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046. 知識の重要性について(Vol.1)

  関連するのは、コーチングについての004回、読書についての006, 029回。ゲシュタルトについての039回、メタ理論についての043回

知識がなぜ重要か、という問いに対してよく「人生が豊かになるから」という回答がなされるが、「豊か」というのは抽象的は概念である。英語では、知識は人生を生きやすくする、生きる価値のあるものにする、とよく言われている。つまり、生きる価値のある人生を送るために、知識は重要となる。また、知識は世界を広げてくれる。

  知識だけでは意味がないが、知識はないよりあった方がいい。膨大な知識(ゲシュタルト)がなければ新しい理論モデルを作り上げることはできない。新しい理論モデルを構築するためには、学問の基礎となっているメタ理論である存在論(オントロジー的)、認識論(エピステモロジー)を再考していく必要がある。

  既存の知識を知らなければ、何が新しいのかも分からない。情報が氾濫している現代において、過去に蓄積されたすべての情報に触れるのは難しい。しかしながら、新しいことをするためには、できるだけその分野の知識をカバーしなければならない。

 膨大な知識を有することで、物事の見え方が変わってくる。抽象度が上がり、より俯瞰的に深く広く物事を見れるようになる。そして、知識を得るために最も効果的な方法が読書である。

  知識だけでは意味がないという意見も当然のこととして受け入れる。その上でも、やはり、知識のない過去の自分と知識のある現在の自分を比較すればどちらがよりよい自分かは明確である。周り(他者)の評価ではなく自己評価(エフィカシー)にフォーカスすることでセルフイメージをポジティブにしていく。コーチングを実践すれば、よりよい自分になれることは間違いない。何事にも確信度が問題になる。

  圧倒的に言語学の知識が不足していることを自覚した上で毎日読書などによって知識を蓄えていき、エフィカシーを高めていきたい。

  知識の重要性は、F・ベーコンが『ノヴム・オルガヌム』で述べている。
「知は力なり」は有名。「人間の知と力とは合一する。原因が知られなくては結果は生じないからである。」

  ポジティブにいこう。落ち込んでても意味はない。


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