面接で言うところの「リーダーシップ」は誤解している学生は多い
フリー面接トレーナーnoriさんです。
面接初心者🔰のための面接対策コーナー、略して【めんたいこ】
悩んでいる人も、これから考える人のためにも、今みなさんが向き合っていくことについて書きますよ。
就職面接では時に「リーダーシップ」について問われることがあります。
私のところに訪れる、ちょっと控えめな学生の多くは、自らを「リーダーシップがない」と話します。
果たしてそうでしょうか?
今日の【めんたいこ105】
面接で問われるリーダーシップの誤解
先ほどのように、私のところに訪れる学生に、
「なんでリーダーシップが無いと思う?」と尋ねると、みなさん口をそろえて
「統率力など引っ張る力がない」
「指示を出せない」
「部活の部長やバイトリーダーなどの経験がない」
等と話します。
ところが、
「じゃあ、自分にとって理想の上司(リーダー)ってどんな人?」
と尋ねると
「部下の意見を聞いてくれる人」
「相談に乗ってくれる等フォローしてくれる人」
「チームの雰囲気づくりを大切にする人」
このような意見を出されます。
さらに尋ねます。
「あなたが無いと言っていたリーダー像と理想のリーダー像は異なるね?」
と聞くと
「確かに違いますね・・・」
とここで、自分の矛盾に気が付きます。
昨今のリーダー像を鑑みると、決して、リーダーだけの独断で決定したり、強引に物事を進めたり、部下に対して叱咤激励を行うようなリーダーではないと思います。
ところが、リーダーシップに自信がない学生は、上記のような、少し昭和なリーターを想像しています。
実際に、現代のリーダーは意味合いや期待値が変わっていて、学生が思い浮かべるような、部下の意見を取り入れ、最善の結論を出すといったチームを巻き込むようなリーダーが多く聞かれます。
また、「リーダー経験が無い」と嘆かれる方もいます。
部長や委員長などの役職は、確かにリーダー経験ですが、リーダーシップは役職についていなくても身に付く能力です。
言うなれば、先天的に備わった才能ではなく、後天的に磨くべき、社会人として必要な能力です。
このように考えなおすと、リーター経験はなくとも、リーダーシップを発揮する経験は誰にでもあるはずです。
「部下の意見を聞いてくれる人」
部下はいなくても、同級生の仲間や部活、アルバイトの後輩に対して、意見を聞き入れる経験はあるのでは?
「相談に乗ってくれる等フォローしてくれる人」
同じように、誰かの話を親身に聴き、相談に応じた経験はあったのでは?
「チームの雰囲気づくりを大切にする人」
仲間外れを嫌ったり、困っているメンバーに声をかけるなどの経験はあるのでは?
などなど、自分自身のリーダーシップを振り返えり、自分に今備わっているリーダーシップを探してみてください。
本当に無いという方も、ぜひこれから意識してリーダーシップを磨いてみましょう。
それは将来の仕事に限らず、人生で役立つ能力になるはずです。
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今回はここまで。それじゃあまた(@^^)/~~~
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