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リソースフルって何ぞや? ー声とビジョンが届くー

本日もおつかれさまです!

コーチングを学び始めてわくわくがあふれ、その感情のままに行動した先月。反応を下さるみなさんのとても柔らかくあたたかい優しさに触れ、コーチングマインドの広がる世界に何度も感激していました。


しかし、気がついたら呼吸がしづらく、しんどい。

THE COACH Academy 応用Aコースで学びを得ながら、コーチングセッションやセルフコーチングでしんどさと向き合い、内なるこころの声に気づき受けとめたとき、深呼吸できたと同時にビジョンが届きました。

そのはじめて味わった感動について書きたいと思います。


わたしのなかの私たち

私という1人の人間のなかには、あらゆる価値観があります。これまでのnoteを振り返ると、わくわくしている私や現実的な私が登場しています。

統合心理学によると、人格は階層になっており、私という人格のなかには自律性を持った副人格(サブパーソナリティ)がたくさん存在しているそうです。

サブパーソナリティはそれぞれ全く異なる価値観をもっていて、一説によると、一人の中には5000人もサブパーソナリティがいるとか!?

そんなサブパーソナリティたちに気づき観察している存在として、パーソナルセルフといわれる大きなわたしがいるそうです。
パーソナルセルフは、オーケストラの指揮者のような存在としてサブパーソナリティたちのそれぞれの声のボリュームを選択できます。

(THE COACH Academy / リソースフルコーチングより一部抜粋)


誰のしんどさ?

こんなにわくわくして行動できているのに、どうしてしんどさを感じるんだろう。ずっと寄り添ってきた現実的なわたしの声をきちんと聴けていないからだろうか?と考えると同時に、その聴けていない「誰かの声」はこれからの私にとても大切な気がしていました。

そこでコーチングを通して、それぞれにインタビューを繰り返してみました(以下、声の抜粋)。

Q.  わくわくのことどう感じてる?
A(現実的): 自由で開放的・好奇心のままに無邪気で軽やかな印象。だけど理性がなくて危なっかしい。今勢いが増していて、ぶつかってきそうで、のみこまれそうでとてもこわい。ひとというより動物のように、意思疎通できない感じがしてこわい。

Q. 現実的のことどう感じてる?
ーA(わくわく):自由でいたいのに、閉じ込めてくる。それは現実的に厳しいよって。見て見ぬふりをしてくる。

Q. わくわくは現実的にとって邪魔者(妨害者)?
-A(現実的):違う。うらやましくもあり、失いたくないとてもとても大切な存在。

そうして、大きな気づきが2つありました。

①わたし(パーソナルセルフ)が「現実的」と同化していること
無意識にパーソナルセルフが「現実的」と同化してしまっているときは、「わくわく」の存在を消していることに気が付きました。

応用Aコース内ではどんなサブパーソナリティがいるか思い起こすワークがありましたが、コース中を振り返ると、note上では幾度となくでてきている「わくわく」の存在が全く出てきていませんでした。愕然…!

そりゃ、存在を消された「わくわく」はしんどいよね

②「現実的」の慈しみ深さ
コーチングを学んでから、「現実的」はこの社会を生きる上では大切だけど、「わくわく」からしたら自分自身に評価や判断を下す制約を生む存在だと感じていました。

だけど本当は、「わくわく」に対する慈しみ深さゆえに守ってきたのだと、体を張って「わくわく」が長く活動できる環境をつくりあげてきたのだと気づいたとき、涙があふれてきました。

ふり返れば幼少期からずっと頑張ってきていたのに、気づけば邪魔者扱いされていたんだから、「現実的」もしんどかったよね



こうして、それぞれのサブパーソナリティの声(価値観・願い)をはじめてきちんと聴き、受け止めたとき、深く呼吸ができるようになり、しんどさが無くなっていました。


そして、ビジョンが届く


「ビジョン」ってどんなものだと認識していますか?

以前のわたしは、「理想的なもので、創り上げるもの」というイメージでした。しっかりしていないと軸がぶれてしまう、持ちたいけどそもそも軸がわからない、間違えたらいやだなという気持ちがあり、ビジョンを持ったことがありませんでした。

THE COACHでは、ビジョンを以下のように表現されています。

ビジョンとは、北極星のようなもの
人生をよりよく生きる指針となる
恐れや不安からのパワーではなく願いとつながったビジョンは
無理のない自然なエネルギーを生みだす

そして、源からくるビジョンは何度でも立ち現れる

(THE COACH Academy / リソースフルコーチングより一部抜粋)

応用Aコースでは、ビジョン探求ワークというビジョンのカケラに気づき深めることを体験しました。リラックスできる環境でイメージが湧きやすい問いと向き合い、出てきたキーワードや心象風景をセッションで深め、文章にするというものです。

そこで立ち現れた私のビジョンは「自然体で、ただそこに在る」

言葉が出たときは全くピンと来ておらず、その後も自分自身から評価や判断を手放したいと感じているからなのかもなぁ、と思っていました。

しかし、「現実的」と「わくわく」のそれぞれの声を受け止めたとき、はじめて「そうか、ふたりともありのままに受けとめてほしかったんだ」と深く気づきを得ました。

こころの願いから、すでにビジョンが届いていたというはじめての感覚にとても感動しています。



リソースフルってなんぞや?

応用Aコースでは「リソースフルコーチング」というものを学びました。

人生はこの図のような7つのプロセスを行き来しているという考えのもと、この「旅立ち」「拒絶」「出会い」のフェーズにいる場合に、自分自身に本来備わっているリソースを自覚し、その力を発揮することで、ビジョンを現実にするためのコーチングです。

(基礎コースで学び仲間がこの7つのプロセスについて、少年ジャンプの世界あるある!と言っていたのが印象的です)


リソースフルってなんぞや?というところを、THE COACHでは下記のように表現されています。

Resourcefulな状態とは、もともと備わっているもののまだ気づいていない源(source)に再び(re)光を当てることで、エネルギーが発揮される状態

(THE COACH Academy / リソースフルコーチングより一部抜粋)



今回、わたしのなかの慈しみ深い現実的」と無邪気で好奇心のある「わくわく」という大切な源に、コーチングを通して気づくことができました。

この2人は、わたしのブレーキとアクセルのような存在で、両方が自然体で機能することで心地よくどこまでだってドライブできるのだろうと感じています。今は、運転が上手にできるように走り始めたところ。安全運転!!

ところでリソースフルな状態って今までなかったの?教習所に来たばかり?と振り返れば、やっぱり似顔絵や年賀状を書いているときかもなあと思います。まさにほわほわさんなのかも。そして、コーチングにも当てはまるなあと感じています。以前より、より深く深く気づけて本当にうれしい。


ビジョンという地図をもって、いろんな車で、いろんなところへ。
行先を変えながら、どんな風景がみえるのか、どんな出会いがあるのか、とても楽しみです。

今回もまたコーチングを学んでいたはずが、あれよあれよと気づいたら体感していて、THE COACH Academyのカリキュラムすごい!!!となっています。コーチングマインドの広がる世界、広げたい、定住したいな。


おわりに

この体験をした今、「今・ここ」のこころとじっくり向き合う大切さを改めて実感しています。わたしの学びが、同じような誰かの役に立てたら幸いです。


最後までお読みくださりありがとうございました!



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