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#アナグラムという沼にはまった。「俺の悲しみを笑えよ」

どうしよう。

ことばに憑りつかれた。

それも五十音に。

あいうえおっていうあれです。

みんな、あいうえおからはじまったんだな。

どんな文豪だっていろはにほへと

もしくは、あいうえおからはじまったことに

おののいている。

夜中とりつかれて、眠れなくなった。

ほんとうは腹が立つことがあったから

夢中になりたかっただけなのに。

忘れたかっただけなのに。

そして、いろいろこねてみた。

やりたかった企画もひとつじゃ済まないので

3つもほおばってみた。

あなぐらむやろうぜ!企画はやすこさんちで

知りました。そして観客になっていました。

<あ>から<ん>までの46文字で詩をつくるあの企画です!

そして、題材が欲しくなってわたしは☟こちらの企画に

乗りました。

これでダブルコミコミ企画になってるやん。


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☝この写真で、創作してみようっていう企画だったので。

この写真を仮にタイトルを

「雪の日の男の背中」

にしてみました。

ゆきのひのおとこのせなか  

です。

そして、憑りつかれたついでに

この雪の日の男の背中をテーマにして

ブラックポエムをつくってみました。

これが噂のトリプルコミコミです!

なおかつそれをアナグラムしてみる。

ハードルどんどん高なってるやん。

そういうじぶんいじめてみるのすきなので。

やりましたがな。

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だそうです!

詩的なっていうところは目をつぶろうと思いまして。

では参ります!

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 タイトル「雪の日の男の背中」
 「ゆきのひのおとこのせなか」


●アナグラってみたタイトル●
 ⛄「世界の雪の粉の音」⛄
 (せかひのゆきのこなのおと)


 雪野原
(ゆきのはら)

 朽ちて醒めず
(くちてさめず)

悲しみを 焼けよ
(かなしみをやけよ)

マッドに 濡れろ
(まっどにぬれろ)

不毛 焦り
(ふもうあせり)

潜む恋 終え
(ひそむこいおえ)

骨 ルワンダへ
(ほねるわんだへ)


雪の日に歩く彼の背中を見ていたら、こんなイメージが浮かんできましたとさ。アナグラムってあのほら、わたしにとってあれに似ていた。大好きだったけど怖くて痺れるほど怖くて好きになった世界。

あの漫画家、志士十五が編集者から「くしゃがら」は使用禁止用語だと聞いて、憑りつかれたかのように日がな一日、夜を駆け抜けすぎてずっと夜を生きているかのように。寝ることも食べることもせず分厚い辞書の隅まで探すあれです。

アナグラムってまったく、くしゃがらのようでしたわ。

すごいおもちゃを手に入れたみたいに。

今夜もまたよなよなアナグラムしたくなるじぶんの姿が浮かんでる。

血と血を わけあった日々よ ファミリーよ 
縁あって 家族になった 健やかであれ


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