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貧しいのは誰のせい?貧困がもたらす負のループをどう解消するか~本当の貧困の話をしよう 未来を変える方程式~2024年45冊

僕自身が裕福では無かったので、
話に引き込まれましたね〜

ノンフィクション作家で有名な石井光太さん
貧困を調べた上で考察してます!

貧しさってのは、
力がない子供にとっては自力解決不可能。
僕自身の事で言えば、
父親が家にお金を入れなくなって大変だった・・・

この本は構成から文章まで上手で、
飽きさせないですね~
貧困とは何か?貧困がもたらす社会への影響は?
日本の貧困は?世界の貧困は?
貧困から脱出するには?

クリスティアーノ・ロナウド(運動能力)
孫正義(知力)
安室奈美恵(歌唱力)
貧困でも1つの特出した才能があれば
打開できる可能性が高い。

モテるモテないの話にも繋がるが、
何かしらで自信になるものがあると
自己肯定感が保てて酷い状態にならない。

一方で家庭環境を考えた時に、
何をやっても無駄だ思える状況は、
自己否定感が高まる。
こうなるとなかなか抜け出せない。
親がお金がない、暴力をふるう、愛情がない
絶望的な状況だと自己否定になるんですね・・・

貧困を知る事で
個人的に感じたことを言うとですね、
宗教、反社、半グレという組織は、
貧困で苦しんでる人にうまく入っていくなってこと。犯罪組織については本に記載があったけど、
宗教団体も困ってる人に手を差し伸べて、
信者にしてしまうってできるよなあと。
恐怖を感じたのは、そこですね。

家庭にもどこにも居場所がない
お金もない、援助も得られない
自分を肯定できる要素もない

そんな時に優しくされたら、
メンタル強めな僕でも、
取り込まれてしまうだろうなあと。
手を差し伸べた人や組織がさ、
唯一の居場所になるわけですよ。

多くは悪い組織なわけで、
女性は性を売る事に抵抗なくなり、
男は組織の為に暴力、薬物販売、なんでもやる

なんで何でもできるのか、
居場所がそこにしかないから・・・

何となく貧困ってテーマの本なんだけど、
居場所がなくなると人間どうなるか
そっちの方に僕は思考が行きましたね・・・

僕は特定のコミュニティに依存するのは
危険だと考えている人間です。

学校のいじめもそうだけど、
ある集団でハブられても別の集団があれば、
生きていけるわけですよ。

会社もこの会社しかないと思ったら、
ハラスメントにも耐えるんですよね。
何百万と会社あるから転職すればいいだけなのに

視野が狭くなり、
ここに属さないとダメ!という思考になると
追いつめられる。
家族、恋人、友達、会社、学校、
いろいろな基盤となるコミュニティがあるけど、
ゆるい居場所も作っておくとよいわけ。
趣味、近所、行きつけのカフェとかBARとかね

居場所があれば誰かが助けてくれる。
助けてくれる状態が、
自己肯定感を高める手助けとなるんですね

そんなことを感じた本です。

読んで色々と考えさせられた良い本でした!
この本はね、多くの人が読むべき本だと思う

誰もが無関係ではない、
貧困が増えれば、
詐欺、半グレ、ヤクザが増える
治安は悪くなるし、
暴力に巻き込まれることもある。

是非、社会学として読んでみて!
こういうノンフィクションをたまに読むべき

知ってるかどうかで変わる事あるからね〜
勉強になりました!




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