見出し画像

知らないとヤバい⁉いくつになっても市場から求められる人の5つの特徴


必要とされる人材像は常に変化している⁉

1997年ごろからインターネットが普及することになったので、転職市場が大きく変わってしまった。

それまで当たり前だった終身雇用、年功序列が崩壊をしはじめて、実力主義、雇用形態についても正社員のみだったのが、契約社員、派遣社員というのが世の中に浸透することになった。

さらに、少子高齢化によって労働人口逆ピラミッドに変化をしてしまったことによって、若手の人手不足が深刻化して、アルバイトの時給が高くなっている。

地域の時給よりも高く採用しているため、飲食店では商品の価格が2割から3割高くなってしまっている。

また、働き方についてもいろいろと多様化しており、リモートワーク、ハイブリッド、出社によっても応募数が変わり、ブラック企業、ホワイト企業、プラチナ企業、パール企業などといわれるように、いいことが多いと応募数が多くなる傾向がある。

ここから見えてくるのは採用格差も広がっているということである。
価格転嫁をしてでもいい人材を採用しようとして投資をする会社は伸びて、過去の成功体験に縛られて、母集団の形成であったり、企業が選べると思い込んでいる会社には人が集まらないという固いになり始めている。

1985年に男女機会均等法が施行されてから、女性の社会進出、女性の活躍社会トいわれてきましたが、ここ数年でギアがアップして一気に流れができたように見えます。

これと同時に進んでいるのが、採用する人材像が大きく変わってきています。

景気の浮き沈みに関係なく、企業が残るために必要な戦力として、現状維持ではなく、少しでも前へ進めていくことができる人材です。

35歳でビジネスパーソンが一度死ぬといわれていますが、年齢関係なく活躍している人たちには5つの共通点があった。

1:固定概念に縛られない人

人は経験したことに縛られる傾向があり、過去の成功体験が通用しない時代になっても、過去の成功体験が邪魔するケースも多い。

その過去の成功体験に縛られてしまうと、時代が変わっているにも関わらず結果を残せることはない。

また、思い込みや先入観がある場合については、それに気づかない限り変わることができないというのは、誰も教えてくれない。

「キャリアを構築していくには今までの経験を活かすしかない」
「年収とポストが今以上にならないと転職をしない」
「自分の市場価値を高めるには資格取得をするしかない」など、昔から言われていることが当たり前だと思っていることはすごく危険です。

これはどれも正解であることはもちろんですが、視野狭窄が起きていることについては誰も教えてくれないし、人材紹介の営業やアドバイザーもこれが信念になっている傾向が強いので、的確なアドバイスをしてくれない。

転職については可能性を最大限にするためには、「~してはいけない」「~することが当たり前」「~しなければならない」というように限定する条件が多くなれば多くなるほど、干し草の中で針を探すぐらいに大変なことになるとは、誰も教えてくれません。

企業からすると、「経験は豊富であるけど、こだわりが強すぎるから」と扱いにくい人物になってしまうと、短期離職のリスクを抱えてしまうので、企業としては若手の採用を中心に切り替えていくのは事実である。

今まで「キャリアアップの定義」とされていたことにこだわりすぎずに、汎用性のスキルを活かす方がチャンスは広がっていくことになる。

35歳を過ぎると極端に求人数が減ることから、汎用性のスキルを言語化して、汎用性のスキル×専門性のスキル=キャリアアップとなることはもちろんですが、組織や会社にとって貢献できる人材になることで、代謝を回避することができるようになります。

2:過去より未来志向の人

自己自身であったり、プライドを持っていることは精神的な余裕を持っていることは悪い事ではありませんが、ただしその自信の根拠やプライドの根拠が過去のものに偏りすぎているとちょっと問題が発生します。

大変な努力をして難関校を卒業したこと、激しい競争を勝ち抜けて有名企業に入ったことは悪い事ではありません。

高い壁を越えて実績をあげて社内の信用と信頼を得ることができるようになり、年収や地位が上がっていったことは間違っていません。
正しい方向で正しい努力をした結果、手に入れることができたものです。

それらの成功体験によってもたらされた自信やプライドについても誇らしいものがあるでしょう。

「私は前職の〇〇で大きな実績を残してきた」
「大きなプロジェクトで成功してきたのは努力をしてきたからだ」
「重要なポストを任されることになり、それによって年収が上がった」などというエピソードは悪い事ではありません。

転職をした先が前職に近い業界であったり、規模が小さい職場なら、最初は輝かしいキラキラした経歴になりますが、過去の成功体験を振り回してしまうと、過去の栄光にぶら下がっている人となってしまうので注意が必要です。

周囲に煙たがれる存在になり、理不尽な理由で人事異動が発動されてしまったり、居場所を失くしてしまって転職をすることになるので注意が必要です。

逆に、過去の成功体験から学んだノウハウやエッセンスを言語化することができれば、目の前にある課題に対して解決をすることができる。

過去の成功体験を基にして新しいことにチャレンジをすることで未来に対して前向きになれる人が重宝されることになる。

思い込みや決めつけ、先入観を捨ててニュートラルに物事を判断することができて、未来に向かって組織や会社に貢献できる人が求められる。

過去にどんな経験をしてきて、苦労をしてきているからこそ、この問題を可決してくれる人の方が市場価値が高くなっていくのは言うまでもない。

3:慎重すぎず、無謀な決断をしない人

自分自身のキャリアや市場価値を高めるためには、継続的に能動的な選択をしていくことになる。

会社や組織から与えられるチャンスだけでは不十分であるということが裏付けられてしまう。

キャリアに関しては時間がかかるため、すぐにできるものではありませんし、限られた回数の中で最大限の威力を発揮するためにはどのように選択をしていくのかを考えなければならない。

特にリスクになるのが、1社での経験が長くなってしまったときに、知らず知らずのうちに、会社のルールや考え方に寄ってしまうことになり、世間との差がどんどん広がっていることに気づいていないことが9割あります。

こうなってから転職市場に放出される形になってしまうと、ものすごく苦戦をすることになり、長期化していくことになるので、注意が必要です。

また、これとは逆のパターンとしてあるのが、決断が速すぎるため、ジョブホッパーになっているケースです。

自分には力がある、実績も、才能も十分であると勘違いをしてしまうことで、市場価値が下がってしまっていることに気づいていない。

ここから見えてくるのは、goodtimingでgoodな選択ができる人というのは本当に少ないということである。

機は熟したということで転職をする人ってほとんどいない。
たいていの場合は、早すぎる決断なのか、遅すぎる決断なのかのどちらかである。

自分の市場価値を高めていくためには、経済環境の変化、人との縁、タイミングを見ながら、限られた人生のカードをうまく活用していくことが必要になります。

例えば麻雀のように、相手と自分の手を考えながら、流れを見て上がり続けるのか、一発大きな手を狙うのか、それともここは勝負を降りて、次の局に流れを待つのかなどに似ている。

鳴いて上がって流れを変えるのか、面前で勝負して流れを変えるのかなど、流れを読みながら自分で運を引き寄せてくる。

常にベストな選択をするためにはどうしたらいいのか、流れを見ながら決断をしていくことはすごく重要なことです。

4:新たなことを知り続ける勇気

転職市場で常に市場価値が高い人の特徴としてあるのが、継続的に学習して、学習したことを実践で活かしていく人です。

インプットしなきゃいけないと思い込んでいろいろな知識をドンドン吸収をすることはすごくいいことですが、それを実践に活かして新しい経験値を得るところまでやり切れていない人が9割。

知識のメタボリックになったとしても、経験値がないので、答えはゼロのままということに気づいていない。

継続的な学習をすることで、過去の成功体験にぶら下がることなく、新たな知識を入れようとする柔軟性が必要になってくる。

5:他者に肯定的になり、自責思考な人

ここでいう他者に肯定的になりというのは、お人よしのことを示すわけではありません。

ケースメゾットをどれだけ持っているのかというのがポイントになります。
ある事例を取り上げて成功する方法や失敗した原因を掘り下げていくと、共通なことが見えてきたり、新しい角度でいろいろと考えることができる。

過去の成功パターンや勝ち筋が通用しなくなってきている時代だからこそ、新しいことに挑戦する勇気に敬意を払わなければならない。

傍観者になったり、批判家、評論家になることはすごく簡単なことですが、新しいことにチャレンジしてそこから得られる体験というのは代えがたいものである。

失敗をした原因を突き詰めていくことによって、次の一手が見えてくることになり、そこから成功へのメゾットが出てくることがよくある。

トライアンドエラーの繰り返しについては、スピードがググっと上がっているので気をつけてほしい。

周囲に対する寛容性や自責性はコミュニケーションを円滑にするだけでなく、複雑に専門化として、多様な価値観やスキルを持っていくことが求められて、仕事が増えてより高いレベルを求められる時代。

過去の延長線上にあった未来が、変化する未来へと変化をしていて、このスピード感についてこれるかどうかが肝になる。

未来は自分の頭でつくるもの

これから労働人口が減少していくことになり、管理職が減る傾向になっていくのはもちろんですが、現在のハラスメントを警戒するあまりにいいたいこともいえない管理職が増えてしまって、管理職の苦労を目の当たりにしている若手は「管理職は罰ゲーム」になってしまう。

定年の選択制、ワークシェアリング、リスキリング、社会保障の再編、地方への転職などいろいろな働き方、多様性を認めながらも現実に合わせた政策が並んでいる。

少子高齢化社会が進んでおり、労働人口が減少すると、税収が減る、GDPが減るということになり、日本沈没のシナリオが静かに進んでいることが裏付けられている。

出世レースが終わるのが40代ですから、同期が200人いたのに、今では50人になり、しかも決裁権を持っている課長職以上が3人という厳しい世界を見てきているから、やる気が無くなりモチベーションが保てない人もいることはすごく理解できる。

出世と昇給だけがモチベーションの源になっていた時代から、いかに自分の市場価値を高めて、仕事の幅を広げていくのかがポイントになる。

正社員だけでなく、副業・複業、投資などをしながら資産を増やして老後破産にならないようにしていく時代になっています。

日本の場合については給与交渉がしづらい環境ですから、転職というのが手早く年収をあげる方法かもしれません。

副業・複業や投資にチャレンジをしながら、キャリアを考える時代にもなっていますし、いろいろな働き方を経験することによってできることも増えていく時代です。

固定概念に縛られることなく、柔軟性をもって対応していく時代に変わっているということを自覚しないといけません。

この記事が参加している募集

よろしければサポートをお願いいたします!頂いたサポートについては、製作費として使わせていただきます。