![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146787376/rectangle_large_type_2_5f5f48c1e96d9b69278e53831ca92efb.jpeg?width=1200)
近い将来EV投資が再加熱する可能性について
2024年上半期のEV投資環境
2024年上半期のEV投資環境は良好ではありませんでした。
その理由は、
1.自動車ローン金利の高止まり
2.需要低下に伴う値下げ合戦
3.実需とかけ離れたバリュエーション
4.EV普及に伴う実態への理解が広がった事
などが挙げられます。
2022年より高インフレの抑制のため、FRBは政策金利目標を上昇させてきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1720565932920-VmdJAYuIXV.png?width=1200)
(引用:https://fred.stlouisfed.org/series/RIFLPBCIANM60NM)
その結果、60ヵ月以上の自動車ローン金利は8.2%と近年類を見ない高金利の状況です。
この影響で顧客の自動車購入のハードルが高くなる中で、各社は出荷台数を増やすために値下げ合戦を継続的に行いました。
値下げ合戦を行った場合、二つの問題が発生します。
値下げ合戦で起こる問題
一つ目は、既存顧客の不満と新規顧客の様子見です。