トビタテ留学JAPAN 二次審査の勝因、感じた手応え
単刀直入に言うと。二次審査が終わってすぐ、るんるんのにっこにこだった。
受かる気はしてた。受からなくても、今回の面接は人生一楽しく有意義で、自分の力の最大限は出し切れたと言い切れるぐらいの気持ちだった。
ちゃんと合格通知は来て、だよねって思った。()
そんな私のはじめての二次審査の勝因を考えた。
・自分の留学計画をシンプルに説明できた
・その探究活動にしたきっかけが明確だった
・「どうしてイギリスにしたか」が明確だった
・面接なのに会話を凄く楽しんでいた(それが面接官に伝わった)
って事が大きいのかな、と。
ひとつひとつ掘り下げると、
・自分の留学計画をシンプルに説明できた
→面接官の方は恐らくトビタテを応援してくださっている企業の方。一から留学計画の説明を、端的にする必要があった。
・その探究活動にしたきっかけが明確だった
→自分のした経験、自分が気づいた社会課題や疑問。そういった自分の探究活動の背景が「独自性」になる
(トビタテ公式が、「情熱」「好奇心」「独自性」を重要視している、と述べている)
私の場合↓
AIの台頭によって、デザイナーである自分の両親もAIを使う機会は増えてきた。簡単な部分はAIに任せることが可能になり、今後デザイナーは減っていくのでは、と思った
そんな中で、日本でデザイナーとして生きていくにはどうしたらいいのか考えた時に、日本の商品などをもっと世界展開させていく必要があると思った
世界展開のためには、世界で埋没しない、注目を浴びれる個性が必要。
その上で、私たちが武器にしていくべきなのは「日本らしさ」。
日本らしさを、世界からの視点で見つけたいと思った。
・「どうしてイギリスにしたか」が明確だった
→たくさんの国々がある中で、その国を選んだ理由。自分のそれまでの経験から導いたものだったり、自分の探究活動に最適な場所を探した結果だったり。ここにも独自性が見える。
私の場合↓
・多国籍な国であること
(様々な視点を持つ人と関わりたかったから)
・デザインで有名かつ伝統的なデザインと現代的なデザインが融合している
(昔のデザインを上手く現代のデザインに活かしていく、ということにイギリスは長けている。だから、昔からある日本らしさを現代的なものと融合させるコツ、ヒントがあると思った)
・面接なのに会話を凄く楽しんでいた(それが面接官に伝わった)
→何よりトビタテは留学計画と"人柄"重視。
実際、ウェルカム会や事前研修、壮行会で会った人たちは皆朗らかで、そういう人達が厳選されているんだろうと思った。
コミュニケーションを取ろうと努力できる人や、人との繋がりを大切にする・楽しめる人が求められている。
(私は面接官の2人とのお話がとても楽しかったし、だからこそ質問に自分の率直な考えを答えられたんじゃないかと思ってる。
そしてその回答が、面接官の人たちの心にちゃんと刺せている感覚があった。それは多分、面接官の人たちと議論みたいなものをしたからな気がする。もう会話の全容は覚えていないけれど、お互いに「なるほど」って思える話をした。
それが本当に有意義な時間だったなって今は思える。)
トビタテ公式が情熱や好奇心についても重要視する、と述べているけれど、私は正直それは喋り方で大きく変わると思ってる。
「情熱」については目標をデカデカと掲げて自信ありげに話す、最後の一文に"絶対私を選んで後悔させません!"などと言ってからプレゼンテーションを終わらせる
「好奇心」に関しては様々なことに興味や関心を持って知見を広げようとする姿勢を留学計画の説明の中で見せること
…などが大切な気がする。
まとめると、とにかく留学計画に矛盾や欠けがないこと、ある程度のコミュニケーション能力とアツい気持ちを持ち合わせていれば受かる、ということ。
私よりずっと探究活動が素晴らしい人たちは沢山いた。だけど、それでも私は受かることができてる。私でも受かれる。皆受かる可能性を秘めてるんだよってことを知って欲しい。
これを見て、今後二次審査に臨む人の参考になっていればいいな。
次回は私がプレゼンテーションで話したことのほぼ全文(アドリブで話したことは忘れた)を書こうと思う。それではまた。