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1on1は時間がかかるが、実は最も生産性や効率を高める!


1on1は、上司と部下の1対1の面談形式のコミュニケーションですが、私は以前からリーダーとして、メンバーの方と1on1を毎月2回、一回20分前後、欠かさず行なうことで、大きな成果を得る事ができました。

それは一言で言って、確実に「職場の心理的安全性を高める」ことができたことによるものです。

その具体的効果は。

1.相手の意見や考えを尊重する姿勢を示せる。

普段どうしても上意下達のコミュニケーションが多い中で、1on1を行う事は、忙しい上司が時間を作って、しっかりと部下の話を聴くことで、

部下は自分の意見や考えを落ち着いて話すことができ、部下がアイデアや提案を上申することもでき、部下の自己肯定感を高めることが可能となりました。


2.コミュニケーションの機会が自然に増えるため、関係性が深まる。


1on1では、上司と部下が二人だけで直接話をするため、お互いの価値観や考え、置かれて状況をより深く理解することができます。

そして時には、プライベートな事も部下の方から話してくれることで、部下の抱えている問題を知ることができ、部下への理解が深まります。

また、お互いのすれ違いも、実は頻繁に起こっており、信頼関係を深めるためには、コミュニケーションの頻度が大切で、定期的に部下との距離感を縮める事ができるのもメリットだと思います。


3.上司も部下の悩みや課題を理解することができ、さらに部下へのフィードバックを行う機会が増えるため、部下の成長が楽しみになります。


1on1で、上司は極力ティーチングを抑え、コーチング的にヨコの関係で関わることが必要です。

そいて部下がうまく行ったことや、うまく行かなかったことに対し、振り返りを行い、経験から学ぶ機会を作るとともに、

さらに上司のフィードバックも受けられることで、部下が実践活動の中から学ぶ機会に恵まれ、大きく成長することができます。



4.上司も大切な情報や、気がつかなかった視点に触れ、経営の効率が高まります。


私が最もありがたかったことは、いつの間にか独りよがりで考えていた事柄や、お客様に直接接している従業員の生の情報に触れられたことで、経営の効率が大きく上がったことです。



最後に、私のリーダーとしての経験から、時間に追われているリーダーの方に特に申し上げたい事は、

「どんなに忙しくても、リーダーは、コミュニケーションに時間とお金・労力をかける事が最も効率的だと」と言う事です。

私は長年のビジネスリーダーとしての経験からそう確信しています。

是非1on1で心理的安全性の高い職場を作っていただきたいと思います。


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