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ぴらごはん

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日々に使えるちょっとした料理のこつやレシピをご紹介。あまりアップできてませんがそのうち復活する予定。
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#和食

ブリの切り身でブリ大根を作ってはいけないっていう話

ブリの切り身でブリ大根を作ってはいけないっていう話

先日スーパーに行きましたら、立派なブリのカマが半額になっとりまして、問答無用にカゴの中に入れてしまいました。何を作るかと言えばブリ大根一択。
ここで、ブリ大根における主役とは?と問われたら、ブリではなく大根が正解だと思っとります。なんかの漫画にも書いてあったような気がしますが、とにかく大根を美味しく食べる料理なのです!!!
じゃあ、ブリは何かといわれたらダシ。究極には食べなくてもいいぐらいスカスカ

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西京焼を作ろうという話

西京焼を作ろうという話

魚料理の中でも西京焼が特に好き。でもちゃんとしたものを買うと高いんですよね。ヘタすると1切500円ぐらいしたりするし。
でも会社のある青山あたりの和食屋さんとかでランチ1000円前後でもいただけたりもする。和食屋さんは大量に自家製にしてるから安くできてるのでしょうなぁ。
それなら自分でもできそう!ってことで、新鮮なお魚さんが手に入った時は自家製で作ったりしてます。
ベストお魚はタイかスズキ。サワラ

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ちょっと豪華な茶碗蒸しの話

ちょっと豪華な茶碗蒸しの話

出汁の美味しさを追求すると個人的には茶碗蒸しにたどりついてしまいます。
出汁と塩分だけ、という椀もののシンプルさはいいんだけど、ちとストイック。卵の脂肪分による美味しさの層を1つ増やすことで出汁にとっても、ちょうどいいハーモニーを奏でてくれる気がするんですよね。
で、そんな茶碗蒸しなんですがウチのメニューはちょっと豪華。フレンチのニンジンやカリフラワーのムースの上にウニなどを乗せる冷製前菜にヒント

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醤油の話

醤油の話

この数年、自分のお料理にぴったりの醤油を探してまして、ようやくゴールが見えてきたのでメモ的な記事。
醤油探しのきっかけになったのは、金沢の直源醤油さんの「もろみの雫」。3年ほど前、金沢に旅行に行った際、なにげなくお土産として買ったのがきっかけ。
加賀大豆のエンレイと能登の塩を使ったこいくち醤油で、その旨すぎない美味しさに心打たれたのです。お料理を邪魔せずに旨味を主張してくるバランスがありながら、お

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