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天職はひとつじゃない!マルチポテンシャライトとして生きる

こんにちわー!Rikakoです。

先日、大人気YoutuberのMayuさんに教えていただいた本『マルチポテンシャライトー好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法ー』を読了しましたので、今日は感想をお伝えしようと思いまーす。

【マルチポテンシャライトとは】

「飽きっぽい」
「転職が多い」
「ひとつのことが長続きしない」
「いろんなことをやってみたくなる」

こんな悩みがあるなら、あなたはマルチポテンシャライトかもしれません。

かく言う私も、上の4点がすべて当てはまる人間です。

小さい時、私には漫画家になりたいという夢がありました。
しかし、毎日毎日机に向かって漫画ばっかり描き続ける生活を想像したら、それだけで嫌になってしまって断念したという過去があります。

思えば、それは自分が「マルチポテンシャライトだ」という証明だったのかもしれません。

「ひとつのことを極める職人的な生き方」をするのがスペシャリストなら、マルチポテンシャライトは、「多くの分野に精通した生き方」をするゼネラリストです。

好奇心の赴くままに様々な分野に興味を持ち、素早く適応して学習し、広い視野で物を見たり、新しいアイディアを生み出したり、様々な分野をつなぐ「通訳」になったりする。

それが、ひとつの仕事に縛られることのない、マルチポテンシャライトの生き方なのです。

【好奇心が強いことは才能である】

私は社会人になってからというもの、ひとつの仕事が1年続いたら良いほうで、同じ職種でも職場を変えたり、並行して違う仕事をやってみたり、とにかく落ち着かないスタイルで何年もやってきました。

転職回数は多く、もはや職務経歴欄に書ききれないほどになっています。

もちろんひとつの仕事を続けようと努力はしてきました。
けれども、我慢して自分を抑え込んでストレスが溜まったり、体調不良や情緒不安定になったりしてしまい、どうしてもできませんでした。

日本では「転職回数が少ないこと」が良しとされているし、「仕事が続かない=ダメ人間」として扱われることも少なくありません。

だから、社会で働く上で重大な欠陥を持った「社会不適合者なのだ」とずっと思いこんでいました。

最近まで、それはHSP(感受性が強くて繊細な気質の人)のHSS型(好奇心旺盛で外的刺激に疲れやすいタイプ)が原因であると思っていました。

それだけではあまり解決しなかったのですが、今回この本を読んでから「これからどんな生き方をすればいいのか」が明確になりました。

何より「好奇心が強く、様々な分野に精通していることは強みである」と知ることができたことで、今までマイナスだった自己肯定感が飛躍的に高まりました。

私はぜひ、同じ思いをして苦しんでいる人に「マルチポテンシャライトとしての生き方」を知っていただきたいと思っています。

あなたのその性質は欠点ではなく、才能なのだと。

過去のノーベル賞受賞者の多くはマルチポテンシャライトであり、「様々なことに興味を持ち、芸術的な才能も併せ持っている」ということが、本書には書かれています。

クリエイティブで既成概念にとらわれず、素早く学び、変動する時代や状況に適応できる。

熱意にあふれ、問題に立ち向かったり、仲間とつながることを好み、複数の分野にまたがるチームを指揮するのに長けている。

私たちには何の課題も弱点もない、とは言わないが、持って生まれた資質を思えば、マルチポテンシャライトが現状を揺り動かすことが多いのは、意外でも何でもない。(本文より)

【マルチポテンシャライトのキャリア形成】

スペシャリストにはキャリアにまつわる本が用意され、理解してくれるカウンセラーもいて、教育制度も整っていますが、マルチポテンシャライトには「どんなキャリアを積んだらいいのか?」という情報がほとんど提示されていません。

だから、私のように、ひとつの分野にしぼったり「長続きさせよう」と、生き方を矯正しなくてはいけないように思ってしまう人が多いんだと思います。

キャリアプランとして、マルチポテンシャライトには4つの提案がされています。

①グループハグアプローチ
ひとつの仕事に多面的な分野が含まれている仕事、柔軟な組織で働く。
あるいは、起業する。

②スラッシュアプローチ
パートタイムの仕事やビジネスを掛け持ちし、自由に融通をきかせて働く。

③アインシュタインアプローチ
安定したほど良い仕事をしながら、情熱を注げる趣味や活動をする。

④フェニックスアプローチ
数ヶ月、数年ごとに業界を移り、興味をひとつずつ掘り下げていく。

この中のひとつをえらんでもいいし、複数を組み合わせたり、あるいはすべてを自分の活動に組み込んでも良いとのこと。

なるほど、飽きっぽい私が眺めた時に、どれも魅力的に見えるプランばかりです。本書には上記のアプローチのどの方法が自分に合っているかを知る方法など、詳しく書かれています。

長続きしないし、ひとつにしぼれないんだったら、いろんなことをやろうよ!ひとつの仕事でいろんな分野に関わってもいいし、並行して別の仕事をやっても良いし、短期間でひとつずつ掘り下げながら別の分野に移ってもいいんだよ!ってことです。

【まとめ】

何かに興味があって、それを学びたいと思えるということは、それだけでも才能であり、ひとつにしぼることができないなら、しぼらなくていいんです。

天職は、ひとつでなくていい!
やりたいことは、全部やればいい!

これが、マルチポテンシャライトの正解です。

私は自分の生き方を捉えなおすことができ、これからの人生にワクワクしています。

ご興味のある方はぜひ、ご一読をおススメします!

あなたがマルチポテンシャライトなら、間違いなく潜在能力が開花するきっかけとなる一冊になるでしょう。

『マルチポテンシャライトー好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法ー』エミリー・ワプニック著

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