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4年前の私へ

4年前の私へ。

私、生きてるよ。

そして大学を卒業できます。

4年前の私は、大好きだった高校の先生方と離れる不安に押しつぶされそうだよね。

それに、得体の知れない「新型コロナウイルス」とやらで卒業式も簡易的に終わって、みんなと話す時間もなく、卒業したのかな?と実感がないよね。

大学が始まったら、色々な試練にぶつかるんだ。

不安が強くならないように、少しだけどんなことが大学で起こるのか書いていくね。

パソコンを買って初めてのオンライン授業を受ける。家にWiFiがなくて父親に買って貰えず半年ほどカフェや知り合いの家でオンライン授業を受けることになるけど、大丈夫。
半年後には、家で授業が受けられるようになるから安心してね。

学校に行けないから、先生とも話せず
心がすごくしんどくなるけど、少しずつ話せるようになるからね。
話を聞いてくれる時もあるけれど、高校とは違うから距離感が難しいと思う。
信頼できる大人がいない不安が強くなる時があると思うけど、そのうち落ち着くからね。

友達関係は、すごく揉めるし悩んでしまうんだ。
仲良いと思ってた子達に急にグループLINE強制退出させられてたり、お金の件で揉めたり。
色々あると思うけど、諦めも肝心。
結果として心から友達と言える人は数人だけど生きていけるから大丈夫。

家の事だけど、両親とはたくさん揉める。
つらいし、すごく悩むと思う。
でも大丈夫。高校生の私は想像出来ないと思うけど、母親と2人でご飯食べられるぐらいになるから。

今、私が悩んでいる自傷行為のことだけど、
なんとびっくりなことにね、
「傷つけない」ことができるからね。
痛々しい腕一面の傷も決して消えないけど少しずつ薄くはなっていくから、憧れていた半袖を少しだけ着れる日が来るよ。

ODは、少し酷くなる時期がくるんだ。
4年前の私が飲んでいた量より倍以上になってしまう時期もある。
でも、それはずっとじゃないから安心してね。

その自傷行為を「しない」選択を出来るのは、
私にとって「大切な人」が出来るからなんだよ。
その出来事は、すごい大きなことで新たな悩みももちろんある。でも、色々な世界を知ることが出来るんだ。今は興味ないと思うけど、美術館に行ったり、お酒を楽しんだり。
心が苦しい時もあるけれど、楽しいなって思える時間もくるからね。

アルバイトのことだけど、辞めたいって何度も思うし色々な派遣バイトもするけれど、4年間同じバイトを続けることができるよ。ここで働いてよかったって思える日がくるからね。

卒業できるのかな?なんて思ってると思うけど、色々あるけど、明日「卒業式」を迎えるよ。

でも1つ謝りたいのは、私が夢見ている「養護教諭」にはまだなれるか分からないんだ。
こんなギリギリだけど、まだ4月からのことが何にも決まってないんだ。ごめんね。

高校生の時に、私は周りの大人から
「大学生になったら家を出れるから」ってたくさん言われていてそれに期待してるよね。
でもそれは嘘なんだ。4年間一人暮らしの夢は叶わない。クーラーも暖房もない部屋でまだ生活することになる。

この大学4年間、色々なことがあるんだ。
苦しいことも嬉しいことも。
でもその経験で私は、人として成長できるから。

4年後の私が自信をもって伝える。

諦めないで。なんとかなるから。
なんとかしていくから。
生きていけるから。

4年後の私より。

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