減量で重量が落ちるのは自然なこと。
いつもはダイエットのことを書いていますが、今日はトレーニングのことを少し書いていきます。
夏が近づくと肌の露出が増えるので減量を開始する人が多いです。中にはコンテストに向けて本格的な減量を開始する人も多いでしょう。
減量中は体重や見た目の変化など気になることがたくさんあると思いますが、「重量」これは特に気にしてしまうポイントではないでしょうか?
バルクアップをして順調に伸びていた重量ですが、減量が進んでいくとバルクアップしていた時期と同じ重量を扱うのが難しくなっていきます。
特にスクワットやデッドリフト、ベンチプレスのような体全体の力を使う種目はそれが顕著になります。
スクワットやデッドリフト、ベンチプレスは全身の連動性も結構重要なので、減量すると重量が落ちやすいです。
減量がさらに進んでいくとどんどん力が出なくなり、自分自身に苛立ちを感じることもあります。
でも重量が落ちるのは自然なことだと思います。
体重が減って、ウエストも細くなっていくとパワーが出なくなるのは当然です。
体重が減って、ウエストが細くなると重さを体で受け止めるのが難しくなり、下半身と上半身を連動させて力を発揮することも難しくなります。パワーが落ちるのは単純に筋肉量が落ちたからではないです。
減量によって脂肪が無くなり、可動域が大きくなると、バーベルを動かす距離も長くなります。バーベルを動かす距離が長くなると、今まで扱えていた重量も扱えなくなります。
中には減量してもまったく重量は落ちない、むしろ上がっていくという人も存在するでしょう。世の中には常識では考えられない天才もいるので、その意見も否定しません。
私の意見だと減量すると必ず重量は落ちます。
重量がまったく落ちないと言う人の多くは、気付かないうちにフォームを変更したり、テクニックを使ったりしています。または減量が進んでいない可能性が高いです。
減量中に重量が落ちるのは自然なことなので、トレーニングをするたびに一喜一憂する必要はないです。
私は減量をすると徐々にパワーが落ちていき、最後のほうはかなり重量が落ちます。特にスクワットやデッドリフト、ベンチプレスは落ちます。
その点マシンは減量をしても重量がほとんど変わらないです。マシンだと体をしっかりと固定することできますし、対象筋をメインに使って動作を行うことができるので、減量の最後のほうになっても重量はほとんど落ちないです。
マシンの重量もかなり落ちてしまっている場合は、減量が上手くいっていない可能性が高いです。
トレーニングのやり過ぎで疲労している、摂取カロリーが少な過ぎる、または炭水化物やたんぱく質が不足したまま何日も過ごしていませんか?
マシンの重量もかなり落ちてしまっている場合は、休養と栄養を見直す必要があるかもしれません。
減量中は重量が落ちてショックを受けることがありますが、そこまで気にする必要はないです。休養と栄養が十分で、トレーニングを丁寧にしっかりと追い込んでいれば筋肉はほとんど落ちていないです。
コンテストに向けて減量を行っている人であれば、重量よりも大事なことはたくさんあるはずです。重量でコンテストの順位は決まらないので安心してください。
ではまた。
有益な情報を提供するために努力します。皆様のお役に立つことができれば幸いです。