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気になるのが多すぎる、秋ドラマ2022(2022.9.7追記あり)

早いもので、2022年も残すところ4ヵ月となった。特に成長も気づきもなく、どちらかというと追い込まれてうなだれることばかりなのに、ドラマ視聴と食べることはやめられない。

昔は12~13話あった連ドラも、今や8~10話で終わるのが定番だ。時間のあるときに、アマプラでゆるゆる視聴中の『日本をゆっくり走ってみたよ~あの娘のために日本一周~』(濱田岳さん主演。ゲストのキャスティングも最高です。特に、数話に登場する松尾諭さん!)なんて全14話もあって、なんだか得した気分になる。

さてさて、新しいドラマが始まるので、個人的に注目しているドラマを紹介してみる。長いので、コーヒーとおやつをいただきながら、のんびりどうぞ。

1、五郎さんとハマちゃんが合体!? テレビ東京『大川と小川の時短捜査』(単発ドラマ)

濱田さんつながりで、最初はこれ。

松重豊さんとのダブル主演で9月12日(月)20時放送、テレ東さんの『大川と小川の時短捜査』。何だよ、また五郎さんとハマちゃんの共演があるの?(以前、ありましたよね、役柄での共演)と思ったら、本物のガッツリダブル主演での共演だった。

(2022.9.7追記)このドラマ、あまりにうれしくてアナウンスがあってからずっと連ドラだと思っていたら、単発でした。申し訳ないです。ショックが大きすぎるのですが……(苦笑)。しかしテレ東さんには、シリーズ化の後に連ドラになった刑事ドラマもあるので、期待を込めて、記事は一部修正後、削除せずに【追記】の注釈を入れて残しておきます!

舞台は烏山警察署。優秀な元刑事で、今は警務課に所属する大川(松重さん)と、烏山警察署に異動してきたばかりで体育会系の雰囲気になじめない刑事・小川(濱田さん)が、協力して事件を解決していく。見た目も、大小コブクロスタイルの凸凹コンビ。この2人でドラマなんて、贅沢だなあ。

共演者の名前を見ても、夏帆さん、迫田孝也さん(範頼、ここにいた!)、橋本じゅんさん、光石研さんと、好みの演者さんがいっぱい。よい意味で、伏線回収など何も考えずに楽しめそう。

2、脚本は渡辺あや、監督は大根仁! フジテレビ『エルピス-希望、あるいは災い-』

長澤まさみさんの久しぶりの主演ドラマが、フジの新・月10ドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』だ。

主人公は、スキャンダルによって落ち目になったアナウンサー・浅川恵那。あるとき、MCを担当する深夜の情報番組の新米ディレクター・岸本拓朗(眞栄田郷敦さん)から、連続殺人事件の冤罪疑惑について聞く。2人の先輩で、報道局のエース記者・斉藤正一(鈴木亮平さん)も加わり、事件の真相を追うことに。

ドラマ名の「エルピス」って何だろうと調べたら、公式サイトに以下のような説明があった。

古代ギリシャ神話で、中からさまざまな災厄が飛び出したと伝えられる「パンドラの箱(壺)」に唯一残されていたものとされ、良きことの予測として【希望】、悪しきことや災いの予測として【予兆・予見】とも訳される言葉。

「エルピス-希望、あるいは災い-」HPより

希望を見出すには災いもともなう、ということだろうか。

脚本を手がけるのが、朝ドラ『カーネーション』や『今ここにある危機とぼくの好感度について』の渡辺あやさん、そして監督が大根仁監督という点も、注目理由のひとつ。今サイトを見て気づいたんだけど、音楽は朝ドラ『あまちゃん』や大河ドラマ『いだてん』の大友良英さんが担当する。

「冤罪」という重い題材をテーマに、どのような台詞で紡いでいくだろう。監督が大根さんということで、コミカルなシーンが織り込まれているのかも気になる。制作陣含めてかなり豪華なドラマで、期待値が高い。勝手に期待して、勝手に落胆することになったらどうしよう(笑)。

3、漁業の世界に飛び込んだ実在の女性がモデル! 日本テレビ『ファーストペンギン』

森下佳子さんが脚本を担当するのが日テレの新・水曜ドラマ『ファーストペンギン』だ。

ファーストペンギンとは、臆病な動物であるペンギンの中で、最初に海に飛び込む一羽目のペンギンのこと。このドラマの主人公は、家もお金も仕事も無いシングルマザーの岩崎和佳。ある漁師と出会ったことから、漁業の世界に飛び込むことになる。和佳を奈緒さん、漁師を堤真一さんが演じる。

このドラマには、坪内千佳さんという実在のモデルがいる。大学中退後に山口県萩市に移り住み、どうにか暮らしていたところで出合った漁業という世界。素人の彼女ならではのアイデアと努力で、漁業界に一石を投じ、各メディアでも取り上げられてきた人物。今、混沌としている業界は漁業だけではない。何かの糸口になるかもしれない。

(余談)
他局だけど、来年1月から始まる森下さん脚本のNHKドラマ10『大奥』も楽しみ。キャスティングが気になりすぎる。

4、トキューサも降臨! 日本テレビ『霊媒探偵 城塚翡翠』

トキューサって誰やねん! と思っている人、ごめんなさい。大河ドラマ視聴者にしかわからないワードを見出しに入れてしまった。いや、面白いけど地獄が続く大河ドラマ放送の残り数ヵ月は、トキューサ(北条時房)が視聴者の救世主になるんじゃないかと、最近思いはじめていて。そのトキューサを熱演している瀬戸康史さんが、日テレの新日曜ドラマ『霊媒探偵 城塚翡翠じょうづかひすいでは、人気推理作家・香月史郎として登場する。

主人公は彼ではなく(前置き長すぎた!)、清原果耶さんが演じる城塚翡翠。特殊な能力を持つ、翠色の瞳をした霊媒師だ。互いが得意とすること、「霊視×論理」によって事件を解明していく。バディものには少々飽食気味だが、霊媒師と推理作家という、ありそうでなかったコンビ。原作は小説「medium 霊媒探偵城塚翡翠」(相沢沙呼著)。原作を読まずにドラマを視聴する派なのに、どういうわけかこのドラマは原作を読んでみたくて仕方ない。うーん、どうしよう。

5、「余生はムショ暮らし」という斬新な終活! NHK『一橋桐子の犯罪日記』

「老後は年金とマイホームで、のんびりライフ」なんていうのは、とっくに終わった。仕事がないとき時折バイトへ行くのだが、機械以下の扱いになる私のような派遣と同様に、生活費を稼ぐために働く高齢者とよく一緒になる。散々払わされた挙句、もらう年金額では到底暮らせない。怠けたわけではない、むしろ一生懸命生きてきたのに、どうしてこうなる。もっと歳を重ねた時、さらにむなしさを感じるかもしれない。

そんな思いをぼんやり抱いていたら、NHKでこんなドラマが始まることを知った。土曜ドラマ『一橋桐子の犯罪日記』

楽ではない暮らしの中で、仲のよかった親友が亡くなったことから、空虚感に襲われる主人公の一橋桐子。松坂慶子さんが演じる。このまま一人で孤独死か。そんなとき、ふとテレビで逮捕された人間が発した「楽になるために刑務所に入りたかった」という言葉に、心を奪われる。

終活ならぬ「ムショ活」を通して、桐子の生活はどのように変化するのか。このドラマも原作は小説。そして脚本は、昨年ドラマ『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』を担当した、ふじきみつ彦さんだ。現代社会の問題を浮き彫りにしながら、物語はコミカルに展開していきそう。

6、他にも気になるドラマがいっぱい

「その他」のくくりにしてしまって申し訳ないけれど、順不同で紹介。

*テレビ朝日『ザ・トラベルナース』
岡田将生くん×中井貴一さんの組み合わせ。ここに菜々緒さんも加わるのか。MERから異動してきたのか?

*TBS日曜劇場『アトムの
山﨑賢人くんに松下洸平さん、岸井ゆきのさんらがキャストに名を連ね、豪華な顔ぶれ。日曜劇場に欠かせない馬場徹さんや、大好きな塚っちゃん、でんでんさんも、あれ? 六角慎司さん(「スーパーゆめはな」の偉い人  笑)もご出演。

*テレビ朝日『ジャパニーズスタイル』
今期は2つのドラマで活躍中の仲野太賀さんが、本番一発勝負の30分ドラマに挑戦するらしい。自由度高めなのかな?

*NHKドラマ10『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』シーズン2 
昨年話題をさらったあのドラマが、戻ってくる。私の(笑)オダギリジョーが、カムカムのジョーさんが、犬になって戻ってくるよーーー。

というわけで、2022年秋はドラマてんこ盛りだ。



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