野菜じゃない地産地消はいかが?
2019-4-14
先日、1ヶ月ぐらい前に注文していた商品やサービスが、偶然同日に納品された。
特に急ぎのものじゃなかったので、1ヶ月前に納期も余裕をもってお願いし、自分としては1ヶ月ほど前にタネをまいていたものが、気づけばハッと芽が出てたぞみたいな感触である。
ひとつは、地元のアクセサリー創作家である **“くまこ” **さんにお願いしていた案件。
以前購入させていただいたもので、片方だけなくしてしまったピアスを再度作っていただきたい
という注文。
で、納品いただいたものがこちら↓
ふたつめは、同じく地元の靴修理人** “ 靴修理81(はちわん)”**さん。
内容は、
愛用のビルケンシュトックの靴が、側面とソールの部分が一部裂けてきてしまったので直してほしい
という注文。
それが修理されてこうなった。↓
** “ 靴修理81(はちわん)”**さんは東京で靴修理のお仕事にずっとたずさわっていたそうで、当然プロの腕前であった。
私にとっては、ふたりともキートスを開業してからお客さんとして出会った方たち。キートスが紡いでくれた縁である。
ここで少し説明をすると、
実はここ地元にはこういった商品やサービスを提供している方たちがたくさんいらっしゃる。店舗を持っているところもあるが、そのほとんどは店舗を持たずに、イベントなどに出店されている。
生業にしている人もいれば、そうでない人もいて、自分と提供するものとの向き合い方は様々。
毎週末どこかで出店イベントなどが開かれていて、東京で暮らしていた時と比べると、はるかに異質で、独自の文化を作っている気配すらある。
実際、うちの店にもそのような活動をされている方が、たくさんお客さんとして来てくれるのである。(話してるうちに、ものづくり作家もしているということが分かるという流れであるが)
先のお二人以外にも、キートス界隈(←キートスのお客さんで、且つものづくり作家ということでを敢えてこう呼んでしまうが)に多数いらっしゃる。
先のお二人とは、お知り合いになって久しいが、ついつい日々のことで忙しくて、商品やサービスをお願いをしたことはなかった。
つまり私にとっては、お知り合いになった方たちはたくさんいても、日々の忙殺のさなか、注文まですることはなかったのである。
それが、
“ 珍しく発注などさせていただいたかと思ったら、それがたまたま同じ日に納品された ”
SNSにアップしようとは思っていたので、それぞれの品物を、2投稿連続でアップしてみたが、そこでふと思ったのである。
地産地消。
“ 野菜の地産地消 ”などはよく使われることばだし、これをうたう飲食店もある。経済活性化や輸送の削減によるエコロジーな取り組みで、素晴らしいことだと思う。
でも、
商品やサービスの地産地消もできる。
しかもこの、独自の文化を形成するほどに、ものづくり・サービス提供人の多いこの地だからできる。
Amazonで注文しなくたって、十分高品質の商品・サービスを身近で手に入れられるのである。
ということで、
野菜じゃない地産地消はいかが?
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