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保育は感情労働

 子どもと関わる仕事をしていると、"感情労働だなぁ"とつくづく思う。子どもの言葉を聴いて、共感して、認めたり励ましたり…喧嘩の場面では双方の言い分きいたり、「◯◯が嫌だったんだね」と受け止めたり。

 考えてみれば、そういったことが突発的かつ頻繁に起こる仕事である。やっぱり子ども達のエネルギーというか、感情のパワーは凄くて、受け止める側も体力と気力がいる。

 
 保育士だって人間だもの、プライベートで色んなこと抱えていたり、気持ちが落ち込んでる日もある。昔、我が子が風邪こじらせて入院してる時があった。そんな状況でも仕事にでて笑顔でいなきゃいけない時は、"私何やってるんだろう"って心の中で思っても、【仕事=笑顔】なので耐えていた。あの頃の私、無理してたね、と抱き締めてあげたい。

 子ども達は、私達大人の表情をよく見ている。コロナ渦でマスク生活が続く中では、マスクからでてる目元だけ笑うという技を修得したものの、やはり口元の表情が豊かになると感情が伝わりやすいと顔面全開である。

 人と話したりコミュニケーションとるのは苦手じゃないけど、たまの平日休みは一人で出かけたり、好きなドラマや映画を観たり、ぼーっとしたりして、自分のエネルギーをチャージする。一人の静かな時間も大切にして、明日からも笑顔で頑張ろう。

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