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10代の子どもたちも苦しんでいます!「新型コロナワクチン後遺症患者の会」の記者会見

7月24日、新型コロナウイルスのワクチン接種後に健康被害が出た患者さんたちが作った団体が、厚生労働省で記者会見を開きました。会見の中で、10代の子どもたちが置かれている状況も紹介されています。接種後の健康被害による苦しみだけでなく、役所や医療機関、学校、教育委員会などの理解が得られず、辛い思いをしている方がたくさんいることを国は認めて、多くの人に知らせるべきです。

「新型コロナワクチン後遺症患者の会」の記者会見

近日中に記者会見のノーカット映像が公開される予定とのことですが、とりあえず、短く編集された動画が見られるようです。

「新型コロナワクチン後遺症患者の会」については、下記のサイトでご確認ください。

下記は、約6分の動画です。患者の会には現在、12歳から19歳まで42名が登録されており、最も多いのは17歳(10名)。動画では、12歳と高3の事例を取り上げています。12歳男子は接種後から、突然激しい頭痛に襲われるようになり、疲れやすく回復しにくい体になってしまいました。治療しても劇的に良くなるわけではなく、むしろ慢性的に疲労を感じるようになり、回復することを諦め、治療を中断し、もう死んでもいいと思っているとのこと。健康でスポーツを頑張っていた子が、こんな辛い思いをしているのです。

高3女子は接種後に、ペットボトルのフタが開けられない、勉強しないといけないのにペンが持てない、学校に行かないといけないのに足が動かない状態になり、そのうち全身にひどい倦怠感が出て、起き上がれなくなってしまったそうです。担任の先生からは医師の診断書がないと出席日数が足りなくなって留年になると言われ、医師からは診断書を書いてもらえず、教育委員会は学校の問題なので学校に言ってくださいと、責任の押し付け合いで辛い思いをされました。

国が勧めたワクチンを接種して、このような健康被害が出ているのに、なぜ子どもたちがこのような辛い思いをしなければならないのでしょうか。


下記の動画(約1分半)は、接種後に肉眼的血尿が現われ、IgA腎症と診断されたという事例です。「ワクチン接種後のIgA腎症については、日本腎臓学会学術総会でも2021年から既に多く報告されていますが、厚生労働省のホームページなどでは重大な懸念はないとされています」と語っていますが、副反応疑いの報告でも、早くから報告はありました(下記参照)。

日本腎臓学会のサイトでは、2021年2月17日〜同年5月31日にコロナワクチンを接種し、接種後に肉眼的血尿を認め病院を受診された方を対象とした、調査結果が公開されています。


下記は約4分の動画です。救済制度に申請しようとしたら役所で「今かなり混んでいて、審査まで1年以上かかるらしいです。医師が認めないと申請はできません。書類代金はだいたい1万円くらいです。申請しても認定されるかどうかは分かりませんが、それでもいいですか?」と言われたそうです。これが、健康被害で苦しんでいる人に対する言葉でしょうか。


この会見を取り上げたメディア

毎日新聞

NHK NEWS WEB

朝日新聞(有料記事)

産経ニュース


富山テレビ


以前より、取り上げるメディアが増えてきていますが、まだまだ少ないです。会見に出た方たちが語っていることは「事実」なのに、なぜ取り上げないのでしょうか。モデルナ社などがスポンサーになっている番組では、取り上げることはできないでしょう(下記参照)。

テレビで報じなくても、会見で語られたことは「事実」です。学校関係者の方は責任を押しつけ合うのではなく、これらの「事実」と向き合い、苦しんでいる子どもたちをサポートできる環境を整えることが必要なのではないでしょうか。

追記:記者会見のノーカット版が公開されました。