中居 砂ニ

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インプットが雑ではないですか?

毎日何かを発信しようとして決めてしまうのはとても偉いし、そういう習慣によって偶然の発見や手応えが得られるものだと思う。 とは言っても、ナーバスになりすぎてもいかがなものだろうか。今の生活がかかっている訳でもないのなら。 個人が輝く、自分らしく発信する時代という感じになっているけれど、主眼が自分に向きすぎというか、承認ばかりで自分の好きな対象、コンテンツへの愛がおざなりになっている気がする。 発信する、その背後にあるインプットを丁寧に愛着もって整理していくことを忘れてしま

    • 一発逆転したくない

      一発逆転の人生というものに憧れていない。憧れてはいけない。 生活を大きく変える天啓があるとしたら、それを望む人にはやってこないと思う。 才能や生まれた環境によっていろいろな成功と失敗は左右されるのは嘘ではなく、それはそういうもんなんだと片付けなければならない。 そんなことは諦めた上で、今日を積み重ねられた人に幸運は回ってくるんだろう。 職場で関わっている、仕事の愚痴を言いながらも、庭の忙しさをこぼしながらも毎日責任を持って生きている人に幸あれと思う。 そういう僕の好

      • 小説にハイライトをつけるが、内容はあまり覚えていない

        小説を読むときは物語よりもフレーズに軸を置くことが多い。 kindleで小説を読むことが多くなって、さらにそう思うようになった。紙の本の方が手触りという物質的な印象とリンクして記憶に残りやすと言われるが、kindleでは外でも無作為に本を読めてハイライトをつけやすい。 その人独自の趣味や強迫観念をまがまがしいものとしないでつきつめていけば、どんどんどんどん楽になれるような感じがして、それから私はそういう、まるで無駄っぽい考え事をする自分を恥ずかしく思うのをやめた。 よし

        • とにかくドトールに行けばなんとかなる

          めんどくさい気持ちを抹消するにはそれをやるしかないようです。 やり始めて終えば、なんとなく波に乗ってくるので後は何とかそれを続けていられるかの勝負になる。 いつも波を作るためのアシストになってくれるのが、「ドトール」である。 ドトールは雑音の感じが”絶妙”なのです。溶け込んで作業するには。 うるさすぎず、気取りすぎず。 虚無感に襲われたらドトールに行けばなんとかなる……

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        • 読了をもうちょっと【読書レポ】
          9本
        • 書く目的
          2本

        記事

          「やりたいこと」がないときは

          「やりたいことをやる」と「やりたくないことをやらない」ならどちらの方がいいと思いますか? 理屈で言えば、「やりたいことをやる」の方がいいだろう。なぜなら、どんな「やりたいこと」にも分解していけば「やりたくない」タスクが混じるからだ。 「やりたいことをやる」プラスのエネルギーがなければその過程の「やりたいこと」をなんとかしようということもできない。 では、やりたいことがない時はどうすればいいか。そこに「できること」のウエイトを大きくして考えることではないかと思う。 「で

          「やりたいこと」がないときは

          何者にもならない(消去法の自己実現)

          自分探しなんてしたくなかった。 それが、正社員を辞めて約1年半、自分探しをした(している)派遣社員の僕の実直な感想です。正社員で働いている時の仕事に耐えられず、仕事がキツイのなら楽しんでやれる仕事を見つけるしかないと思い立ちました。 しかし失って何が残るのかを確かめてみれば、向いている「かもしれない」ことと、それを確かめるに値しない燃え切らない情熱だけ。 子供の頃から自然と続いていく何かの先に仕事があればどれだけいいだろうと思いました。 昔から僕は、やらなくてはいけな

          何者にもならない(消去法の自己実現)

          寝過ぎた日の是非について

          仕事に追われて寝不足が続いた後に一旦解放され14時間くらい寝てしまった。そんな今日に後悔は必要だろうか。 正直、疲れていたんだからいいだろうに、休日を無駄にしてしまったと思う人は多い。 仕事に満足していないから休日も生産的なことをしていないと人生が変わっていかない焦燥感に襲われる。 平日にほどよく働いて日常に埋没する。そんな平凡の価値を遠ざけるのは、「仕事の遅さ」と「別の何者かになりたい欲求」ではないか。 変身願望は時に理想主義の病理だと思う。 今、目の前にある仕事

          寝過ぎた日の是非について

          【読書レポ】月山・鳥海山 / 森敦

          なんだかわからないが面白かった、でも自分にはまだ早かった…と思った本はありますか? 読み終えてみて、月山・鳥海山はその類の本でした。今の僕にはまだ早かった…ただ歳をとってから読んでからなずその時の方が面白いと感じるに違いないという予感を残してくれた。 方言のきつさが今の許容範疇を越えてしまっていたので、自分に残念。氏の他の本へ行ってみようと思う。 ただ、山形へ旅に行きたい。東北の山々に魅了されたいな。

          【読書レポ】月山・鳥海山 / 森敦

          「ツッコミどころ」について

          ツッコミどころはあった方がいい。 発信するにつけ、完璧に仕上げようとすればするほど新しい粗が見つかる。 それを潰していくのがクオリティを上げる一つの在り方であるが、100%を作ることはできない。 例えば文法的に正しくなおすことや数学の解を導き出すことならまだしも、「伝える」ことに完璧を求めてはいけない。 盲信的なベストを求めているうちはキリがなく一生し終えることは出来ない。 ある程度のベターで良しとした方が良く、過程を重んじるとは完璧主義の離脱の意味で正しい。 完

          「ツッコミどころ」について

          「頑張らなくても成功する」について

          恋人に誘われてネットワークビジネスを始めたことがある。入会金として20万円払い、一銭も回収できず、3年付き合った恋人は元恋人になった。 頑張らなくても成功するという言説は半分正しく、半分間違っている。頑張らずに成功しました、と言っている人は、何もせずに成功しましたということではない。 それは、「自分にとって”比較的”頑張らなくてもできることを死ぬほど頑張った結果成功した」を切り取った物言いであって、額面通りではない。 その”比較的”が大きい人、「しなければならない」を最

          「頑張らなくても成功する」について

          デカイ声の解決策について

          新卒で入った会社の研修で、山の中に監禁された。 体操や社訓のようなものをハイパーボイスで叫ばされ、合否判定するというようなものだった。 ブラック企業に勤めた人の中では良くある話だと思うが、あれはダメだ。 なぜなら喉が痛いからだ。喉の痛みに精神的な満足感、燃焼感はない。 喉が枯れる姿を見て惚れ惚れするとしたら、ロックミュージシャンだけだ。 自分の表現を自分で限界まで表現しているのはかっこいい。 しかし、会社の研修でそれはない。監禁されて絶叫するのにプラスのエネルギー

          デカイ声の解決策について

          抽象的なことばっかり言ってる

          今日も頭の中ばっかり動いていて、それも筋にならないような独りよがりばかりだった。 何を書きたいのか、書くべきかも曖昧で形にならないまま過ぎ去っていく。方法論にすがりながらさまよっているのが怖い。 眼前の仕事が何処かに連れて行ってくれると信じることしかできない。自分のしたいことが、人の欲していることと交わるのを信じたい。 もっと細かく、何かできないだろうか。例えば、自分に何があるのか、その例えが欲しい。

          抽象的なことばっかり言ってる

          やる気が起きないなら、にらみつけろ

          やるべきことのやる気が起きない時はどうしていますか? やる気が起きたらやろうと思って、Youtubeを見ますか?Twitterをしますか? 意識の高い説教はしたくないので、それでもいいと思います。面白いですからね。 ただ、最近思う、やる気の出ない時の一つの方法だけ書いてみます。なかなか勝手が良いです。 それは、とりあえずそれをにらみつけること。資料でもテキストでも、ただ目の前に広げ、にらみつけ続けるだけ。 某火の鳥もかつて身につけていた技「にらみつける」 その黒歴

          やる気が起きないなら、にらみつけろ

          noteを書くように履歴書を書く

          人との約束でもないのに期日を作ったことがありますか? 昨日は履歴書と職務経歴書を書いた。夜の2時頃に書き終わった。すぐに横になったが眠りに落ちたのは5時頃だった。酷く疲れたのに頭が冴えっぱなしだった。 それなりに気合を入れて書いたが、もっと時間をかければ改善の余地はあったと思う。でも必ず昨日のうちに書き終えるルールのもと投函。その締め切りで通らないなら仕様がない。先伸ばすことの方が恐ろしかった。 テンション的にはnoteを今日書く、何の満足もない出来でも構わないから、と

          noteを書くように履歴書を書く

          自分と向き合うのは楽しい?

          自分と向き合うのが楽しいのなら、履歴書を書くのは楽しいだろうか? 自分探しが楽しいのなら、職務経歴書を書くのも楽しめるのだろうか? とりあえず、今日中に仕上げるミッションは果たせそうでよかった。派遣社員になって1年と少し、フリーランスもやりながらようやく虚栄心もすっきりしてきた。ブランクが空いてしまったのは客観的には痛手だけど、失敗しても構わないと完璧主義を壊してこれたので後悔は感じていない。 思ったことを実践しては道を定めていくのは、消去法の実践だ。新卒で就活していた

          自分と向き合うのは楽しい?

          不真面目を見せてと言われたら

          あなたが素で不真面目なことを書いたらどうなりますか? みんな本当はそれを心待ちにしているのだ。 しかし、それはきっと難しい。茶目っ気と不真面目の使い分けが意図してできないから、真面目に徹してそう見られるしかないのだ。 あなたを一番つまらないと思うのがあなたなら、きっとみんなは最低でももう2mmくらいは面白く評価しているはず。 だから大丈夫。煙草を吸っても許して欲しい。さあ明日も頑張ろう。

          不真面目を見せてと言われたら