優秀な人間が良い上司であるとは限らない

こんにちは、ぶーんです。

最近の気づきを共有します。

私の所属する部署は、自分都合で動く人が多いです。

新人として配属されましたが、かなり放置だし、いざ声をかけてみても何でできないの？みたいな感じで、孤独という言葉がぴったりでした。
そして、勉強になるから、って魔法の言葉で面倒な仕事丸投げだし、私が知らない間に話が進んでいたりして、これ聞いてないよ！！！が多発。
しかも、渾身の後出しジャンケンがお家芸です（詳細はまた後日）。

みんな、優しい人たちなのです。
でも、冷たい優しさで表面的です。

大勢の大人がいる前で、当時中学生の私の悪口を、
私がいると知らずに大の大人が（それも学校の先生が！）しゃべっていることがありました。
大人たちは全員、誰も助けてくれませんでした。
こちらをチラチラって同情の視線が痛かったし、今でもフラッシュバックします。

（悪口の背景は、自分をアゲて言うと、文武両道すぎて調子乗ってんじゃねーよ！っていう嫉妬からで、悪口の内容は、根も葉もないものでした。笑）
（今も昔も、同情が大嫌いです。同情するなら金をくれだし、同情じゃなくて、行動できる人・手を差し伸べる人になりたいって、思い出す度に気持ちを新たに思います。）

そんな昔の思い出を連想してしまうような感じです。

私なりにもがいていると、そのうち仕事に慣れてきましたが、孤軍奮闘がぴったりな日々でした。

何か問題があると、責任転嫁が始まり、どこか他人事。
うまくいったら、さすが自分の部下ってなるんです。

私の部署では、そんな都合の良いジャイアンか8割を占めていると言っても過言ではないです。
だから、ジャイアンの後継者として、声が大きいけど他部署から悪い噂を聞くような人が選ばれてしまうし、
ジャイアンの下にいる人は、みんなよそよそしい感じになります。

そんな人になりたくない、絶対染まるもんかと思っている私ですが、
出る杭は打たれがちで、心が折れそう。

だけど、それでもそっち側には絶対行かないし、染まりかけたら会社を辞めようって思っています。

向こうが都合よく言ってくるから、こっちだって都合よくとらえて、正真正銘の成果を出したいと常に思っています（成果出したところで、ジャイアンに持ってかれるけど、それでも正拳で闘いたい私。笑）。

心折れそうな中でも微かに心の炎を燃やし続けている私ですが、
ふと思いました。

何故ジャイアンがこんなにも多いのか？

ここから先はうまく言えないので、何とか汲み取ってほしいのですが、
部下時代、プレイヤー時代は優秀だったと思うのです。
きっと仕事ができる人。

優秀であるが故、いざ上に立ったときに自分ですべてできてしまうから、部下の気持ち・下にいる人の気持ちはわからないのです。
自分はできるからお前もできるだろっていう思考になって、結果的に「孤独」と感じる人、まさにできない私みたいな人が増えます。

しかも、きっとそういう人たちは、自分の能力に依存しているし、媚びている。

俺すごいっしょと過去の実績にすがっているから、
都合の悪い事実（例えば部下のミス）は受け入れようとしないし、
良いことがあれば、自分と紐づけて、やっぱりすごいんだ俺って気持ちを加速させる。

そんな人たちばかりだと、下は育たないと思うし、
もっともっと大きい素晴らしいことに出会えるかもしれないのに、目先の利益だけで止まっているような気がしてもったいないです。

だから優秀だからと言って、マネジメントができるかというとそれは別問題なんだなあと思う日々です。

ああ自分はこういう人になりたくないという反面教師を増やしつつ。
かといって、自分はマネジメントの経験もないので、ここに書いたことが間違っているかもしれません（もし、こうだと思う！っていうお考えがあればぜひ教えてください。）。

はっきり言えること。

あったかい人に私はなりたいし、
裏で悪口を言うような人にも屈したくない（屈せず闘うか、アンチがいるーって思って放っておくか）。
見ないふりじゃなくて、手を差し伸べたい。
中学生時代の自分のような人が減るように。新人時代の私のような人が減るように。と決意を新たに。