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【就活コラム】大企業かベンチャーか。いつまでもそんな事考えたって仕方ない。

こちらは「等身大のロールモデル」となる若手トップの社員がキャリアを語る大学生向けインタビューサイトキャリアアンカーのコラム記事の抜粋です。

今回は新卒で「大企業にいくべきか」「ベンチャーにいくべきか」を考えていきたいと思う。

1.会社は学校ではない

そもそも前提としてしっかりと認識しておくべき事がある。それは

「人や企業は自らの立場を正当化するために
自分に都合のいいような解釈で、自分の価値観で生きている」

という事である。

人間は自分の選択を正当化しがちである。

当然、新卒の際に接する人事の方々は当然「自分の会社に入ってもらうために」大学生と話している。

つまり人事の方々は「ベンチャーに入ったキャリアの人はベンチャー推し、大企業の人は大企業推し」である。

また、よく勘違いしている学生がいる。

「成長したいからこの会社(ベンチャーなど)にいきたい。」
「裁量権が多い会社にいきたい」
「自由な社風で自由に働きたい」

そんな幻想などない。

会社は自分を自動的に成長させてはくれない。

裁量権、自由は自分で会社から勝ち取るものである。

勘違いしていけないのは

「会社選びは大学の選択とは違う」

大学は「授業料(お金)を払って学ぶ場所。大学生はお客さん」

会社は「労働の対価としてお金をもらう場所。社会人は社員」

この違いを理解しておかないと痛い目に合う。

会社に入る上で大切な事は

「自分の性格、経験、強みを生かして、どんな価値を発揮できるのか」

である。

2.自分の基準を持つ事が重要

ではどのように会社は選ぶのか。

そもそも「大企業かベンチャーか」などのざっくりした二元論で会社分類を考える事自体、間違っている。

あくまで就職活動は「1人の個人と1つの会社のマッチング」である。

当然業界によって働き方や特色はあるが、「大企業」「ベンチャー」や「コンサル」「金融」「メーカー」などの抽象度の高い言葉でくくって考えていてはいつまでも自分にとって正しいマッチングにはたどり着くことができない。

しっかりのその会社自体が自分のマッチするのかどうかをよく考える必要がある。

また重要なのが「その企業に入社した人のセカンドキャリアはどうなっているか」である。

新卒で入社した企業でほとんどのセカンドキャリアの幅(業界、業種)が決まっていると考えて問題ないと思う。

3.自分のバリューが発揮できる会社を選ぶ

就職活動は最後は自分の基準で企業を選択しなければならない。

ベンチャーか大企業どちらがいいのかに一つ答えを出すとすると

「自分のバリューが発揮できそうかで選ぶ」

何度も言うが大企業かベンチャーにいくべきかの問いに正解はない。

違いがあるとすると

大企業は教育制度、福利厚生が整っておりまだ仕事もできない新卒を一人前に育てる仕組みが整っている。

ベンチャーは人は基本的には足りない。教育制度もない。それでも尚、何者でもない新卒がバリューを発揮しなければその中で価値はない。

当然、そういった環境の中で、藻掻き、成果を上げている人もいる。

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