係、趣味は10点満点中10点だったのに対して、仕事は10点満点中3点という評価でした。

ここから見えてきたのは仕事に対する自己評価が低い事です。
「仕事以外についてはパーフェクトなので、仕事に対する自己評価を上げるためにはどうするか?」という点に集中をすることになりました。

長期的なキャリアプランに対しても仕事に対する自己評価をアップさせる方法について、考えていく課題が見えてきました。

宿題から見えてきたものとは!?

お申込みを頂いた後、初回のセッションまでに、自分を表現する100の言葉を上げてもらう宿題をしていただきました。
自分に関連するキーワードを100個上げること、100個の動詞から見えてくる強みの中で、そこから共通するキーワードが浮かび上がってきて、その人を構成しているキーワードや原体験が見えてきます。

そこで上がってきたキーワードがありました。
・達成欲
・責任感
・アレンジ
・協調性
・目標志向

アレンジというキーワードからプロジェクトリーダーとして活躍している理由の裏付けになっていることに注目をすることができました。

リソースを的確に配置して、物事の調整する力、人を巻き込む力に優れている理由が仕事のエピソードを聞いているうちにわかってきました。

一方で、達成欲や目標志向の強さから、モチベーションが高い環境で仕事ができていないと、ライフワークバランス全体の満足度が低くなってしまうなと感じることになりました。

3:自己理解を深めて、キャリアの軸を決める

100のキーワードをカテゴリー別に仕分けていくと、達成欲、責任感、アレンジ(調整力)、目標志向といった「実行力」というカテゴリーに属する強みを上位にたくさん持っています。

実行力の高い方は、エネルギー力が高く、行動を起こすことを躊躇しません。

その他にもキーワードとしてあがったのが、戦略、戦術という策士の面もあり、行動しながらも状況の変化に応じて、勝つときは大きく、負けるときは小さくするためにはどう動くのが得策なのかということが見えてきました。

そこで、戦略×実行力のキャリアをゴールから逆算する方法で考えていくことにしました。

実際に、深堀しながらいろいろなお話を聞いていると、お仕事でもプライベートでも、計画が大得意で、期限や時期を細かい計画に落として実行することが大好きとのこと。

一方仕事でプロジェクトをリードする際には、ご自身の実行力や戦略性の強さから、他のメンバーにも同じレベルを求めてしまい、すれ違いが生じることがあったそうです。

自己確信は「自分の決断が正しい」という確信を周囲に与えることができる強みなのですが、使い方によっては、周りに自分と同じ考えを求めてしまい、上手くいかなくなる場合があります。

一方、責任感や自己確信という強みを上手に使うことで、周りが信頼してついてきてくれるタイプのリーダーシップをとることも可能です。

今後組織でより活躍をするためには、実行力を活かしながらも、強みを弱みにしてしまわないよう、周囲との違いを理解してコントロールしていくと良いという気づきになりました。

4:趣味、得意なことを深掘り

もう1つの宿題として、趣味や得意なことについてのワークをお願いしており、そこから浮かび上がってきたことがありました。

ご自身の趣味や得意なことについて、思いつくままにいろいろなことを上げていただくと、週末農業や陶芸などクリエイティブなこともしながら、実はBBQやホームパーティーをよくやることがわかりました。

副業、複業のアイディアとして、パーティー料理を中心とした料理教室をオンラインで展開したり、陶芸で作った作品で料理を作ったり、キャンプ料理などというように、料理×パーティー×陶芸でいろいろな新規事業案が飛び交って、あっという間に時間が過ぎていきました。

前回問題になっていた、管理職にへのパスはどうするのか?という問題が浮上したのですが、今回の好きワークでは、人の育成に関してのワードは出てこず、現段階ではまだまだ知識や経験を身につけていきたいのだという気づきになりました。

しっかり評価されることや変化、新しいスキルを身に着けられる環境という軸がクリアになったので、今回の転職をどうするべきなのかが徐々に見えてきました。

5:長期的なキャリアプランの作成

優秀な方であることはセッションを重ねていくうちになんとなく感じていたので、長期のキャリアプランも簡単に作れると感じていたのですが、第一声を聞いて驚きました。

「いや~っ!超がつくぐらい難しかったです!」というひとことでした。

色々書き出してみて、これからの人生でやりたいこと・やれることがすごくあって、どれから実現をしていくのかを考えたり、一方では本当にできるのかな?と思ったりして、将来のプランを考えることはワクワクだけじゃないくて現実と向き合う作業でもあるんですよね。

早速一緒にプランを見ていくと、趣味や得意なことも多いので、プライベートでもそれらを副業からビジネス化していくことも検討。

その場合どこに分野に絞るのか、タイミングをどうするのか、本業とのバランスと取り方なども今後の課題として見えました。

6:キャリアプランは環境の変化で変えてもいい‼

生涯現役で働かなきゃいけないかもしれないという不安がある中、60歳、70歳、80歳というように完璧なキャリアプランを作成しようとしたから、想像がつかなくて難しかったというのが話を聞いていてわかったことです。

コロナショック影響でリモートワークが当たり前になったり、新しい働き方を取り入れる環境の変化が今後起きないとは限りませんし、その都度柔軟にしなやかに変更をしていくことを伝えました。

最初に立てた計画をすべて実行するのではなく、その目的地に行くためにはどうしたらいいのかをその都度考えてほしい。
ライフイベントで環境要因が変化をする場合もありますし、コロナショック影響みたいにどうしようもない環境要因で変化することもあります。

また、達成欲が強いので、「計画しても現実化できなかったらどうしよう」という気持ちから、途中悩んだ様子でした。

結局のところ、キャリアプランを作る目的は現時点でのビジョンを明確にして、今自分が進むべき方向や、やるべきことをクリアにするということです。状況や世の中が変化する中で、自分の計画も変わると思いますし、柔軟に書き換えて対応していけばいいのです。

一方で、何もコンパスがない中で砂漠の中を歩く必要がないように、現時点でのプランを明確にすることは大きな意味があると思います。

当時を振り返ると、「何事も細かく決めても人生面白くないもんなぁ。状況に応じてフレキシブルに変更してもいいといわれてすごく楽になりました。その都度変更をしていっていいんだぁ~という気付きになりました。」と後日おっしゃっていました。

真剣に取り組まれていたからこそ、難しいと思ったんだろうなと感じました。20年以上先まで真剣にイメージして詳細まで落とし込みをしていました。

人は見たくない、考えたくないことからはあえて目を背けてしまいます。
でも苦しくても自分の将来と真剣に向き合うことで、行動と変化を起こせると思います。

7:ゴールから逆算してつくるアクションプラン

長期のキャリアプランが出来上がったら、1年後、3年後、5年後、7年後、10年後というように逆算をしていくことになります。

1年後のゴールが見えてきたら、6か月、3カ月、1か月というようにアクションプランをどんどん落とし込むことによって、目標の見える化をすることで、達成欲を満たしながらも、目標に向かっていくことをしてもらいました。

目標が定まると人は何としても達成したいという気持ちがあり、モチベーションも下がらずに頑張っていくことができます。
目標設定は高すぎず、低すぎず、背伸びをすると届くくらいに設定をすることが、伸びていくコツになります。

転職をするときに有給休暇を消化するために、約2カ月のお休みがあったので、その間にSNSで知り合った40人に自分のやりたいことを話をしていくということという目標を立てました。

約2カ月の間に30人とWEBやリアルに会うことをして、自分がこれからやりたいことを話をしてみたそうです。
そしたら、いろいろな方から応援をしてもらうことができ、これからその人たち3人と会社をつくって新しい事業を副業でやりながらも、転職先でがんばるという気持ちに変わったそうです。

プロジェクトマネージャーとして本業でも、副業でも活躍する場所を見つけたとたんに、今まで以上に活気をおびて、元気いっぱいでした。

忙しい日々の中で、再度自分の”生き方”をそしてこれから”どう生きたい”かを見つめる時間になったようでした。

3カ月間しっかり自分と向き合い変化しました。
1回目のセッションからご自身でも振り返りを毎回びっしり書いていました。

今では新しい転職先でも実績を上げることができ、周りからの信頼も厚くなってきて、管理職の打診もあったそうです。

副業のほうもコロナショック影響はあるとはいえ、少しずつ離陸をして行く過程にはいってきたので、毎日が楽しくてしょうがないそうです。

夏の長期休暇をうまく利用して、キャリアの棚卸しをして、ちくしょう~!転職だ!となる前に、準備をしませんか!?
お申込み締め切りは7月29日23時59分まで。先着順になります。
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