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NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を観るまでは。

いかにもエンターテイナー・三谷幸喜さんらしい発表の仕方で、それを知ったとき一人プププと笑ってしまった。ゲラゲラ笑いと違う、プププ笑い。

小栗旬さんが主人公・北条義時を演じ、三谷さんが脚本を手がけるNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のキャスト第一弾が、先週5日かけて発表された。

なんといっても、大好きな小池栄子さんが北条政子を演じる! ああ、もう万感の思い。そして源頼朝を大泉洋さん(とりあえず殺し合う源氏の中で生き延びる、よかったよかった 笑)だって。番宣でのこのコンビは、とにかく面白いという記憶しかない。ドラマもきっと息ぴったりだろう。

そして源義経は菅田将暉さん(井伊谷からこんにちは!)。となると、弁慶を誰が演じるのか気になってくる。あれ? 平清盛を演じる松平健さんは、『義経』では弁慶だったよね。

他にも、お牧の方を宮沢りえさん、三浦義村を山本耕史さん、畠山重忠を中川大志さん、源範頼を迫田孝也さん……。楽しみ過ぎてクラクラしてくる。個人としては、三谷作品では新選組の斎藤一から禿げた筆耕係のおじさんまでやってしまうオダギリジョーさんも、出てほしいわーと思いながら。

でもこれって、放送開始は1年以上も先のこと。どうかお願いだから、無事に、無事にクランクインして、無事に、無事に放送されますように。

忘れちゃいそうなんだが、来年の大河ドラマは『青天を衝け』である。再来年の大河ドラマの件ではしゃいでしまい、罪悪感いっぱいなのは自分だけだろうか(笑)。

待てよ、1年前は「違う!そう!違う!!」と言いながら、まーちゃん、まーちゃんと騒いでいたんだ。1年なんて、すぐだよ、すぐ(次の大河のフォローに全くなってない……)。


と、大興奮で先週を終えたら、今週、久しぶりに池脇千鶴さんの主演ドラマが1月から放送されるというニュースまで出てきてしまった。どうしよう、冬ドラマも忙しいな。

ずいぶん前のものだけれど、自分の中では池脇さんというと『ジョゼと虎と魚たち』『パーマネント野ばら』のイメージが強い。後者では、菅野美穂さん演じるなおこの親友・ともちゃんだった。この映画では同じくなおこの親友・みっちゃんを小池栄子さんが演じている。なおこの母が営む美容室ではえげつない下ネタオンパレードなのに、何度観ても泣いてしまう映画。好きな映画の一本。「人に寄り添うとはこういうことか」と、真のやさしさを知る一本。劇中、掴みどころのないカシマ役の江口洋介さんが、めちゃめちゃかっこいい一本でもある。


池脇さんが40歳を目前に主演するドラマは、東海テレビの『その女、ジルバ』。漫画が原作、超高齢熟女BARでの不思議な物語。ほかのホステスのキャストも早く知りたい。雰囲気的に、夏木マリさんとか出てきそうだけど。


公式サイトを見に行ったら、脚本がドラマ『Dr.コトー診療所』の吉田紀子さんだった。 吉田さんといえば、ほかにも『悪魔のKISS』『末っ子長男姉三人』『優しい時間』……けっこう観ているなあ。

これは楽しみ。

そして、もうひとつ。
高畑充希さん主演、岡田惠和さん脚本、テレビ朝日『にじいろカルテ』も気になっている。また医療ドラマか……と思ったが、概要を読む限りでは、病の治療より人生への向き合い方に重きを置く医療ドラマのよう。


きつい、きつい2020年が、あとひと月で終わる。2021年になったからといって、このきつさは何も変わらないだろう。それでも地方暮らしなりに、エンタメの楽しさにふれていたいし、ガヤガヤあーだこーだ言っていたい。それが自分の生き方なのだから仕方ない。これでもちゃんと生きてるつもり……汗。

あああ。
そうこう書いていたら、2021年の春情報まで出てきてしまった!

NHK土曜ドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』。松坂桃李さん主演の連続ドラマは、久しぶりでは? 脇も強者揃いじゃないかーー!  しかも脚本は『カーネーション』の渡辺あやさん。

いや、ほんと、まだ生きていなくては。エンタメと猫と文字と旅(←今はお預け)は、生きる活力だから。


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