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「チーム冷蔵庫」は素敵な仕事する人達の代名詞だ!フリーザ賞受賞しました!

ヘロヘロな時ってどんな時。

笑い疲れた時とか、頭しびれるほど

悩んでる時とか、踊ってる時とか。

そう、青い春だった時はなんか深夜まで

残業したりしてへろへろだったかもしれない。

へろへろな時ってかなり後から考えると

幸せな時なのだ。

もろもろ大変だけどどこか充実している。

さっきもまるでそんな時間をすごしていた。

ぼっとしていたらすごく嬉しいお知らせを頂いた!

あ、スクショし忘れてる!

な、ななんと!

#冷蔵庫企画   のフリーザ賞を頂きました!


私の戦闘能力は53万さん、こと フリーザさん

選ぶ賞に選んでいただいた。

これは彼と川ノ森千都子さんと緑川凛さん

素晴らしきかな合同企画でした!

わたしが受賞させて頂いたのはこの作品なんですが☟

実はこの作品の裏には、映画『きみの鳥はうたえる』

後ろ側に潜んでいる。


主人公の「僕」と静雄は、昔、冷凍庫の倉庫の仕事で

知り合って。

今はふたり一緒に暮らしている。

それから「僕」は書店員になって、同僚だった

佐智子と知り合い、恋のようなひりひりする

アンバランスな恋をして、3人はとても微妙な

名付けられない関係になってゆく。

ほんとに、彼らはのべつまくなしだらだらと

している。

夏という季節のせいもあるけれど。

だらだらと道を歩き、だらだらとクラブで踊る。

そしてだらだらとセックスをして、だらだらと

お酒を飲んで夜更かしする。

そうだらだらとシャツやTシャツを着ている

ところもとても好みだった。

ただ、唯一彼らがだらだらしていないのは、

ちゃんとだらだらと夜遊びすること。

もともと僕と静雄はエスキモーみたいな恰好で

バイトしていた冷凍庫の倉庫で知り合った

その名残なのかどうなのか、

「僕」が部屋に帰ってくるとかならず「僕」は、

冷蔵庫の冷凍庫の扉を開ける。

それも一人暮らし用のちっちゃい冷蔵庫。

チルド室とかついてなさそうなやつ。

そして氷をほお張ったりした後、なぜか中途半端に

冷凍庫の扉を閉める。

このシーンを見た時なんか、ぞぞぞって来た。

冷凍庫の倉庫のバイトで知り合った「僕」が

冷凍庫の扉をちゃんとしめないところに

ぞわぞわした。

だいたい、冷凍庫の扉を閉めないというだけで

どこか罪悪感が募るものだ。

わたしだけか?

そしてその灯りのつけないちいさな部屋には

閉まっていない冷凍庫の扉のすきまから灯りが

もれている。

そしてその灯りがまるで唯一の照明のように

照らされて部屋の様子が映し出される。

その光の色は青白い。

冷凍庫の扉ちゃんと締めなよって、思いながらも

このシーンがよじれるほど好きだった。

扉までだらしないところって青春なんだって

思ってみたりする。

そして、なんだかクラブとか夜更かし明けの

繁華街近くの道とか。

気が付くと全部が青い。

青く世界が染まっていた。

いつか、彼のサイドストーリーをおこがましくも

書いてみたいと思って、この間1時間ぐらいで

勢いに任せて書いたものが、あの作品だった。

ほんとうにフリーザさん受賞させて頂き

ありがとうございます✨

最後に、わたしは受賞の喜びを今パソコンの

前でひしひしと味わっているのだけど。

もうひとつうれしいことがある。

彼らフリーザさんと川ノ森千都子さんと緑川凛さん。

この方々3名とはいつも親しく遊んでいただいている

のだけれど。

この企画の凄まじい人気の真っただ中で、途中経過を

逐一報告してくださっていたのだが、たえず誰かが

発表記事をだすという形で。

お互いがお互いをサポートをしていく様は、

仕事でこんなチームがあったら素晴らしいねと

誰もが思うような3人チームだった。

それも苦も無く朗らかな顔で涼しい風さえ

運んでくるようなそんな仕事ぶりのひとたちで。

仕事できる人達をもはや、「チーム冷蔵庫」という

代名詞で呼んでもいいね、そんな気持ちで

いっぱいだった。

ほんとうにいつもやさしくて温かい。

そんな彼らにわたしから心からのありがとうを

贈りたい。

過ぎてゆく 時間のしくみ 問いかけられて
息を呑む 束の間でさえ 秒針触れて








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