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自分軸の作り方#57「ちゃんと泣ける子に育てよう」心が震えた一冊の本。

「ちゃんと泣ける子に育てよう ~親には子どもの感情を育てる義務がある~」という本を手に取ったのは二カ月ほど前だった。図書館で借りて読み、心が震えた。そして、手元に置きたくなって購入した。

それから、何度も読んでいる。
大河原美以氏の著書はほかに「怒りをコントロールできない子の理解と援助 ー 教師と親の関わり」があり、こちらも読んで、感情をコントロールできない子への理解が深まった。


思春期の子育てをしていると、子どもが暴言を吐いたり、男の子が壁を殴ったりすることがある。他のお母さんからも、同様のことを聞くことがある。

最初は なんでそんなことを!?と、びっくりした。

今まで何度もnoteに書いてきたけれど、うちの二人の息子は、
幼いころギャン泣きしたことがほとんどなく、おりこうさんだったのだ。

小学校高学年になって、怒鳴ったりイラついたりしている姿を見るようになった。
今となっては、「ああ、ちゃんと吐きだせてるな~」と、安心する。

最初は戸惑っていたけれど、大騒ぎしたあと子どもは落ち着くことを、
何度も経験した。こちらがオロオロすると子供が不安になるので、
どんと構えるようにしている。

大変な時期は一年ほどでおさまって、

今はすごく親子の関係が良くて、ふたりとも、いろんなことを話してくれる。同年代の子を持つ保護者の方に、驚かれることもある。

感情が成長する仕組みを理解できると、親は、穏やかに子どもの思春期を迎えられるんじゃないかな、と思っている。


 以下、「ちゃんと泣ける子に育てよう」から抜粋する。

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親がわが子に「優しい子」「思いやりのある子」に育ってほしいと願うとき、その願いは、20歳をすぎた時に「優しい大人」「思いやりのある大人」に育っていてほしいという願いを意味しているはずです。

大人になったときに、社会に出て働き、働くことに喜びを見出し、家族を愛し、愛するものを守れる人になってほしいという願いであるはずです。

子供の時に親に対して親切で思いやりのある優しい子どもでいてくれさえすれば、20歳になったときに社会に出ていくことができなかったり、他者を傷つけだましたり、

愛する奥さんや子どもに暴力をふるったりするような大人になってもいい、ということはゆめゆめ思っていないはずです。私たちの子育てにおける大きな誤解のひとつは、大人になってから思いやりのある人に育つためには、産まれた時から子ども時代ずっと、

思いやりのあるこどもでいることが必要だと思い込んでいるところです。

(中略)

うまれたばかりの赤ちゃんは、二時間おきに、おなかすくと泣きますよね。夜中でもおかまいなしに、

お母さんを起こしますよね。どんなにお母さんが寝不足でまいっていても、赤ちゃんはこの世の終わりというほどの声をあげて泣くでしょう?そして、おなかいっぱいになって心地よくなると、すやすやと眠ります。

この赤ちゃんの「人の迷惑かえりみず」に要求するエネルギー、これが「生きる力」の源なのです。

この力を子ども時代、ちゃんと保証し続けてあげることが、豊かな心と生きる力を育てるために必要なことなのです。

実際のところ、産後うつというような状態にお母さんが陥ってしまうと、

赤ちゃんもあまり泣かない赤ちゃんになります。産まれたばかりの赤ちゃんでも、お母さんが危機的状態にあることに反応して、お母さんを気遣います。でもそれは同時に赤ちゃん自身の「生きる力」を弱めてしまいます。・・・(p18)

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 この本を、子どもが3歳くらいの時に読みたかった!子育てにあんなに悩む前に読みたかった・・・!!と、
私も思ったし、私が先日この本の紹介をした相手の方もそう言っていた。

けれど、多分
子育てに行き詰って、周りのみんなが幸せそうに見えて、
「なんで私は、こんなにうまくいかないんだろう、本当は毎日笑顔で子供と向き合いたいのに・・・」と、悩む経験をするまでは、おそらく手に取ることがなかった本だ。

だから、このタイミングを待って、私の手に届いたのだろう、と

私と出会うのを待っていてくれたと思い、抱きしめたくなる。

子どもが中高生であっても、子どもの感情は育てることが、できる。

そしてまた、自分自身が「ちゃんと泣けない育ち方をしてきた」ということまでもが理解できた。

子どもの豊かな感情を、育てていきたい。感情をしっかり出して「生きる力がみなぎる子」に育てたい。
それができるのは、親の特権だ。と教えてくれた本。

アラフィフの私自身にも、大きな慰めを与えてくれた本。

 この本については、一回で書ききれるような内容ではないので、何度かに分けて内容を紹介していきたいと思う。

私が学びを続けている「ポリヴェーガル理論」と、「NVC(思いやりコミュニケーション)」が、ぎゅっと詰まった内容だと感じている。


「ポリヴェーガル理論」については、

私の尊敬してやまないnoter タルイタケシさんに
「ぜひ読んでみてほしい」とコメントしたリクエストを受けて、

5/5に「ポリヴェーガル理論入門」を、とてもわかりやすく解説してくださっている。この中にも大河原 美以氏の記事が紹介されている。内容が濃いので、ごゆっくりお読みください。


子どもの感情の育て方を知ると、きっと親子関係は、驚くほど円満になる、と私は確信している。


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私が6月5日(土)に開催準備をしている「ママカフェ/オンライン勉強会」でも、

幸せな親子関係の結び方について、お話&おしゃべりをしたいと思っています。

note EXPO2021の時に、やりたい!と宣言していましたが、
実現できそうです❣️

ご興味のある方は、是非お申し込みください。

募集は、改めて記事にします。




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