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早期退職のリストに名前が載らないために気をつけたい4つのポイント

研修講師は見た!?職務の歪

最近ではエンゲージメントという言葉がよくつかわれるようになった。

従業員の企業への信頼や企業に対する貢献意欲を指す言葉ですが、企業に信頼や貢献をしたいと思うようになるには、上司と部下の人間関係が良好であることがポイントになることを忘れている。

上司が部下に求めているのは、自分のいうことを聞いてくれる方がコントロールしやすく、自分の理想に近づけるというのが特徴的である。

管理職の仕事は数字を追うことではなく、部下の個性と特徴をしっかりと見極めたうえで、才能をしっかり伸ばすことがポイント。

個性も特徴も把握せずに自分の理想に近づけるためには、ウィスキー樽を首からぶら下げたセントバーナードみたいに忠実な部下を求めている。

部下は実にしたたかだった

最近の部下は実にしたたかだった。
日本企業の特徴として、数年に1回人事異動による上司ガチャが発生することがあることを理解している。

これは自分が人事異動の対象になる場合もあれば、上司が人事異動の対象になる場合があり、数年がまんすればいいかもしれないという気持ちがある。

また、どうしても人間関係がうまくいかないと感じたら、数年後には転職をすることができるという若手のチャンスを最大限に活かすことができる。

転職をすることについてはハードルが下がっているけど、圧倒的な実績を残せていれば問題ありません。
中途半端実績や過信があると、転職活動を失敗する可能性があるので、注意が必要になる。

1つの会社で3年在籍をしていないといけないという定義も根強いけど、その理由を聞くとほとんどの経営者や人事は答えられない。
「それが常識だと思っていたから」といわれても、何の説得力もない。

みんながいっているから、自分も言っているのであれば、思考停止になっており、常識を疑うことをしないし、疑問を持つことができないということを露呈している。

そういう上司や経営者の人で貢献したいという気持ちにはならない。

研修講師とコンサルタントの唯一の欠点

研修講師もアップデートをする人、しない人がおり、コンサルタントも生産性と効率化を図るために、フレーム化することが多いのですが、過去の成功体験をもとにしているため、時代の流れにあっていないことが多くあります。

上から目線で自己満足をしている内容であると、現場には何も響いていないことに気づいていない。

専門用語を繰り出して、正論で打ち負かすことをしたとしても、現場の立場からすると、現場を知らない人が何を言っているんだよ!そんなことがわかっていたらやっているよ!ってハレーションが起きるため、講師やコンサルタントが抜けた後、現状に戻ってしまうことがよくあります。

対面でのコミュニケーションの場合については、相手が腹落ちをしているのかどうか、本当に理解をしているのかどうかということについては、表情を見たり、言動を聞きながら確認をすることが求められるのですが、それを自分が伝えたから理解していると思いこんでいるから厄介である。

思い込みと先入観を捨てて、周知徹底をすることをしておかないと、現状としては大失敗ということになってしまう。
時間と費用の投資が水の泡になってしまうことは間違いないだろう。

嫌われる人の特徴ベスト10

研修講師として、人事コンサルタントとしてこういう特徴のある人は、老害といわれたり、働かないおっさんといわれてしまうので注意が必要です。

少なくても3つ以上ある人については、部下からの信頼関係が崩壊しており、リストラの対象になっている特徴があります。

もし、自分の行動の中でやってしまっていると感じたのであれば、すぐに修正をしていくことをオススメします。

1:マウンティングする人
2:なんでも否定する人
3:しゃべりだした途端、文句ばっかり言っている人
4:機嫌によって人を支配する人
5:正論を押し付けてくる人
6:瞬間湯沸かし器みたいにすぐ怒る人
7:自分の価値感を押し付ける人
8:話を遮って、話を横取りする人
9:最後まで話を聞けない人
10:相手の立場に立って考えられない人

リストラの対象になっている人の特徴や早期退職の対象になっている人の特徴をまとめてみると10個の共通点があり、3つ以上あった場合については本当に要注意です。

裸の王様になっていることも多く、年齢や社歴を重ねていると注意をしてくれる人は本当に少ないので、気づかないままでいらっしゃる人が多い。

昭和、平成のパワーマネージメントの時代から、共感と等身大のマーケティング時代に変化をしており、叱ることと褒めることを併用していく時代です。

叱るときは人の目につかないところで、褒める時はみんなの前でとうまく使い分けることが必要な時代です。

アドバイスをするつもりが、正論と自分の価値観を押し付けられてしまうと、何も響いていませんし、心のシャッターが一度下りてしまうと、上げることはできません。

この人の下で仕事をすることよりも、隣の芝生は青く見えているから、そっちでチャンスをものにしたいと考えるようになってしまいます。

自慢話、武勇伝、説教は令和のマネージメントにはあいません。
答えを教えることではなく、自分で考えて行動をすることができるように、わかりやすい言葉で伝える力が必要です。

「あなたのためにいっているんだよ!」って言われても、部下としては何を言われても響きません。
「上司は自分のことをしっかり理解してくれて、特徴も強みも理解しているわけでもないのに、自分のためといわれても…虫の居所が悪くて八つ当たりされた」と感じている。

「はいっ!すみませんでした!」とは謝るけれど、下を向いてあっかんべーをしていることに気づかないと管理職としては失敗でしょう。

最近ではスマホ一台で録音はもちろんですが、録画をすることもできるので、場合によっては労働基準監督署に駆けこまれてしまうケースもありますから、指導したつもりがハラスメントになっているケースもあるので、注意が必要です。

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