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#50 🎃【日本人よ、 Dan Vasc を聴こう】 Halloween (ハロウィン)

#49 に引き続き、Michael Kiske  (マイケル・キスク) のカバーである。


今日は  Halloween  (ハロウィン) 。
古代ケルト人にとってのお盆のような祭りとキリスト教が合体したものである。


この祭りと同名の曲を、ドイツのメタルバンド  Helloween  (ハロウィン) は、1987 年発表の  Keeper Of The Seven Keys Part 1  (キーパー・オブ・ザ・セブン・キーズ・パート1) に収録している。

"Halloween" と "Helloween"。
綴りの違いに何か特別な意味があるのかと調べてみたところ、嘘か真か、
「"hell" (地獄) という綴りに変えた方がメタルっぽい 」
という案がメンバーから出たとか。

「メタルをしている人間は、ある種のオタクだ」
と、以前  Dan Vasc  (ダン・ヴァスク) は言っていたのだが、その典型的な例のようで、もし本当なら、ハロウィンのメンバー達の可愛げを感じる。


今回のカバーを、ダンは 2019 年 10 月、ハロウィンに合わせて発表した。

13 分を越える、
"Spooky!"  (不気味な)
大作で、ダンの動画の中でも最長だという。

いつものようにすばらしいギター演奏を披露した  VictorTheGuitarNerd  (ヴィクター・ザ・ギター・ナード) (#12 へ) に対しては、
「彼は本当にヒーローだ」
と賛辞を述べている。

また、
「もし速いメロディックなメタルが好きなら、俺のオリジナル曲も気に入ってくれると思う」
と、リンク先を指差している。

私の note 記事の #7〜8でも 、おもしろい逸話と共に紹介しているので、そちらも是非ご覧いただきたい。


ところで、つい先日の 10 月 23 日のインスタグラム投稿には、一瞬ギョッとした。
何と、ダンの顔に血しぶきが!

だが、私も彼の動画ならかなりの数を見てきたのだ。
おふざけ好きなのはわかっている。
ハロウィンに合わせて、ホラーメイクでも披露しているのだろう。

… そう思いながら続きを見ると、布で押さえた左手 → 廊下に点々と続く血痕 → 包帯でぐるぐる巻きの親指・中指・薬指 … 。

正真正銘、ダンの血だったのだ!

庭の木の枝が隣家の方にはみ出ているとのクレームを受け、
"machete"  (マチェーテ : 中南米で使われているナタ)
を使って枝を切っていたところ、指までざっくりやってしまったそうだ。

痛みに思わず左手を振り、顔に血が飛び散ったらしい。

5分弱で弟の  Davi  (ダヴィ) (#3・7〜8・12 へ) が駆けつけ、病院に搬送。

医師にケンカか?と聞かれ、なぜそんな質問を?と思っていたところ、母親が撮った写真を見て初めて顔の血に気付いたという。

中指と薬指の先端は縦に裂け、親指の傷は骨まで達する、ダンの人生最悪の大怪我である。

ただ、その投稿の BGM は、彼が大好きな米メタルバンド  Manowar  (マノウォー) (#36 へ) の  Blood Of The King  (ブラッド・オブ・ザ・キング : 王の血) 。

ファンを心配させないように、ひどい痛みでもやせ我慢し、笑顔でそんな冗談をかます。
我等がメタル王ダン・ヴァスクはきっと大丈夫だ。

実際、安静にと言われた3日間もウォーキングに出かけ、その後は左手首に補助器具を取り付けてまで筋トレする気満々なのである。

また、親指を怪我して思ったことは、
「ゲームができなくなると困る」
で、いかにもダンらしい。

とにかく1日も早く完治するよう、心から願っている。






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