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小1息子の人生初の夏休みの終わりに寄せて。
未就学児2人と過ごす夏休みから、未就学児及び小学生と過ごす夏休みに変わった今年の夏。
小1の壁としても語られる、小学生の夏休み。
7月の海の日から1ヶ月半ほどの夏休みも終わりを迎えるので振り返ってみた。
保育園時代と全く異なる小学生の夏休み
何が違うかと言うと。
☑️学童の始まりが9時、学校より遅い
(ちなみに、学童で楽しく過ごすタイプの子でなく結局放課後に相当する時間はうちで過ごした)
☑️弁当作りがある
☑️宿題がある
☑️夏期講習がある(学童の母体が塾だったため)
☑️思い出作りをする(なんでだろう?絵日記対策?友達との話題のため?時間があるから充実させたいと思う親心?)
☑️学校のプールがある
総じて、やることが多い。
子どもと一緒にいる時間も、普段より長い。
保育園児は、仕事の休みを取って子どもと一緒に休み、オンオフを共にしていた感覚だけど、小学生は全く別の時間軸がありこちらがそれに合わせる感じだった。
しかもやる事も増えて、それらの多くがパパとは共有できず、ママ友との会話では夏休みはなんとか頑張って乗り切るものという扱いだった。
夏休みが終わるのは嬉しい?
大変な夏休みだがしかし、終わるとなるとまた話は別だ。
そもそも、学校生活もまた悩みが色々あったことを思い出す。
学校生活の方が制服やランドセルの中身、宿題などフォローが小刻みで細やかだ。
夏休みからやっと学童兼塾をスタートし学校とダブルで対応が始まるのもまたハードな現実。
唯一弁当がなくなり給食が始まるのはありがたいが、大変さで言えば夏休みが終わってバンザイともいかない。
一番の問題は、さみしくなることだ。
ほぇ?!自分で言ってて今更何が?と思うけど、例えば裁量労働制かつ在宅勤務の限界にチャレンジするかのごとく、勤務時間をやりくりして夏休みの息子とこんなことをした。
☑️博物館で美術鑑賞
☑️将棋
☑️ゲーム
☑️おうちで作った簡単ごはんを2人で食べる
☑️Uber eatsで頼んだ好きなものを食べる
☑️まったりおやつ
☑️将棋番組を見る
☑️ちょっと高級なお菓子をデパートで買う
このどれもが、今後はお互いに忙しくなり減っていってしまう、貴重な時間だったような気がしてならない。
しょーもないものばかりだけど、好きなことをしてのんびり過ごすのって、幸せだなあと思う。小学生の息子も私も、バリバリのインドア派(下の子は、またタイプが違う)。
生後5ヶ月から保育園に通った上の子。乳幼児期よりむしろ密接に過ごすことができ、コロナ禍を経て可能になった柔軟な働き方に感謝しきり。
夏休みらしいことした?
ラジオ体操に始まり学校のプールで過ごした私の小学生時代。今はラジオ体操は任意で、我が家は生活時間と全く合わず不参加となった。プールも安全対策か猛暑のためか僅かしかなく行けたのは1日。
息子の夏休みらしいことと言えば、家族で夫の実家に帰省したことと、花火を見たこと、保育園時代のお友達と集まって遊んだり夏祭りに行ったこと、将棋の大会に出たこと、かなあ。
本当は、畑で野菜を収穫するとか、海とか、川とか、墓参りとかお盆とかを経験させてあげたいけど、残念、むりだった。下の子が小学生のときには準備する余裕があるといいな…。
極めて地味に過ごしていたと思ったけど、それでもまあまあいろいろあった。
夏休みって、成長するの?
1ヶ月半もあるので物理的に身体が大きくなったような…上履きも買い替えたし、靴もキツくなってサイズアップした。
将棋も大会デビューをして、さらにやる気になったようだし、他の習い事も自分から進んで練習するようなったし、勉強も与えられるより多くをこなそうとしてくるような意欲がある。勉強以外にも絵を描いたり、本を読んだり、ゲームをしたり、普段ちょっとずつ進むことがグイーンと進んだ感がある。
読み聞かせの本も、一冊読み切りでなく分厚い本を細切れに読む方式に変わった。
夏休みは、時間をかけて取り組めるからこうした成長は目に見えやすい。
夏休みに知らない我が子に出会う
そう言えば、自分の子どものことなのに驚いたことがあった。
学校で放課後に子どもを預かってくれる子ども教室で、国旗のテストをしてくれるイベントに夏休み中に参加したときのこと。幼い時から国旗や国の名前、都道府県や名産品を覚えるのが好きだった。
結果としては、198カ国中118カ国もの国名を答えたそうだ。1人ずつ、1枚10秒ずつ国旗のパネルを見さられ国名を回答するというガチなやつだ。それにしても、いつの間にそんなにたくさんの国旗を覚えていたのだろうか?
こんなこともできないのかーい、とうんざりすることが今でも多々ある息子。
しかし、こんなことができるんだ!!!と驚くこともたまにある。その顕著な出来事だった。我が子でも他人。親にできないことをヒョイとやってのけるものだと知る。
これからもし生意気で手がつけられなくなって、友達とうまくいかずに周りが敵だらけになってしまっても、私だけは我が子のよいところ、すごいところを見つけ続けようと思った。
夏休み1番楽しかったことは?
小学生息子に夏休み1番楽しかったことを聞いてみた。
そしたら、ママとパパとマリオカートをやったこと、と答えてくれた。夜急にやりたいと言われて翌日勤務時間の中で時間を用意してやったのだ(ママの電話会議中はパパと交代)。
そんなことが1番に?!と思いつつ、でも、とても嬉しかった。
なぜ、息子は私をこんなにも嬉しい気持ちにさせてくれるんだろう。
「ママ、マリオカート弱すぎるね」とパパに話したのが聞こえて、がっくり来たけど、まあよい。
夏休み最後の学童のお弁当は息子のリクエストに応えて準備した。神経質な息子は緊張するとご飯が進まない。学童でのお弁当も、最初はあまりに食べず先生たちに心配されて、完食できたのはつい最近だ。段々と残す量が減って遂に空っぽのお弁当箱を見た時は心の底から嬉しかった。
大変な事も多かったけど、嬉しいこともたくさんあったんだ。
濃ゆい夏の思い出を胸に、新学期も息子にエールを送ろう。もちろん、私にも!
🌻
子どもの夏休みをがんばった皆さん、お疲れ様でした。
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