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事業開発組織の本部長としてジョインした元外資系戦略コンサルが語る、カナリーの面白さと今後の展望

こんにちは!株式会社カナリー 経営企画室 HR&Culture統括 / 採用責任者の眞砂です。

株式会社カナリーは、【もっといい「当たり前」をつくる】をミッションとしているスタートアップです。
日々の暮らしには、不便・非効率がありながらも、過去の延長で「当たり前」と受け入れてしまっていることが溢れていますが、我々は、デジタルの力でこの「当たり前」をアップデートし、もっといい未来をつくっていくことを目指しています。

株式会社カナリーのミッション

今回は、DXソリューションズ本部長 酒井龍太郎さんへのインタビューを実施しました!

0. 簡単な自己紹介

酒井龍太郎と申します。2024年1月に株式会社カナリーにDXソリューションズ本部長としてジョインしました。
(注:DXソリューションズ本部については後ほど詳しくご説明します!)

1988年の3月に東京の中野で生まれ、小中高は神奈川県の伊勢原市で育ち、大学からまた東京に戻ってきました。
辰年生まれということで名前に「龍」が入っています!

スーツや革靴など、普段使うものをお手入れしながらしっかり長く使うことが好きです。
また、最近は周りの影響もありゴルフも趣味です。
本日はよろしくお願いします!

1. 幼少期~学生時代について

早生まれということや、親の体質を継いだのか、小さい頃は体が弱い子でした。
そんな事情もあり、幼稚園ぐらいから体を強くするためにサッカーを始めました。
その後中学受験をして中高一貫校の男子校に進学したのですが、中高もずーーっとサッカー漬けの日々でした。

今にも繋がることなのですが、そのぐらいの頃から「チームにおけるポジションや役割」へのこだわりが全くなかったんですよね
もちろん試合には出たかったですし、「チームとして皆で勝つ」ことに貢献したいという思いは強かったのですが、フォワードやディフェンダーなどの具体的なポジションにはこだわりは無く、その時その時で空いているポジションを狙いに行ってバリューを発揮する、という立ち回りでした。

結局高校までずっとサッカーをやっていたのですが、サッカー人生を通じて「公式戦で」全ポジション経験したのはちょっとした自慢です。(笑)

「最初はセンターバック→小4でボランチ、オフェンシブハーフ→小5からフォワード→中3〜高1でキーパー、高2でサイドバック、卒業時はサイドハーフでした」とポジションの変遷を語る酒井

一方で周りにはポジションに強いこだわりがある人がいて、もちろんそういった人を否定したりすることはなかったのですが、フラットに「自分は全然違うタイプだなあ」と感じていました。

大学への進学の際は、当時は弁護士や警察官を目指そうと思っていたので法学部を選んだのですが、「法曹界」について色々なことを知っていくうちに、自分のような人間は普通に就職して社会人になった方が「かっこいい大人」になれるのではと思い、一般就職をすることにしました。
ただ、法律の勉強自体は好きだったのでずっと続けていました!

就活については、自分は「お堅めの業界」の方が合うのかなと思い、金融や保険といった業界を見ていたのですが、最終的に保険会社に入社しました。
世の中において保険という仕組はとても大事なものですし、社会インフラとしての保険を起点に様々なことをしていけるんじゃないかと思ったのと、話した社員の人がよかったので選びました。

今振り返ると、昔から物事にあまりこだわりがないので、「こういうことできたら面白いかな、後悔しないかな、かっこいいかな」という判断軸で自分は生きてきているんだなと思います

​​2. 前職までやっていたこと

入社してからは支社ではなく本社の営業企画部に配属となり、最初はとにかく下働きをしていました。やってることはもはや秘書業務に近かったです。
その後は他社との提携などを任せてもらえました。大きい案件も動かすなど、様々な経験をさせてもらいました。

さらにその後は、機会があり自ら手を挙げてインドのムンバイへ赴任となりました。そこでは色々あったのですが、半年ほど経って日本に戻ってからは国内オフィスのインド担当社員となり、M&Aをやったり、インドのビジネスを伸ばすためにあれこれ考えて動いたり、会社と関係があったインドの某財閥の富豪の来日対応をしたりしていました。(笑)

「インド駐在中は本当に色々あって大変でしたね、、詳しくはカジュアル面談などでぜひ直接お聞きください。(笑)」とのこと

1社目での仕事はすごく楽しかったのですが、ビジネスを伸ばすためには社内のリソースだけでは難しいなとも思うようになり、自分が力をつけることで業界を変えられたら面白いなと感じ始めました。
コンサルティングファームなどで「外から業界をよくしていく」ことに携わるのも選択肢の1つとしてアリかな、ということで前職のボストンコンサルティンググループ(BCG)を受けたところ、あれよあれよという間に選考が進み、気づいたらオファーを頂いていました。(笑)

大学時代のバイトでお世話になった当時の店長に、「就職は運と縁と勘だ」と言われたことがあるのですが、語呂の良さも含め判断の軸としてずっと自分の頭に残っていて、BCGからオファーを受けたときもせっかくの機会だしチャレンジしたら自分の成長にもつながるのではと思い転職を決意しました。
(ちなみにカナリーCEOの佐々木とは、BCGの中途入社同期でした。)

BCGの僕は、とにかくがむしゃらに目の前の仕事を頑張っていました。頑張った分だけ成果が出て評価され、昇進して新しいことをやらせてもらえるようになっていました。

6年ほど勤めたのですが、最初の4年間はプレイヤー、後の2年間はマネージャーという感じでした。最後の1年は会社全体のイベント運営とかもやったりしていて、それもそれで結構楽しかったです。
6年間、とにかくあっという間でしたね。

3. カナリーを選んだ理由と、選んでみた結果はどうだったか

BCGで2年間マネージャーをやらせてもらい、その次の経営幹部候補ポジションへの昇進も見えてきていたタイミングで、このままコンサルタントとして生きていくか、別のことをやってみるか、すごく悩んでいたんですよね。
下手な選択をするよりはBCGで続けることもすごく面白いとは感じていたので。

コンサルタント以外の道に進もうと思っていた理由は、あくまで「コンサルティング=相談」であるからでした。
周りにも起業したりスタートアップに行ったりという人がいて楽しそうだったので、そういった領域も面白そうかもと思うようになっていました。
一方、スタートアップは明確なドメインへの課題感やこだわりがある人が行くところというイメージがあったので、そういったこだわりが無い自分にもできることはあるのだろうかと感じていました。

そんな中で、中途同期だった佐々木からはカナリーの話を定期的に聞いてはいて、ずっと興味は持っていました。BCGに残るか考えていたタイミングで佐々木とご飯に行った際に「ぜひカナリーに来てほしい」と誘われ、急に強く意識するようになりました

正直スタートアップのことは自分とは違う世界の話だとずっと思っていたのですが、「これだけ面白そうと自分が感じているということは、今行かなかったらきっと後悔するんだろうな」という思いに駆られました。
BCGに残る自分は想像できたのですが、新しいことをやる自分は想像がつきませんでした。想像がつかないということは、絶対に面白いんだろうなと。そのような「勘」が働き、カナリーに飛び込むことを決めました

カナリーを選んだ理由としては、佐々木からの声かけはもちろん、実際の検討段階で

等と話して、「良い意味でスタートアップっぽくないな」と感じられたことが大きかったです
ガツガツしまくっている雰囲気ではないものの仕事に対して誠実で静かな情熱を内に秘めており、みんなが会社を大きくするためにはどうすれば良いかを考えている。優秀な人ばっかりだなと思いました。
傍目に見て良い会社だなという印象を率直に受けました。

入社して3ヶ月ほど経ちますが、結果的に自分の判断は全く間違ってなかったですし後悔も一切していません。良い人ばかりで、社内のコミュニケーションでストレスを感じることがないんですよね。
あとは意思決定がリーズナブルで、各々の裁量の持ち方のバランスがよく、お互いがお互いの頭をちゃんと借りながら仕事を進めていて、誰かが忙しかったらサポートし合うというのをみんなが意識的にやっているなと。

4. 今の仕事について

まずはDXソリューションズ本部についてお話できればと思います。
2022年秋のヤマダHDとの資本業務提携をきっかけに、ヤマダHD全体のDX推進も担うことになったことでDXソリューションズ事業が始まったのですが、立ち上がりが好調だったため事業として育てていくべく本部として組織化されました

国内の大手企業を中心に、DXのためのコンサルティングを提供するのがメインのミッションとなっています。
が、それだけではなく、コンサルティングに留まらず自社が他社と組んで新しい事業を育てていく上での事業開発の役割も担っています。
「コンサルティングだけでなく、それ以外の可能性も模索しながら一緒にビジネスを創り上げていく」というのがDXソリューションズ本部の面白さなのかなと

組織としては、よく言えば柔軟に何でもやれる、裏を返すとまだまだ整えなければいけないことがたくさんある「よちよち歩き」のチームです。(笑)

ただ、新しい何かをやることに興味を持ってくれる人であれば、ある種何をやってもいい組織なので楽しめると思います。

僕自身は今は本部全体を見つつ、メインは新規事業の開発や、採用など含めた組織づくりにコミットしています。
今は新規事業も議論が始まったぐらいではあるのですが、それらが本格化してきたらもっと人が必要になるので、ぜひ助けてほしいです。(笑)

5. 休日は何してる?

冒頭でもお話しましたが、最近はゴルフの練習に時間を使っていることが多いですね。
ちょっと前はジムに行ったりしていたのですが、最近そのジムが閉館になってしまったんですよね…。なので新しいジムを探さなければと思いつつ、ゴールドジムとかはガチ勢の方がたくさんいそうでちょっと怖いかもという印象があります。(笑)

あとは一昨年ぐらいからダイビングも始めてアドバンスコースのライセンスも取得したので、今後も続けていきたいですね!


ダイビングの写真①
ダイビングの写真②

6. モチベーションの源泉と、その理由

小中高と青春時代を捧げたサッカーの経験などから、「みんなで何かを創り上げる」ことがとても好きで、その中でいかに自分が貢献できる役割を見つけて動くかをいつも考えています
その結果として「酒井さんがいたから前に進んだ」と誰かに言ってもらえるのが本当に嬉しいんですよね。コンサルタントをやってたのもそれが理由ですし、まさにモチベーションの源泉でもあります。

コンサルタントはクライアント企業からしたらある種「助っ人外国人」的な立ち位置ですが、カナリーで自分たちの事業としてDXソリューションズ本部というチームを持ってやっていけるのがすごく嬉しい

チームメンバーも、一緒に頑張りがいがある人たちです。「この人たちと一緒に頑張りながら前に進んでいきたい」と心から思えますし、それぞれが自分の果たすべき役割を頑張ってるという観点では良い意味での緊張感があります

7. カナリーのカルチャーについて

【もっといい「当たり前」をつくる】というミッションが好きです。
何か突飛なことをやろうとしているわけではなく、着実に、でも今よりも良い何かをつくろうとしている人たちが集まっている会社だなと。
でもそれって実は、モチベーションが高くないとできないことだと思うんですよね。それが組織としてすごく良いところだと感じています。

大きすぎることばかり言っても実現できないこともある一方で、カナリーでは難しいことも当然多い中でみんな真剣に本気で解決していこうとしている。
現在世に出している既存事業だけで満足せず、領域全体を変えていこうとしているというのは、粘り強くなければできないことだと思っています

8. どんな人と働きたい?どんなチームを作っていきたい?

DXソリューションズ本部は、カナリーの中にあってまだまだ新しい組織です。なるべく早めに、ちゃんと社内の皆さんにも我々も会社の一員だと認識してもらえるようになりたいですね。

やってることもコンサルティングや事業開発と、決してすぐに成果が出るわけではないこともたくさんありますし、失敗することもいくらでもあります。でもそこで「じゃあいいや」と道半ばで諦めたらすごくもったいない。
「いろんなことをやる」ことやチャレンジすることに前向きな人とぜひ一緒に働きたいです。

また、社内外で本当に様々な人と関わるので、プロフェッショナリズムも非常に大事なチームです。ある種「カナリーの中の特殊部隊」みたいな立ち位置だと思っています。FBIとか、MI6とかみたいな。(笑)

「これは難しい案件だ… よし、DXソリューションズ本部に依頼しよう!あいつらならどうにかしてくれる!」と信頼してもらえる組織になれるよう頑張ります。

9. 読者へのメッセージ

ここまでで、言いたいことは全部言えたかなと思います。

改めてお伝えするなら、DXソリューションズ本部はやりたいことに対してまだまだメンバーが足りてないので、この記事を見て少しでも興味を持ったら助けてほしいです!(笑)

ぜひ、「すごいチーム」を作っていくところから一緒にやっていきましょう!

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