ごろ助

よく優しそう、素直だねと言われがちですが、 意地悪なことも腹の底で考えているアラサーO…

ごろ助

よく優しそう、素直だねと言われがちですが、 意地悪なことも腹の底で考えているアラサーOLです♪ 趣味は読書で、最近読んで一番良かった本は、 鈴木涼美さんの「娼婦の本棚」です。

最近の記事

マッチングアプリをやってみての意外な気づき

もし、自分の人生が後1年で終わってしまうとしたら、 人並に恋愛してこなかったことを後悔するに 違いないと思い、マッチングアプリを始めた。 勿論、恋人を作ることが目的だし、 使ってみて、疲れるな、面倒くさいな、 自己肯定感が無駄に下がるなということが あるけれど、自分と他者について学ぶ良い 機会にもなっている。 アプリを始めて一つ、気づいたことは 実物ではなく、写真や文章から先に出会う場合、 私は限られた情報からパズルのピースのように 頭の中で架空の人物を創りだしてしまって

    • 読書記録 「説得」

      1か月程前、アマゾンプライムで観た、 ドラマ版「プライドと偏見」が 余りにも名作だったので、 ジェーン・オースティンの「説得」 を読んでみました。 「説得」は1816年に、オースティンの晩年に 書き上げられた作品で、 7年前に結婚間近まで仲を深めたにも関わらず、 周囲の反対により別れてしまった令嬢のアンと 海軍のウェントワース大佐が再び結婚するまでの 物語である。 読んでみてまず考えたのは、国や時代が違えど 恋愛や結婚について人間が考えることは 変わらないということである

      • 読書クラブ

        毎朝、電車で会社に通っているわけだけれど 10分少しの乗車時間の中で、 大体読書か、半分寝ているような 状態でいるのどちらかである。 朝の通勤電車を見渡すと大体、6割から7割の人が スマホを触っている。 残りが3割から4割が眠っていたり、 何もしていなかったり、本を読んでいたり、 という具合である。 毎日、同じ時刻に、同じ駅から通勤していると、 素性は全く知らないが見覚えのある人が ちらほら出てくる。 私が覚えている人たちの中には 読書をしている人も何人かいる。 先日

        • 言語化できなかったモヤモヤを文章にしてみた

          先日、地元で働いている姉と話していた時のことである。 (現在、私は、地元を出て都会よりの関西のある町に住んでいます。) 姉は地元のある地域で、専科の教員として、 小学校で働いている。 彼女の仕事について、こんなことがあったそうだ。 勤務している地域内で、同じ専科の先生が自主的に集まり、 勉強会などを行う集まりが定期的に開かれているとのこと。 この集まりは、仕事中は勿論できないので、 土日によく行われるとのことで。 勿論、勤務時間外なので、給料や手当は発生しない。 この集ま

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          読書記録 「少女神第9号」

          今回読んだのは、フランチェスカ・リア・ブロックの「少女神 第9号」 90年代のアメリカが舞台のティーンエイジャー向けの小説で、 9つの物語で構成された短編集だ。 早速だけど、私はアメリカの中学生、高校生の生活がどんなものなのか想像がつかない。勿論、映画とかドラマでは、どんな感じなのか見たことあるけれど。例えば「glee」「ハイスクールミュージカル」「レディ・バード」「ダッシュ&リリー」とか。 想像がつかないというより、もはやファンタジーの世界なのだ。 この短編集には様々な

          読書記録 「少女神第9号」

          ダンサーじゃなくても、多分、誰でも踊ってる

          先週久しぶりにバレエを観た。 演目はパリ・オペラ座の「白鳥の湖」だ。 エトワールのオニール八菜さんの美しさを語り尽くしたいけれど、 変な気づきがあったので、粗末すぎる言い回しと言語で書いてみるとする。 女性の身体の柔らかさ、男性のダイナミックな動き、そして、 神(ルイ14世)に向かって常に美しいポーズをするバレエ。 女性と男性の身体をどうすればいきいきと美しく魅せることができるのか、考え尽くされている舞踊だと改めて感じた。 と、私が思ったのも、半年間でシルクドソレイユとある

          ダンサーじゃなくても、多分、誰でも踊ってる

          生理的に無理は子宮の叫び?

          おぬし!一体何様だ! という内容をこれから書こうと思う。 職場の隣の席の男が生理的に無理なのである。 そやつは昨年の夏に中途入社してきて、年齢は30代前半である。 何が無理なのかというと、胃酸の匂いがすること、生活音がうるさいこと、笑い方が気持ち悪いこと、机の上のカス?をゴミ箱に入れずにA4用紙に乗せて思いっきり振り払って床に捨てること、独り言を言っていること、謎に首の後ろをたたく癖があること、たまに謎にえづいていること、お礼を言わないこと、言い方がきついなどなど。 その男

          生理的に無理は子宮の叫び?

          読書記録 「ライ麦畑でつかまえて」

          インチキ。インチキ野郎。 作中で主人公のホールデンがよく呟いている言葉だ。ここでいうインチキとは何か。大人の世界のことだと私は考える。心にも思っていないくせに形式的で儀礼的な優しい言葉で溢れている世の中のことを彼は指しているんだと思う。  青春小説の古典ときたら、堅苦しく難しい小説に違いないと思っていたが、ホールデンが2ページに1回のペースで事件を引き寄せてくれるので、スラスラとページをめくることができた。通っていた学校であるペンシーを辞めることから、同じ寮生のストラドレイダ

          読書記録 「ライ麦畑でつかまえて」

          選んだ孤独は・・・?

          年明けに実家から関西に戻ってきてから、暫くの間は今までにない孤独感に頭がヒリヒリしていた。実はこの孤独感の正体は検討がついていて、家族がいる実家から一人暮らしに戻ったからというのと、生理前のPM何とかのせいだからである。というのも、生理が終わりに近づいた今、私の心は安定を取り戻しつつあるからだ。 加えて、孤独に耐えかねて集まりに顔を出して、運が良く気の合う人に出会えたことも孤独の解消に役立ったと思う。  今思い返すと、なーんてっ薄っぺらい「孤独」だったんだ。 しかし、確かに「

          選んだ孤独は・・・?

          読書記録「鈴木 涼美 /娼婦の本棚」

          ものすごい好きな本について語るのは難しい。好きすぎて、書きたいことが多すぎてなかなか文章にまとまらない。(でも、書いてみた!) 中学生まで私は文学少女で、隙あらば本を読んでいた。しかし、高校生になってからぴたっと読まなくなってしまったのである。読書をしない習慣が身についた私は、大学生の頃もあまり本を読まなかった。 なぜ高校生から読書しなくなったのかというと、本を読むことがダサいと感じていたからである。スクールカースト的な意味で、教室で読書しているところを誰かに見られるのは嫌

          読書記録「鈴木 涼美 /娼婦の本棚」

          自己紹介②

          ◆社会人になってから  就職する時期が近づいた時、まず大切なことは、生活するためのお金を稼ぐこととかなんとか言い訳を並べ、結局、地元の企業で働くことを選びました。いつか、アートに関わる仕事がしたいと考えていた私は、今は仮の時間でこれから人生の本番の時間が待っているという感覚でいました。 社会人になってから何年間かは、だいぶ怒られたり、怒った人を恨んだりしたけれど、それ以上に私がとんでもなく、世の中を舐めていたし、世間知らずだったと思います。(穴があったら入りたい)  一番初

          自己紹介②

          自己紹介①

          年齢はアラサーで事務職をしているOLです。1年半程前に田んぼがたくさんある田舎から、ほぼ都市の地方に移住しました。 ◆大学生時代からの私について。 学生時代は、前衛的な美術や舞台芸術を勉強するゼミに所属してまして、 白塗りの舞踏を生み出した土方巽とイスラエルのダンスカンパニーについて 卒論を書きました。(あれを論文と言えるかは謎ですが・・・) 当時は、世間が二つに分かれているように見えていて、白と黒、正しい、正しくないというように区別して物事を判断する傾向は最近まで続いてい

          自己紹介①