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前回の記事でキリスト教保育を行なっていることについて書きました。
そもそも「キリスト教保育」って何なのか。どういうことをしているのか。
聞き慣れなかったり、イメージが難しい方も多いのではないかと思います。
私は卒業した大学も、新卒から働いている保育園もキリスト教であるため、学生時代からキリスト教の考え方に触れてきました。
その中で私が思うキリスト教保育や、大切にされていることについて書いていこうと思います。

キリスト教保育、と聞くとかしこまったようなイメージを持つかも知れません。
私も大学に入るまではそのようなイメージを持っていました。
正直、礼拝の時間(チャペルアワーと呼んでいました)も足を運びにくいと思っていました。

ですが実際に触れてみるとそのイメージはすぐに砕かれました。

キリスト教保育では聖書の教えに基づいた考え方で保育を行い、子どもに関わっています。
その中で大切にしている考え方としては、

・子ども一人ひとりのありのままの姿を尊重し、自分自身を大切に思う気持ちが芽生える

ということです。
「ありのままの姿を尊重する」ということは子どと関わる上で重要なことではないでしょうか??
キリスト教保育でも、そうでない保育でも根っこにある大切にしたい思いは同じなのではないか、と私は思うのです。
上記のことに併せて、キリスト教保育ではイエス・キリストがいて守ってくださる、ということをお祈りや礼拝の時を持って子どもたちに知らせています。

自分が大切に思われ愛されている。

保育の中でそのことを実感し、自分自身を愛する心を養う。
自分を愛することで、周囲の人や世界を愛おしく思う気持ちが芽生える。

この愛と奉仕のサイクルを大切にしているのがキリスト教保育なのではないか、と私は考えています。
そして私自身もそのことを念頭に置いて子どもと関わるようにしています。
保育者の関わりが子どもたちから返ってくることも多く、同じ思いで過ごせることの幸せを感じる日々です。

お祈りや讃美歌、礼拝についても保育の一部としてでも決して無理強いすることはせず、活動の中に取り入れています。
礼拝を持つ意味や大切さ、讃美歌の種類などについては明日の投稿でお話しできたらと思います。



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