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029. 読書について(Vol.2)

006回の続編。

  読書すると、知識が増える。教養が身につく。これらについてもう少し深く踏み込んで書いてみたい。

  その読書にも受動的読書と能動的読書があって、真に効果を発揮するのは能動的読書である。能動的読書というのは、自分の問いをその本に投げかけることができる読み方である。

  ただ内容を鵜呑みにして知識を蓄えても真の思考力のようなものは育たない。内容を批判的に吟味する必要がある。批判的思考力の重要性は耳にタコができるくらい言い続けられていることだ。

  読書のもう一つ重要な点は、それだけで完結しないこと。常に自分の体験とセットでなければその本が持つ本領を発揮できないということ。自分の体験を含める広義の知識によって行間を埋めることで文章を深く理解できるようになる。現実世界に何らかの変革をもたらす本の読み方が理想的だ。

  また、読書には、文学的読み方と絵画的読み方の2つの読み方がある。自身の目的に沿って読み方をいろいろと工夫していきたいと思う。

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