Mariko Tokoro(副業・兼業・セカンドキャリアを支援するキャリアコンサルタント)

子ども関係の業界で30年近く働いています。教育施設の採用担当をしたことがきっかけでキャ…

Mariko Tokoro(副業・兼業・セカンドキャリアを支援するキャリアコンサルタント)

子ども関係の業界で30年近く働いています。教育施設の採用担当をしたことがきっかけでキャリアコンサルタントを取得。公的機関で専門職として勤務しながら、研修講師、執筆、キャリアやリスクマネジメントのコンサル等の仕事もしています。修士(家政学・消費生活)。

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読書メモ「母の壁 子育てを追いつめる重荷の正体」

「母の壁 子育てを追いつめる重荷の正体」(前田正子、安藤道人) 新聞か雑誌の書評で、保育園の入所に関する調査の自由記述欄に記された母親たちの声を拾い上げた、とあり、関心を持ちました。 調査目的は入所できた家庭と入所できなかった家庭のその後 保育施設を含む子育て支援策を検討する基本調査にしようとしたのだろうか、入所申請をして入所できた家庭と入所できなかった家庭は、その後、どのような状況(経済状況とか就労状況とか)をだどったのか? がそもそもの調査の目的でした。 ところが

    • 兼業者の悩み:雇用される仕事をいつまで続けるか?

      本日は立春。 年度末なので、来年度のお仕事のことを考えてみました。 兼業生活9年目でわかったこと サラリーをいただく仕事をしながら、フリーランスとしても仕事をするスタイルで生活をして、9年になりました。 フリーランスの領域が、かなりニッチーなこともあり、仕事のパイは小さいのですが、人員の高齢化が進んだのか、ご引退される諸先生方の後任(あるいは若手の登用枠)でお声をかけていただくことが急に増えました。 細々とでも、長く、地味に続けることの大切さをしみじみ感じました。

      • 行けそうで行けない松本

        Facebookに、時々「*年前の今日は・・・」と懐かしい写真が出てきます。今日、出てきたのは、2年前に出かけた松本の写真でした。 両親が松本出身で、高校生くらいまでの夏休み・年末年始は松本で過ごしました。昭和の時代ですね(笑) 大学に入り、就職し、結婚し・・・と平成の約30年間はお墓参りに数回行ったくらいでした。コロナ禍に「いつでも会えると思った人たちに、あっけなく会えなくなる」ことを痛感し、2年前の秋に、伯父夫婦を訪ねて松本に行きました。 泊まったホテルで自転車を借

        • やってみた:無料テンプレートをアレンジしてチラシを作る

          講演会等のPRは、チラシがあると便利 講演会やシンポジウム等のPRは、ホームページに情報を掲載して、SNSやメーリングリストで情報を流す方法が簡単でお金もかかりません。 でも、チラシがあると便利。役所や学校に持って行って、設置や配布をお願いすることができるし、印刷しなくてもチラシのPDFデータをホームページやメールを送ることもできるから。 チラシの印刷代は安くなったけれど、問題はデザイン プリントパック、ラクスルなどのネットで注文できる会社さんの印刷代は驚くほど安い。

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        • 読書メモ:キャリア、教育など
          11本
        • 副業・兼業に関すること
          17本
        • やってみた・使ってみた
          6本

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          読書メモ「ギフティッドの子どもた

          「ギフティッドの子どもたち」 角谷 詩織 昨年の秋に岐阜で行われた学会で、ギフティッドの専門家ではない私が、ギフティッドをテーマにしたシンポジウムに企画者として参加しました。 (そのときの話は、いくつか記事にしました) ギフティッドをテーマにしたシンポジウムを準備中|Mariko Tokoro(副業・兼業・セカンドキャリアを支援するキャリアコンサルタント) (note.com) ギフティッド:初めて知ったこと|Mariko Tokoro(副業・兼業・セカンドキャリアを支

          採用がうまくいかない! ~アンマッチ案件を振り返ってますか?

          「採用がうまくいかないんです」 「採用したんですが・・・アンマッチで逆に困ってます」 「どうしたらいい人を見つけられますか?」 ・・・というご相談をいただくことがあります。 エージェントさんが使えればいいのですが、採用コストをかけられないケースもありますし、1年更新の仕事の場合はそもそも条件が悪いですから。 でも、よくお話を聞いてみると、「これだと、また同じ失敗を繰り返すなぁ」というポイントがいくつかあります。 採用したけれど・・・の場合 いわゆる「アンマッチ」のケー

          採用がうまくいかない! ~アンマッチ案件を振り返ってますか?

          中途採用:職場にマッチする再雇用世代の見極め方

          再雇用世代は、ビジネススキルの点でも人間関係の点でも経験豊富ですから、職場にうまくマッチすれば、積極的に活用していくべきだと思います。 いっぽう、職場の中心は現役世代ですから、ビジネスを推し進めていくために必要なチームワークのようなものを乱す方は、どんなにスキルと経験があっても、その職場には必要ない方です。 でも、応募書類や1回程度の面接で、職場にマッチする人材かどうかを見極めるのは難しいですね。そんなときは、面接でのコミュニケーションで「1往復半」ができる方かどうか &

          入社後のアンマッチがおきやすい再雇用世代の採用 どうしたらよい?

          役所等の公的機関や学校関係の仕事は、「会計年度任用職員」のように1年ごとの契約のお仕事が多く、そろそろ来年度の人員体制が決まり、「**係の**(職名)は任期切れだから新規採用しなければ」等の話が耳に入ってきています。採用担当者は頭が痛い時期が始まります。 採用担当者以外も認識すべき人手不足の実情 いまだに求人を出せば応募があるものだ、と思っている管理職がいますが、それは「お金をかけて求人を出せば」という話で、最近はお金をかけても応募がないことも多々あります。 「本当にそう

          入社後のアンマッチがおきやすい再雇用世代の採用 どうしたらよい?

          キャノン 女性取締役 初起用ニュースは高評価なのか? 

          「キヤノン、女性取締役を初起用へ」のタイトルを見た時に、正直思ったことは「えっ、キャノンって女性取締役いなかったの?」でした。 キヤノン、女性取締役を初起用へ 元消費者庁長官の伊藤明子氏(ロイター) - Yahoo!ニュース さらに、このタイトルの次に「元消費者庁長官の伊藤明子氏」という言葉を見た時には、「なーんだ、社外取締役ではないか」とのけぞりそうになりました。 キャノンほどの企業が、内部から女性取締役を出せないのが現実とは、悲しい気持ちになりました。このニュース、キ

          キャノン 女性取締役 初起用ニュースは高評価なのか? 

          明日から新学期

          暑さを理由に記事の更新が滞って数カ月。 明日から新学期。 noteの記事の更新。 心機一転、がんばろう! ・・・と思いました。

          本業・副業はインプット?アウトプット?

          仮に、時間的な拘束&収入が多い仕事を本業、本業以外の仕事を副業とします。私の場合、本業は勤め人です。兼業が認められている非常勤職ですが、毎日出勤で、正規の方より労働時間が約2時間短い。土日や帰宅後の時間にフリーランスの仕事をしています。 上司からの一言 先日、職場の上司に、「ここで仕事して、帰ってからも仕事してるんだよね。土日も。僕には無理だなぁ。だって、インプットしないとアウトプットってできないじゃない。職場を出たら仕事から離れないと、気持ちがリフレッシュされないし、専

          つい見てしまう信州・松本の番組

          NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」。 今週と来週は、俳優の佐藤二郎さんがゲスト。 佐藤さんは信州大学出身で、学生時代を過ごした松本を旅するというもの。 鶴瓶の家族に乾杯 - NHK 松本は両親の故郷。 子どもの頃は、盆暮れは松本で過ごしました。 TVに知っている街が出ると、つい見てしまいます。 TVを見ていて、やっぱり素敵な街だなぁと思いました。 昨年、松本の伯父が亡くなり、少しずつ松本との縁が途絶えていくような気がして、うまく表現できないのですが、焦りのような気持ちを持ちまし

          転職した職場にうまくなじむ人・苦戦する人はどこが違う?

          新年度から仲間入りした皆さんの同僚、とくに転職組。 職場にすっかりなじんでますか? いまいち苦戦していますか? あくまでも私の経験ですが、うまくなじむ人・苦戦する人には傾向があるように思います。 うまくなじむ人 慣れない仕事ばかりですし、前任者と十分引き継ぎの時間がとれないこともあり、周囲にあれこれ聞くことがどうしても多くなります。そして、間違えたり、失敗することも・・・。 そんなとき、「すみません」「申し訳ありません」と謝りの発言に終始せず、例えば自分のミスを教えてく

          転職した職場にうまくなじむ人・苦戦する人はどこが違う?

          あと8単位とれば「社会教育士」が取れるようだ

          noteは、自分の関心あるテーマなのか、カテゴリーで整理された記事が表示されますよね。あるとき、ある方の記事が表示されて興味深く読んでいたら、その方の肩書が「社会教育士」でした。 「社会教育士」って?? と思い、ググったら、文部科学省のHPが表示されました。 社会教育士について:文部科学省 (mext.go.jp) もともとは「社会教育主事」 HPの説明によると… ・社会教育士は令和2年度から始まった制度。 ・もともと「社会教育主事」という、社会教育を行う者に対する専門

          副業・兼業とボランティア:どこで?

          先日の記事で 「副業の最初の一歩としてボランティアはありか?」 と書きました。 副業の最初の一歩としてボランティアはありか?|Mariko Tokoro(副業・兼業・セカンドキャリアを支援するキャリアコンサルタント)|note 世の中にはいろんな団体がありますので、プロボノ的な関わりをしたい方が注意したい団体の特徴(見分け方)について、気づいた点を挙げました。 私のボランティア失敗談 20代の頃から、勤務先の仕事とは別に、ボランティアでNGO・NPOの活動に参加してきた

          副業の最初の一歩としてボランティアはありか?

          先日の記事で 「収入が本業とは別にあること、これが副業・複業の最初の一歩」 「ぜひ最初の一歩の種になるものを探しましょう」 と書きました。 日経ビジネスの複業記事を読んで…そんなにハードル上げなくてもなぁ|Mariko Tokoro(副業・兼業・セカンドキャリアを支援するキャリアコンサルタント)|note 新年度、ぜひ副業に挑戦したい!と思っている方もいらっしゃるでしょうが、本業の勤務先が副業禁止の規則だと、自分のスキルが収入を得られるレベルなのか? を知る方法がありません