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確率思考:そもそもあなたは“決める”と決めているか? 〜深沢真太郎の「稼ぐ力がつく!数学的思考の授業」〜



深沢真太郎の「稼ぐ力がつく!数学的思考の授業」       
Vol.62   2021.4.27号

ビジネス数学教育家、深沢真太郎です。

この配信型授業はあなたの数学的思考力を飛躍的に高めるヒントをお伝えするものです。
多くの大手企業やプロスポーツ団体などに採用されている研修プログラムがベース。
実践し続けることでビジネスで使える数学的思考が身につきます。

数字と論理で考える力は説得力あるロジック作りに役立ちます。
それはつまりビジネスコミュニケーションの質が劇的に高まる。
それは突き詰めていけば、あなたの「稼ぐ力」を高める。
これがこの授業のコンセプトです。

ではさっそく始めましょう!


【メイントピック】確率思考:そもそもあなたは“決める”と決めているか?

本日も学びのためにお時間をとっていただき、ありがとうございます。

前回に続き、テーマを「意思決定」としてお話をしてみたいと思います。
その前回、最後にエクササイズを1つ預けました。
覚えていらっしゃいますか。


<エクササイズ>
あなたが意思決定できずにいったん脇に置いてある「問題」はありますか。
なぜその「問題」は解決できないのでしょうか。
なぜ意思決定なさらないのでしょうか。
表面的な理由ではなく、本当の理由はなんだと思いますか。



「僕は自分の前にある問題はすべて解決しており、できないものなどない」という方はごめんなさい(笑)
でも、そんな人間はおそらくひとりもいないでしょう。
誰だってなかなか意思決定できずいったん脇に置いている問題のひとつやふたつはあるはずです。

前回、この授業では意思決定に数字を活用したいと提案しました。
なぜならはっきりと大小や優劣が示せる言語だから。
物事を決めるにあたり、これほど便利な言語はありません。
曖昧さを排除した世界でもっとも具体的ではっきりした言語ですから。

しかし私たちは実際にビジネスの最前線において数字で意思決定がなかなかできません。
それは一体なぜでしょうか。
その答えは「それ意外に必要なものがあるから」です。

そこで問いです。
とてもシンプルな問いです。


Q 意思決定するにあたり、「数字」意外に何が必要でしょう。

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4,980字
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